Tableau Prep Builder 2019.2.2 へのアップグレード

Tableau Prep Builder 2019.2.2 にアップグレードする際に知っておくべきこと

概要

Tableau Prep Builder の概要

Tableau Prep Builder は、分析に必要なデータの結合、分析に適した形式への変換、クリーニングを、誰もが自信をもってすばやくできるように設計された Tableau 製品です。

Tableau Prep Builder の入手方法

Tableau Prep Builder は Tableau Desktop とともに、 Tableau Creator ライセンスプログラムに含まれています。また、Tableau Desktop をすでにご利用でメンテナンス契約をお持ちのお客様にも、メンテナンス契約に含まれるサービスとして Tableau Prep Builder をご利用いただけます。

Tableau Prep Builder を使い始めるために

Tableau Prep Builder 2019.2.2 の新機能

はじめに、Tableau でシニアプロダクトマネージャーを務める Rapinder Jawanda のブログをご覧ください。

Tableau Prep Builder の新機能: ODBC による接続性の強化とこれまでより簡単になったフローの整理

注: バージョン 2019.1.2 より、Tableau Prep は Tableau Prep Builder という名称に変わりました。これは、アドオンとして Tableau Server で使用する新しい Tableau Prep Conductor と区別するための変更です。Conductor を使用することで、Tableau Desktop の Prep Builder で実行した作業を保存し、一元管理されたスケーラブルかつ信頼性の高いサーバー環境で実行できます。これによってデータは常に最新に維持され、簡単に共有できます。


Tableau Prep Builder とサポートナレッジベースに新たに 2 言語を追加

サポート言語に中国語 (繁体字) と英語 (イギリス) を追加

Tableau Prep Builder の最新バージョン (2019.2.1) のリリースで、サポート言語に中国語 (繁体字) (zh-TW) と英語 (イギリス) (en-GB) の 2 言語が新たに追加されました。今回新しく言語を追加したのは、世界中で Tableau のお客様が急増している状況で、お客様に母国語で Tableau を利用していただくためです。

サポートナレッジベースも 10 言語すべてでご覧いただけます。

データへの接続

その他のデータベース (ODBC) コネクタでさらに多くのデータに接続 


接続するデータソースが [ 接続 ] ペインのリストにない場合でも、SQL 標準をサポートし ODBC API を実装している その他のデータベース (ODBC) コネクタを使えば、あらゆるデータソースに接続できます。この その他のデータベース (ODBC) コネクタを使うと、Tableau Desktop で同名のコネクタを使った場合と同様にデータに接続できますが、以下のように異なる点もいくつかあります。
  • DSN (データソース名) オプションを使った接続のみ行えます。
  • Tableau Server にフローをパブリッシュして実行する場合は、同じ名前の DSN でサーバーを構成する必要があります。
  • Windows と Mac OS の接続オプションは同じです。ODBC ドライバー (Windows) の接続属性の入力はサポートされていません。
  • Tableau Prep Builder は 64 ビットドライバーのみサポートしています。
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その他のデータベース (ODBC) コネクタを使ったデータ接続の詳細は、「 データへの接続」をご覧ください。 

データ接続時の初期 SQL コマンドを指定 

データベースへの接続で初期 SQL コマンドを指定できるようになりました (データベースが対応している場合)。このコマンドは、データベース接続時に実行されます。たとえば Amazon Redshift への接続では、入力ステップにフィルターを追加する場合と同様に、データベースへの接続時にフィルターを適用する SQL ステートメントを入力できます。指定した SQL コマンドは、データがサンプリングされて Tableau Prep Builder に読み込まれる前に実行されます。

初期 SQL コマンドを変更して入力ステップを更新すると、初期 SQL コマンドは再び実行されて入力ステップも更新されます。また、フローを実行すると、全データの処理前に初期 SQL コマンドが実行されます。Tableau Server でフローの実行スケジュールを設定している場合は、データが読み込まれるたびに初期 SQL も実行されます。

注: Tableau Prep Builder の初期 SQL では、パラメーターはまだサポートされていません。

詳しくは「データへの接続」をご覧ください。

データの検証とフィルタリング

データのクリーニングで、必要なフィールドのみを保持 


これまでのリリースでも、入力ステップではデータ接続後にチェックボックスをオフにして、不要なフィールドを削除することができました。また、クリーニングやアクションのステップでは、1 つ以上のフィールドを選択して右クリックすると削除できました。今回のリリースでは、プロファイルペインやデータグリッドで 1 つ以上のフィールドを選択し、右クリックして選択済みフィールドのみを保持すると、他の全フィールドが削除されます。

詳しくは「フィールドの保持または削除」をご覧ください。

データのクリーニングと分析に適した形式への変換

フローでステップの配置を変更 


複雑で大きなフローを作成したときに、Tableau Prep Builder の既定のレイアウトではそのフローの把握が難しかったという経験はありませんか? 今回のリリースでは、キャンバスでステップを選択して移動し、フローをわかりやすい形に整理できるようになりました。たとえば、フローの線の交差を修正する、フローのステップを移動して余分な空白部分を減らす、フローのステップの配置を変えて操作の流れをわかりやすくするなどの整理を行えます。

この新機能では、フローで 1 つ以上のステップを選択して上下左右にドラッグし、移動したい位置にドロップすることができます。

注: 多少の制限があります。フローのステップは、左から右の処理の流れに沿わない位置には移動できません。移動できる位置にフローのステップをドラッグすると、オレンジ色のボックスが表示されます。移動できない位置の場合はオレンジ色のボックスが表示されず、ドロップしようとするとステップは元の位置に戻ります。

詳しくは「フローの構築」をご覧ください。

互換性

Tableau Prep Builder は、Tableau Desktop、Tableau Server、Tableau Online とシームレスに連携するスタンドアローン製品です。Tableau Prep Builder で作業中のどの時点でも、データの抽出ファイルの作成や、Tableau Server または Tableau Online へのデータソースのパブリッシュができるほか、Tableau Prep Builder から直接 Tableau Desktop を開いてデータをプレビューすることができます。

  • Tableau Prep Builder は Windows および Mac 上で動作します。10.0 以降のバージョンの Tableau で使用可能な Tableau データ抽出ファイル (.tde および .hyper) や CSV ファイルを作成することができます。
  • Tableau Prep Builder では、Tableau Desktop、Server および Online で利用できるデータソースの多くに接続できます。Tableau でサポートされる全データソースのリストについては、こちらをクリックしてください。
  • データソースによっては、データに接続する前にドライバーのインストールが必要になることがあります。この場合には、ドライバーのダウンロードページをご覧ください。

より短時間でインサイトを得るための新しいワークスペース

Tableau Prep Builder は、Tableau のデータコネクタや計算言語、ガバナンス構造を使っているので短期間で使いこなせるようになり、分析プロセスのどの時点でもすぐにコラボレーションを行うことができます。

Tableau Prep Builder のワークスペースは、接続ペイン、変更内容ペイン、および連携する 3 つの領域で構成されており、データ操作と分析がしやすいようデザインされています。

  1. 接続ペイン: 接続ペインは、接続先のデータベースとファイルを表示します。1 つ以上のデータベースへの接続を追加して、分析対象の表をフローペインにドラッグします。 
  2. フローペイン: データ接続、クリーニング、分析に適した形式への変換、結合と進むにつれて、各ステップがフローペインに表示されます。各ステップの上部にあるアイコンにカーソルを合わせると、変更内容が表示されます。 
  3. プロファイルペイン: ワークスペースの中央にあるプロファイルペインは、データサンプルに含まれる各フィールドのサマリーを表示します。ここで、ユーザーはデータの形状を確認し、外れ値や NULL をすばやく見つけることができます。
  4. 変更内容ペイン: Tableau Prep Builder は、変更が行われた順序で変更内容を記録するので、必要に応じていつでも変更内容の確認や編集をすることができます。
  5. データグリッド: データグリッドは、データの行レベルの詳細を表示します。表示された値には、プロファイルペインで定義された処理が反映されています。このグリッドで、個々のフィールド値のフィルタリング、保持、および除外を実行することができ、さらに、フィールドをドラッグ & ドロップして表示順序を変更することができます。

製品のヘルプにあるワークスペースで、ビデオなどによる詳細な説明をご確認いただけます。

出力結果の保存と共有

出力内容の定義

Tableau Prep Builder では、次の 3 つのタイプのファイルを保存できます。

  1. フローが含まれる .tfl ファイル
  2. フローおよびローカルのファイルベースのデータソース (Excel やテキストファイルなど) が含まれる .tflx ファイル
  3. フローの実行結果が含まれる出力ファイル

出力ファイルは、.hyper、.tde、および .csv 形式で保存することができ、出力ステップで定義されます。出力ファイルは、Tableau Desktop で開き、Tableau Server または Tableau Online へパブリッシュできます。

Tableau Desktop

Tableau Desktop でフローを実行すると、Tableau のバージョンに応じて .tde または .hyper のどちらかの Tableau データ抽出ファイルが生成されます。どちらも [データソース] フォルダーにある Tableau リポジトリに保存されます。また、準備したデータを他のツールやプロセスで使用する必要がある場合には、.csv ファイルに出力することもできます。

注: 抽出ファイル (.tde または .hyper のどちらでも) と、それに基づくワークブックを作成後、異なるバージョンの Tableau で使用する場合には、他の使用状況で適用されるのと同じ互換性のルールが適用されます。詳細については、「バージョン間でワークブックの互換性があるようにする」を参照してください。

Tableau Server

出力結果を Tableau Server にパブリッシュするには、Tableau Prep Builder で [パブリッシュ] メニューを使用します。Tableau Prep Builder からパブリッシュのリクエストを受信するには、Tableau Server REST API を有効にしなければなりません。詳しくは、「REST API 要件」をご覧ください。

Tableau Online

また、Tableau Prep Builder の [パブリッシュ] メニューを使用して、出力結果を .hyper 抽出ファイル、.tde 抽出ファイル、または .csv ファイルとして Tableau Online にパブリッシュして、クリーニング、書式設定および結合済みのデータへの一元的なアクセスを提供することもできます。

より迅速な Tableau Prep Builder のアップデート

Tableau はハイペースで開発を続けており、Tableau Desktop や Tableau Server、Tableau Online のリリースサイクルとは別に、Tableau Prep Builder の新機能を頻繁にリリースしていく予定です。今後、新機能や製品の修正を入手するには、最新バージョンの Tableau Prep Builder にアップグレードしてください。

このサイトでは、定期的に新しいリンクを掲載し、コミュニティのユーザーシナリオや製品情報、特に、最新の方法で高速かつ効率的に楽しくデータ準備を行う秘訣を紹介します。

その他のリソース

どうすれば Tableau Prep Builder を入手できますか?

Tableau Prep Builder は、サブスクリプション形式の製品で Tableau Creator ライセンスプログラムに含まれています。Tableau Desktop を既にご利用で、メンテナンス契約をお持ちのユーザーは、メンテナンス契約の一環として、Tableau Prep Builder をダウンロードし、使用することができます。Tableau Prep Builder をまだダウンロードしていない場合は、こちらのページにアクセスするか、このアップグレードページの上部にあるダウンロードボタンをクリックするだけでダウンロードできます。これらの方法では常に、Prep Builder の最新バージョンがダウンロードされます。

ライセンスの状態が不明な場合は、まず「Tableau Desktop および Tableau Prep Builder でのライセンスの維持」をお読みください。

まずは Tableau Prep Builder を無料でお試しください

Tableau Prep Builder の 14 日間無料トライアル版は、こちらからダウンロードできます。
技術仕様を確認する

Tableau Prep Builder の技術要件は、こちらで確認することができます。
Tableau Prep Builder リリースノート

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