Tableau Prep Builder 2019.3.1 へのアップグレード

Tableau Prep Builder 2019.3.1 にアップグレードする際に知っておくべきこと

概要

Tableau Prep Builder の概要

Tableau Prep Builder は、分析に必要なデータの結合、分析に適した形式への変換、クリーニングを、誰もが自信をもってすばやくできるように設計された Tableau 製品です。

Tableau Prep Builder の入手方法

Tableau Prep Builder は Tableau Desktop とともに、 Tableau Creator ライセンスプログラムに含まれています。また、Tableau Desktop をすでにご利用でメンテナンス契約をお持ちのお客様にも、メンテナンス契約に含まれるサービスとして Tableau Prep Builder をご利用いただけます。

Tableau Prep Builder を使い始めるために

Tableau Prep Builder 2019.3.1 の新機能

はじめに、Tableau でシニアソフトウェアエンジニアを務める Anton Grinevskij のブログをご覧ください。

Tableau Prep フローにおけるカスタムの R および Python スクリプトに対するサポートの開始

注: バージョン 2019.1.2 より、Tableau Prep は Tableau Prep Builder という名称に変わりました。これは、アドオンとして Tableau Server で使用する新しい Tableau Prep Conductor と区別するための変更です。Conductor を使用することで、Tableau Desktop の Prep Builder で実行した作業を保存し、一元管理されたスケーラブルかつ信頼性の高いサーバー環境で実行できます。これによってデータは常に最新に維持され、簡単に共有できます。


新しい言語の追加: イタリア語

Tableau Prep Builder およびサポートナレッジベースがイタリア語で利用できるようになりました。  


Tableau Prep Builder 2019.3.1、Tableau Desktop および Server 2019.3 より、サポート言語にイタリア語が追加されました。Tableau のお客様は世界中にいるため、できる限りお客様が母国語で利用できるようにしたいと考えています。

サポートナレッジベースも 11 言語すべてでご覧いただけます。

データへの接続

Google BigQuery を使用してデータに接続   


Google BigQuery を使用して、クラウド上にあるさらに多くのデータに接続できます。Tableau Desktop と同様に、Google OAuth 接続を設定した場合、Google BigQuery に保存されているデータに接続して、Tableau Server および Tableau Online にもフローをパブリッシュできるようになりました。

注: Tableau Prep Builder は現在、Google BigQuery カスタム属性の使用をサポートしていません。

Google BigQuery への接続の詳細については、Tableau Desktop ヘルプの「Google BigQuery」をご覧ください。デーへの接続とフローの構築に関する詳細については、「データへの接続」をご覧ください。

パブリッシュされたデータソースに接続してフローを入力  


Tableau Desktop から生成してデータソースをパブリッシュした場合、または Tableau Prep Builder からの出力として生成して Tableau Server または Tableau Online にパブリッシュした場合のどちらでも、パブリッシュされたデータソースに接続してフローの入力データソースとして使用できるようになりました。

[接続] ペインで [Tableau Server] を選択し、サーバーまたはサイトにサインインするだけです。サインインすると、利用可能なデータソースが表示されます。データソースを選択するか、検索オプションを使用してデータソースを見つけ、[フロー] ペインにドラッグしてフローを開始します。

注: ユーザーフィルターを含むパブリッシュされたデータソースは、現在サポートされていません。

デーへの接続とフローの構築に関する詳細については、「データへの接続」をご覧ください。

作業の保存と共有

互換性のない機能をフローの構築時に認識   


Tableau Prep Builder は、新しいバージョンが毎月リリースされています。新しい機能やコネクタが導入された新しいバージョンを使用して、Tableau Server または Tableau Online の古いバージョンにフローをパブリッシュする場合は、互換性が問題になる場合があります。現在、互換性のない機能がある場合はフローをパブリッシュする際に表示されますが、その時点ではすでにフローを構築済みであり、戻って互換性のない機能を削除するのは時間がかかり、フラストレーションの元となります。

今回のリリースでは互換性に関するアラートの透明性が強化され、フローの構築中に、互換性のない機能が表示されるようになりました。そのため、機能を含めようとする時点で、情報に基づいて判断できるようになります。

Tableau Server にサインインし、フローを作成していく中で、お使いの Tableau Server のバージョンでサポートされていない機能を選択するとアラートが表示されます。キャンバスの上部右側にある [アラート] をクリックすると、すべてのアラートおよびエラーを見ることができます。またはそのステップでアラートにカーソルを合わせるか、フローペインで注釈にカーソルを合わせると、アラートの詳細が表示されます。

[フローで見る] リンクをクリックすると、アラートが関連付けられているステップ、注釈、フィールド、または変更にすばやく移動できます。ステップ、フィールド、変更はすべてアラートアイコンが付けられ、ハイライトされるため、問題を素早く見つけて対処し、フローの構築を続けることができます。

互換性に関する問題の解決については、「Tableau Prep とのバージョン互換性」をご覧ください。

データのクリーニングと分析に適した形式への変換

フローで R および Python スクリプトを使用する   


R および Python スクリプトを使用して、さらに複雑なクリーニング操作を実行、またはフローに予測モデルデータを組み込めるようになりました。Rserve または TabPy を使用して R または Python スクリプトのステップで入力としてフローからデータを渡すことができ、その後、返された出力データを、Tableau Prep Builder の機能を使用して引き続きクリーニングすることができます。

フローにスクリプトを含める方法の詳細については、「フローで R および Python スクリプトを使用する」をご覧ください。

フローのデータを最新に保つ

Tableau Online へのフローのパブリッシュ   


フローを Tableau Server または Tableau Online にパブリッシュできるようになりました。また、データを常に最新に維持するために、スケジュールしてフローを実行できるようになりました。Tableau Online は、オンプレミスのデータソースへの直接接続はサポートしていません。オンプレミスのデータソースに接続する Tableau Online にフローをパブリッシュする場合は、接続を編集して、パブリッシュされたデータソースへの接続に自動的に変換されるようにすることが可能です。

Tableau Online へのフローのパブリッシュについて、詳しくは「Tableau Server または Tableau Online へのフローのパブリッシュ」をご覧ください。

Tableau Prep Conductor および Tableau Online

Data Management Add-on の一部   


Tableau Prep Conductor は、Tableau Server および Tableau Online 向けに別途ライセンス提供される Data Management Add-on に含まれています。Tableau Prep Conductor は、Tableau Online のスケジュールおよび追跡機能を活用します。これにより、データが変更されるたびに Tableau Prep にログインして個別のフローを手動で実行するのではなく、フローの実行を自動化してフロー出力を更新することができます。

詳細については、「Tableau Prep Conductor」および「Data Management Add-on のライセンス」をご覧ください。

互換性

Tableau Prep Builder は、Tableau Desktop、Tableau Server、Tableau Online とシームレスに連携するスタンドアローン製品です。Tableau Prep Builder で作業中のどの時点でも、データの抽出ファイルの作成や、Tableau Server または Tableau Online へのデータソースのパブリッシュができるほか、Tableau Prep Builder から直接 Tableau Desktop を開いてデータをプレビューすることができます。

  • Tableau Prep Builder は Windows および Mac 上で動作します。10.0 以降のバージョンの Tableau で使用可能な Tableau データ抽出ファイル (.tde および .hyper) や CSV ファイルを作成することができます。
  • Tableau Prep Builder では、Tableau Desktop、Server および Online で利用できるデータソースの多くに接続できます。Tableau でサポートされる全データソースのリストについては、こちらをクリックしてください。
  • データソースによっては、データに接続する前にドライバーのインストールが必要になることがあります。この場合には、ドライバーのダウンロードページをご覧ください。

より短時間でインサイトを得るための新しいワークスペース

Tableau Prep Builder は、Tableau のデータコネクタや計算言語、ガバナンス構造を使っているので短期間で使いこなせるようになり、分析プロセスのどの時点でもすぐにコラボレーションを行うことができます。

Tableau Prep Builder のワークスペースは、接続ペイン、変更内容ペイン、および連携する 3 つの領域で構成されており、データ操作と分析がしやすいようデザインされています。

  1. 接続ペイン: 接続ペインは、接続先のデータベースとファイルを表示します。1 つ以上のデータベースへの接続を追加して、分析対象の表をフローペインにドラッグします。 
  2. フローペイン: データ接続、クリーニング、分析に適した形式への変換、結合と進むにつれて、各ステップがフローペインに表示されます。各ステップの上部にあるアイコンにカーソルを合わせると、変更内容が表示されます。 
  3. プロファイルペイン: ワークスペースの中央にあるプロファイルペインは、データサンプルに含まれる各フィールドのサマリーを表示します。ここで、ユーザーはデータの形状を確認し、外れ値や NULL をすばやく見つけることができます。
  4. 変更内容ペイン: Tableau Prep Builder は、変更が行われた順序で変更内容を記録するので、必要に応じていつでも変更内容の確認や編集をすることができます。
  5. データグリッド: データグリッドは、データの行レベルの詳細を表示します。表示された値には、プロファイルペインで定義された処理が反映されています。このグリッドで、個々のフィールド値のフィルタリング、保持、および除外を実行することができ、さらに、フィールドをドラッグ & ドロップして表示順序を変更することができます。

製品のヘルプにあるワークスペースで、ビデオなどによる詳細な説明をご確認いただけます。

出力結果の保存と共有

出力内容の定義

Tableau Prep Builder では、次の 3 つのタイプのファイルを保存できます。

  1. フローが含まれる .tfl ファイル
  2. フローおよびローカルのファイルベースのデータソース (Excel やテキストファイルなど) が含まれる .tflx ファイル
  3. フローの実行結果が含まれる出力ファイル

出力ファイルは、.hyper、.tde、および .csv 形式で保存することができ、出力ステップで定義されます。出力ファイルは、Tableau Desktop で開き、Tableau Server または Tableau Online へパブリッシュできます。

Tableau Desktop

Tableau Desktop でフローを実行すると、Tableau のバージョンに応じて .tde または .hyper のどちらかの Tableau データ抽出ファイルが生成されます。どちらも [データソース] フォルダーにある Tableau リポジトリに保存されます。また、準備したデータを他のツールやプロセスで使用する必要がある場合には、.csv ファイルに出力することもできます。

注: 抽出ファイル (.tde または .hyper のどちらでも) と、それに基づくワークブックを作成後、異なるバージョンの Tableau で使用する場合には、他の使用状況で適用されるのと同じ互換性のルールが適用されます。詳細については、「バージョン間でワークブックの互換性があるようにする」を参照してください。

Tableau Server

出力結果を Tableau Server にパブリッシュするには、Tableau Prep Builder で [パブリッシュ] メニューを使用します。Tableau Prep Builder からパブリッシュのリクエストを受信するには、Tableau Server REST API を有効にする必要があります。詳しくは、「REST API 要件」をご覧ください。

Tableau Online

また、Tableau Prep Builder の [パブリッシュ] メニューを使用して、出力結果を .hyper 抽出ファイル、.tde 抽出ファイル、または .csv ファイルとして Tableau Online にパブリッシュして、クリーニング、書式設定および結合済みのデータへの一元的なアクセスを提供することもできます。

より頻繁な Tableau Prep Builder のアップデート

Tableau はハイペースで開発を続けており、Tableau Desktop や Tableau Server、Tableau Online のリリースサイクルとは別に、Tableau Prep Builder の新機能を頻繁にリリースしていく予定です。今後、新機能や製品の修正を入手するには、最新バージョンの Tableau Prep Builder にアップグレードしてください。

このサイトでは、定期的に新しいリンクを掲載し、コミュニティのユーザーシナリオや製品情報、特に、最新の方法で高速かつ効率的に楽しくデータ準備を行う秘訣を紹介します。

その他のリソース

どうすれば Tableau Prep Builder を入手できますか?

Tableau Prep Builder は、サブスクリプション形式の製品で Tableau Creator ライセンスプログラムに含まれています。Tableau Desktop を既にご利用で、メンテナンス契約をお持ちのユーザーは、メンテナンス契約の一環として、Tableau Prep Builder をダウンロードし、使用することができます。Tableau Prep Builder をまだダウンロードしていない場合は、こちらのページにアクセスするか、このアップグレードページの上部にあるダウンロードボタンをクリックするとダウンロードできます。これらの方法では常に、Prep Builder の最新バージョンがダウンロードされます。

ライセンスの状態が不明な場合は、まず「Tableau Desktop および Tableau Prep Builder でのライセンスの維持」をお読みください。

まずは Tableau Prep Builder を無料でお試しください

Tableau Prep Builder の 14 日間無料トライアル版は、こちらからダウンロードできます。
技術仕様を確認する

Tableau Prep Builder の技術要件は、こちらで確認することができます。
Tableau Prep Builder リリースノート

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