Tableau Server 2020.4 へのアップグレード
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アップグレード前の重要な情報
Tableau Server 2020.4 以降、相互 SSL 認証で構成された Tableau Server は、SHA-1 署名アルゴリズムを使うクライアント証明書によるユーザー認証をブロックします。SHA-1 クライアント証明書でログインしようとするユーザーには、「サインインできません」というエラーが表示されます。この変更への対応について詳しくは、 このナレッジベース記事をご覧ください。
この変更が行われた詳しい理由については、 Tableau コミュニティのこの投稿と、米国国立標準技術研究所の ハッシュ関数に関するポリシー (英語) をご覧ください。
アップグレード
アップグレードのガイド
- 2018.2 以降、Windows 版 Tableau Server をアップグレードする手順が変更されました。Tableau ヘルプで、 Tableau Server 2018.1.x 以前から Tableau サービスマネージャー搭載 Tableau Server へのアップグレードと、 アップグレードプロセスの変更についてご覧ください。
- アップグレードをできるだけシームレスに行えるように、 Tableau Server アップグレードガイドがすべての工程をサポートします。
- 作業を始める前に、最新の メンテナンスリリースをダウンロードしてください。
ユーザーへの情報提供
- 新機能をユーザーに知ってもらうには、「サーバー管理者の概要」をまず読んでいただくことをお勧めします。
- ユーザーに最新リリースの機能について知らせ、パワーユーザーに環境のテストを依頼し、 Tableau Desktop 2020.4 の新機能を確認するようにお伝えください。
情報の収集
概要
Tableau Server により、データの価値が企業全体に行き渡ります。Tableau Server は、導入、スケール、監視が簡単にできるプラットフォームです。
新機能
- Tableau Server 2020.4 の新機能
- オフラインマップのサポート
- Linux で利用可能になった Resource Monitoring Tool
- Azure を使用した外部リポジトリと Azure Key Vault
- Tableau Catalog やメタデータ API のインデックス作成制限の有効化と構成
変更点
- Tableau Server の変更点
- 次のページをご覧ください: Tableau Server 技術仕様
- 修正点をご覧ください: リリースノート
- 期待通りの動作が得られるかどうかを確認してください: 既知の問題
Tableau Server 2020.4 の新機能
まずはこちらをお読みください Windows 版 Tableau Server の新機能 | Linux 版 Tableau Server の新機能
アップグレード前に以下の最新のガイドをお読みください。
サーバー管理者とサイト管理者向けの新機能
Tableau Catalog やメタデータ API のインデックス作成制限の有効化と構成
Tableau Server でのオフラインマップの設定
- 特定のサイトの場合は、サイトの設定で [Web ページオブジェクトを有効にする] の選択を解除します。
- サーバー全体の場合は、構成キー
vizqlserver.web_page_objects_enabled
を false に設定します。
サーバーのサインイン時エラーで表示するカスタムのサインインメッセージ
クエリキャッシュのサイズの自動構成
Tableau Server アドオンの新機能
Linux 版 Tableau Server の Resource Monitoring Tool
Tableau サービスマネージャー (TSM)
Tableau Server 2018.2 から Windows 版と Linux 版の両方で、tabadmin に代わり Tableau サービスマネージャー (TSM) が利用できるようになりました。TSM は Web ベースの新しいサーバー構成管理アプリケーションであり、コマンドラインインターフェイス (CLI) と Web インターフェイス (どちらも新しい TSM REST API で操作可能) で、サーバー管理者のユーザーエクスペリエンスを一新します。
TSM の詳細については、以下の便利なリソースをご覧ください。
旧バージョンからのアップグレード
バージョン 2018.1 以前の Windows 版 Tableau Server のアップグレード
2018.2 以降、Windows 版で次の管理メンテナンスタスクが変更されました。
インストール - インストールプロセスが大幅に変更されました。インストールまたはアップグレードを開始する前に、必ずドキュメンテーションをお読みください。
アップグレード - アップグレード前のバージョンが 2018.2 以降か 2018.2 より以前かに応じて、アップグレードプロセスが新しく変更されました。アップグレードを行う前に、必ずお客様のシナリオに合ったアップグレード手順をお読みください。
アンインストール - アンインストールの方法も変更されました。バージョン 2018.2 以降では、Tableau のアップグレードが完了するまで、アンインストールを行う必要はありません。
次のビデオをご覧ください (英語): Tableau サービスマネージャー搭載の Tableau Server へのアップグレード
Linux 版 Tableau Server の 2018.2 へのアップグレード
- Linux 版 Tableau Server の場合は必ず、Tableau ヘルプの「Tableau Server on Linux の 10.5 からのアップグレード」で説明されている詳しい手順に従ってください。
- 重要: この手順を実行しない場合は、警告が表示されアップグレードがキャンセルされることがあります。なお、この追加手順を実行する必要があるのは、2018.2 へのアップグレード時の 1 回のみです。
Tableau Server を利用すると、ワークブックやデータ抽出を組織内の他のユーザーと共有できます。
さらに詳しい情報については、以下のリンクをご覧ください。
- 技術仕様
- Linux 版 Tableau Server の要件 (sudo/静的アドレス/ドライバー)
- Windows から Linux への移行
- Linux 版 Tableau Server のトラブルシューティング
- Linux: Tableau Server のインストールとアップグレードのトラブルシューティング
- Tableau サービスマネージャーは、以前のバージョンの Tableau Server から以下のツールを置き換えます。
- Tableau Server 構成ユーティリティ
- tabadmin コマンドラインユーティリティ
- Tableau Server Monitor
Tableau Server 上の抽出に関するトラブルシューティング
ユーザーが抽出のタスクを実行する際に次のような現象が発生している場合は、互換性の問題が発生している可能性があります。エラーを解消するには、次のナレッジベースの記事を参照するようにお伝えください。
- 「This workbook uses a .hyper extract and is not compatible with this version of Tableau. Open this workbook in Tableau 10.5 or later.」というメッセージが表示される。
- .hyper 形式の抽出を使用するワークブックで [バージョン名を付けてエクスポート] が淡色表示される。
- 「The document cannot be downgraded, because it contains direct connections to .hyper extracts.」というメッセージが表示される。
- アップグレード後にビューが変わる (空白になる、ビュー内のマークが少なくなる、サマリーのデータを確認すると NULL 値が増えている、ビュー自体で別の形状が使用されている)。
- Tableau Server にパブリッシュされた抽出データソースの更新の詳細については、Tableau ヘルプの「抽出を使用しているサーバーデータソースの更新」を参照してください。
ヘルプの利用
セルフサービス型リソース
テクニカルサポート
- 問題とすべてのエラーメッセージ (展開したもの) のスクリーンショット
- アップグレードプロセスをどこまで行ったか
- Server のログ
- 注: Tableau サービスマネージャーでは、UI からでも CLI からでも、直接ログファイルのスナップショットを作成して Tableau サポートに送信することができます。
- msinfo32.exe によるシステムレポート
- お電話を差し上げるご希望の時間