Tableau Server 2020.3 へのアップグレード

Tableau Server 2020.3 へのアップグレードをお考えですか。このページから始めましょう。

2018.2 以降、Windows 版で次の管理メンテナンスタスクが変更されました。

インストール - インストールプロセスが大幅に変更されました。インストールまたはアップグレードを開始する前に、必ずドキュメンテーションをお読みください。

アップグレード - アップグレード前のバージョンが 2018.2 以降か 2018.2 より以前かに応じて、アップグレードプロセスが新しく変更されました。アップグレードを行う前に、必ずお客様のシナリオに合ったアップグレード手順をお読みください。

アンインストール - アンインストールの方法も変更されました。バージョン 2018.2 以降では、Tableau のアップグレードが完了するまで、アンインストールを行う必要はありません。

Tableau サービスマネージャー搭載の Tableau Server へのアップグレード (英語) について、ビデオをご覧ください。

アップグレード

アップグレードのガイド

ユーザーへの情報提供

  • 新機能をユーザーに知ってもらうには、「サーバー管理者の概要」をまず読んでいただくことをお勧めします。
  • ユーザーに最新リリースの機能について知らせ、パワーユーザーに環境のテストを依頼し、Tableau Desktop 2020.3 の新機能を確認するようにお伝えください。

情報の収集

概要

Tableau Server により、データの価値が企業全体に行き渡ります。Tableau Server は、導入、スケール、監視が簡単にできるプラットフォームです。

新機能

  • Tableau Server 2020.3 の新機能
    • Server の「プリフライトチェック」
    • 抽出のためのサイトのタイムゾーン設定
    • 動的構成が可能なキー
    • 「サインイン時のライセンス付与」によるライセンス管理
  • Tableau Desktop 2020.3 の新機能
    • マッピングの機能強化
    • リレーションシップの機能強化
    • 動的パラメーターの強化

変更点

Tableau Server 2020.3 の新機能

まずはこちらをお読みください
Windows 版 Tableau Server の新機能 * Linux 版 Tableau Server の新機能

注: Tableau Server の製品ヘルプで、以下の Server アップグレード情報が更新されました。Tableau 開発チームによる最新の推奨事項が反映されています。


サーバー管理者とサイト管理者向けの新機能

Server の「プリフライトチェック」

Windows 版 Tableau Server のバージョン 2020.3 以降、Tableau Server のインストール時やアップグレード時に、プリフライトチェックが実行されるようになります。インストール時のプリフライトチェックでは、Tableau Server のインストールで問題を引き起こす、インストール先ディレクトリとデータディレクトリに関係した一般的なパーミッションの問題がないか調べられます。またアップグレード時には、パーミッションのほか、キーサービスでのポート競合の可能性も確認されます。さらに、パーミッションとポートの両方で、新しい tsm maintenance preflight-check コマンドが追加されました。

詳しくは、「Tableau Server のプリフライトチェック」をご覧ください。

抽出のためのサイトのタイムゾーン設定

サイトにある抽出ベースのデータソースでは、既定のタイムゾーンが協定世界時 (UTC) に設定されています。このバージョンから、サイト管理者は異なるタイムゾーンを設定できるようになりました。

詳しくは、「抽出のためのサイトのタイムゾーン設定」をご覧ください。

動的構成が可能なキーを一覧表示する新コマンド


バージョン 2020.3 で、動的構成が可能なキーをすべて表示する、Tableau サービスマネージャーの新しいコマンドが追加されました。この tsm configuration list-dynamic-keys コマンドを使うと、Tableau Server を再起動せずに変更できるすべての構成オプションが一覧表示されます。このコマンドにより、動的構成が可能なキーと、サーバーの再起動が必要なキーを区別して、それぞれをいつ設定するべきかを決められるようになります。

動的構成の機能はバージョン 2020.2 で登場しましたが、バージョン 2020.3 では、2020.2.0 にもあった動的構成が可能なログ記録オプションがさらに拡充されています。動的構成が可能なキーを使って構成を変更した場合や、 Tableau Server の動的トポロジの変更と同時に、動的構成が可能なキーを使って構成を変更した場合、Tableau Server を再起動する必要はありません。

動的構成が可能な新しいキーには、次のようなものがあります。

  • backgrounder.log.level
  • clustercontroller.log.level
  • dataserver.log.level
  • filestore.log.level
  • gateway.log.level
  • tdsservice.log.level
  • vizqlserver.log.level

新しいコマンドの詳細については、「 tsm configuration list-dynamic-keys」をご覧ください。バージョン 2020.2 で登場した動的構成の詳細については、「 動的構成」をご覧ください。ログ記録レベルの変更に関する詳細については、「 ロギングレベルの変更」をご覧ください。

サインイン時のライセンス付与によるユーザーグループのライセンス管理


管理者は、ユーザーグループを作成または変更する場合、そのユーザーグループに最小限のサイトロールを割り当て、サインイン時にライセンスを付与するように設定することができます。サインイン時のライセンス付与にすると、管理者はグループごとにサイトロールの機能を指定し、ユーザーが実際に必要としたときにライセンスをプロビジョニングできるため、ライセンス管理に伴う手作業が軽減されます。ユーザーがサインインするまでライセンスは付与されないため、管理者はアクティブではないユーザーにライセンスを付与しなくて済み、ライセンスのプロビジョニングを効率的に行えるようになります。

詳しくは、「サインイン時のライセンス付与」をご覧ください。

非アクティブなワークブックでの抽出更新の自動的な一時停止


Tableau はリソースを節約するために、非アクティブなワークブックでは抽出更新タスクを自動的に一時停止することができます。この機能は抽出の完全更新のみを対象としており、抽出の増分更新は対象外です。また、週に 1 回以上の頻度で実行する更新スケジュールのみが対象です。

詳しくは、「非アクティブなワークブックでの抽出更新の自動的な一時停止」をご覧ください。

管理ツールによる Catalog とメタデータ API のインデックス作成ステータス取得

Tableau Server 2020.3 には、Tableau Catalog と Tableau メタデータ API のインデックス作成ステータスを簡単に取得できる、次の 2 つの管理ツールが用意されています。

  • バックフィル API を使うと、最初の取り込みの進行状況をモニタリングして、そのステータスを検証することができます。詳しくは、「取り込みステータスの取得」をご覧ください。
  • 最初の取り込み後にイベント API を使うと、インデックス作成が期待通りに進んでいることを確認できます。詳しくは、「イベントステータスの取得」をご覧ください。

Tableau Server Data Management Add-on の新機能

Tableau Catalog の強化

Tableau Catalog は、Tableau Server と Tableau Online 用の Data Management Add-on (別途ライセンス) に含まれています。Tableau Catalog の詳細については、「 Tableau Catalog について」をご覧ください。

今回のリリースでは、次の機能が追加されています。

  • データ品質に関する警告を Tableau Desktop で表示 - データ品質に関する警告があるワークブックを Tableau Desktop で開くと、ワークブックのシートページで、[データ] タブに警告アイコン (青い円か、感嘆符付きの黄色い三角形) が表示されます。詳しくは、「データ品質に関する警告を設定する」をご覧ください。
  • 「機密データ」の警告タイプの追加 - この新しい警告タイプを使って、組織の機密データでデータ品質に関する警告を設定することができます。詳しくは、「データ品質に関する警告を設定する」をご覧ください。
  • 埋め込まれたアセットを一覧表示する [外部アセット] - 埋め込まれたアセットは、[外部アセット] ページで一覧表示できるようになりました。詳しくは、「インパクト分析での系列の使用」をご覧ください。
  • 外部アセットのタグ付け - データベースや表、列にタグを付けることができます。たとえば、個人情報がある表や列にタグ付けが可能です。詳しくは、Tableau Desktop と Web 作成のヘルプで「コンテンツのタグ付け」をご覧ください。

管理ツールによる Catalog とメタデータ API のインデックス作成ステータス取得

Tableau Server 2020.3 には、Tableau Catalog と Tableau メタデータ API のインデックス作成ステータスを簡単に取得できる、次の 2 つの管理ツールが用意されています。
バックフィル API を使うと、最初の取り込みの進行状況をモニタリングして、そのステータスを検証することができます。詳しくは、「取り込みステータスの取得」をご覧ください。
最初の取り込み後にイベント API を使うと、インデックス作成が期待通りに進んでいることを確認できます。詳しくは、「イベントステータスの取得」をご覧ください。

Tableau サービスマネージャー (TSM)

Tableau Server 2018.2 から Windows 版と Linux 版の両方で、tabadmin に代わり Tableau サービスマネージャー (TSM) が利用できるようになりました。TSM は Web ベースの新しいサーバー構成管理アプリケーションであり、コマンドラインインターフェイス (CLI) と Web インターフェイス (どちらも新しい TSM REST API で操作可能) で、サーバー管理者のユーザーエクスペリエンスを一新します。

TSM の詳細については、以下の便利なリソースをご覧ください。

Linux 版 Tableau Server のアップグレードに関する情報

Linux 版 Tableau Server を 2018.2 にアップグレードする場合の注意点

  • Linux 版 Tableau Server の場合は必ず、Tableau ヘルプの「Tableau Server on Linux の 10.5 からのアップグレード」で説明されている詳しい手順に従ってください。
  • 重要: この手順を実行しない場合は、警告が表示されアップグレードがキャンセルされることがあります。なお、この追加手順を実行する必要があるのは、2018.2 へのアップグレード時の 1 回のみです。
  • Tableau Server を利用すると、ワークブックやデータ抽出を組織内の他のユーザーと共有できます。

    さらに詳しい情報については、以下のリンクをご覧ください。

  • 技術仕様
  • Linux 版 Tableau Server の要件 (sudo/静的アドレス/ドライバー)
  • Windows から Linux への移行
  • Linux 版 Tableau Server のトラブルシューティング
  • Linux: Tableau Server のインストールとアップグレードのトラブルシューティング
  • Tableau サービスマネージャー は、以前のバージョンの Tableau Server から以下のツールを置き換えます。
    • Tableau Server 構成ユーティリティ
    • tabadmin コマンドラインユーティリティ
    • Tableau Server Monitor
  • Tableau Server 上の抽出に関するトラブルシューティング

    ヘルプの利用

    テクニカルサポート
    サポートケースを作成することができます。 ケース作成時は次の情報をご提供くださいますようお願いいたします。ご提供いただく情報によって、サポートにかかる時間が短縮される場合があります。
  • 問題とすべてのエラーメッセージ (展開したもの) のスクリーンショット
  • アップグレードプロセスをどこまで行ったか
  • Server のログ
  • 注: Tableau サービスマネージャーでは、UI からでも CLI からでも、直接ログファイルのスナップショットを作成して Tableau サポートに送信することができます。
  • msinfo32.exe によるシステムレポート
  • お電話を差し上げるご希望の時間

  • コンサルティングサービス
    Tableau のコンサルタントがアップグレードを支援し、データの価値を引き出すお手伝いをします。