Tableau Prep 2018.3.3 へのアップグレード

Tableau Prep 2018.3.3 にアップグレードする際に知っておくべきこと

概要

Tableau Prep の概要

Tableau Prep は、分析に必要なデータの結合、分析に適した形式への変換、クリーニングを、誰もが自信をもってすばやくできるように設計された Tableau 製品です。

Tableau Prep の入手方法

Tableau Prep は Tableau Desktop とともに、 Tableau Creator ライセンスプログラムに含まれています。また、Tableau Desktop をすでにご利用で保守契約をお持ちのお客様にも、保守契約に含まれるサービスとして Tableau Prep をご利用いただけます。

Tableau Prep を使い始めるために

Tableau Prep 2018.3.3 の新機能

はじめに、Tableau でプロダクトマネージャーを務める Maraki Ketema のブログをご覧ください。
Tableau Prep の新機能: ステップとクリーニング操作の再利用、フローのハイライト


データへの接続

新たに追加されたファイルでユニオンへのインプットが自動的に更新される


Microsoft Excel またはテキスト (.csv) ファイルの検索およびユニオンのためにインプットステップでワイルドカード検索を使用した場合、その検索パターンに一致するファイルが同じフォルダーに追加されていると、次にフローを開いたときまたはコマンドラインからフローを実行したときに、そのファイルはユニオンに自動的に追加されます。

注: パッケージフローファイル (.tflx) の場合、ファイルはすでにフローと一緒にパッケージ化されているため、新しいファイルを自動的には取得しません。新しいファイルを含めるには、フローファイル(.tfl) を開いて新しいファイルを取得してから、フローを再パッケージして新しいファイルデータを含めます。

インプットステップでのファイルのユニオンの詳細については、「ファイルおよびデータベース表用のワイルドカードユニオンの使用」を参照してください。

データのクリーニングと加工

クリーニング操作の再利用


データをクリーニングする場合、フロー全体を通じて同じクリーニング操作やアクションを何度も実行しているはずです。そこで、より効率的にデータのクリーニングや加工ができるようにするために、フロー全体に渡ってそのような操作やアクションをコピー & ペーストできる機能を追加しました。これにより、クリーニング操作やアクションを一度実行するだけで、あとは必要なときに必要な場所で再利用できます。
  • 1 つ以上のステップをコピーして、フローの異なる部分に適用できます。このオプションは、ワイルドカードユニオンを含むインプットステップには適用されません。
  • 1 つのステップで [変更内容] ペインから操作をコピーし、別のステップで [変更内容] ペインにペーストしてそのステップに同じ操作を適用します。
  • [変更内容] ペインから [プロファイル] ペインにドラッグ & ドロップして、その操作を別のフィールドに適用します。また、[変更内容] ペインで操作をコピーし、ステップの他のフィールドにドラッグ & ドロップして、その操作を複数のフィールドに適用できます。このオプションは、計算フィールドなどの複数のフィールドに影響する操作には利用できません。

詳しくは、「 クリーニング操作の再利用」を参照してください。

余分なホワイトスペースの削除


2 つの新しい簡易クリーニング操作を追加しました。これにより、フィールド値内の余分なホワイトスペースの削除が可能です。
  • 余分なスペースの削除: このオプションをテキストフィールド値に使用して、テキスト前後のホワイトスペースを削除、および文字間の余分なホワイトスペースを単一のスペースに置き換えます。
  • すべてのスペースの削除: このオプションを使用して、テキスト前後および文字間を含むすべてのホワイトスペースを削除します。

詳しくは、「 同じ値のばらつきのクリーニング (修正)」を参照してください。

データの検証とフィルタリング

フロー内でのフィールドの使用場所を迅速に検索


フローを構築する際に、期待したフィールド値が表示されない場合、フィールドが使用されたすべての場所を簡単に追跡できるようになりました。フィールドがどこに由来するかまで追跡できます。ステップの [プロファイル] ペインまたは [結果] ペインでフィールドを選択するだけで、フローペインでそのステップがハイライトされます。これにより、フロー内でのそのフィールドのパスが表示されるため、今までよりも簡単にフローをトラブルシューティングできます。

詳しくは「フロー内のフィールドの追跡」を参照してください。

その他の機能強化

Tableau Prep で複数のウィンドウを同時に開く


現在作業中のウィンドウを置き換えるのではなく、Windows または Mac で [ファイル] > [新規] とクリックして新しいウィンドウを開くことができます。フローファイル (.tfl または .tflx) を開く場合にこのアクションで新しいウィンドウを開くことで、同時に複数のフローの作業や比較が簡単にできます。

利用状況レポートをインストール後にオフにする


Tableau Prep の向上に役立てるために、利用パターンのデータを Tableau に共有していただくことができます。具体的なユーザーデータは収集しません。匿名の利用データのみ収集します。例えば、データソースの接続タイプ (.csv、sql または Amazon Redshift)、大規模なデータセットまたは小規模なデータセット、フロー内のステップ数または使用された操作タイプ (ステップ名や使用された式などのデータ詳細は含まれません) などです。

データは機密情報として扱われ、誰にも共有されることはありません。ただし、インストール後にこのオプションをオフにすることも可能です。[ヘルプ] > [設定とパフォーマンス] に進み、[データの使用状況を共有して Tableau を改善する] をクリックしてチェックマークをクリアします。

詳細については、Tableau Desktop および Tableau Prep 導入ガイドの「利用状況レポート」を参照してください。

互換性

Tableau Prep は、Tableau Desktop、Tableau Server、Tableau Online とシームレスに連携するスタンドアローン製品です。Tableau Prep で作業中のどの時点でも、データの抽出ファイルを作成したり、Tableau Server または Tableau Online にデータソースをパブリッシュしたり、さらには Tableau Prep から直接 Tableau Desktop を開いてデータをプレビューすることができます。

  • Tableau Prep は Windows および Mac 上で動作します。10.0 以降のバージョンの Tableau で使用可能な Tableau データ抽出ファイル (.tde および .hyper) や CSV ファイルを作成することができます。
  • Tableau Prep では、Tableau Desktop、Server および Online で利用できるデータソースの多くに接続できます。Tableau でサポートされる全データソースのリストについては、こちらをクリックしてください。
  • データソースによっては、データに接続する前にドライバーのインストールが必要になることがあります。この場合には、ドライバーのダウンロードページをご覧ください。

より短時間でインサイトを得るための新しいワークスペース

Tableau Prep は、Tableau のデータコネクタや計算言語、ガバナンス構造を使っているので短期間で使いこなせるようになり、分析プロセスのどの時点でもすぐにコラボレーションを行うことができます。

Tableau Prep のワークスペースは、接続ペイン、変更内容ペイン、および連携する 3 つの領域で構成されており、データ操作と分析がしやすいようデザインされています。

  1. 接続ペイン: 接続ペインは、接続先のデータベースとファイルを表示します。1 つ以上のベータベースへの接続を追加して、分析対象の表をフローペインにドラッグします。 
  2. フローペイン: データ接続、クリーニング、分析に適した形式への変換、結合と進むにつれて、各ステップがフローペインに表示されます。各ステップの上部にあるアイコンにカーソルを合わせると、変更内容が表示されます。 
  3. プロファイルペイン: ワークスペースの中央にあるプロファイルペインは、データサンプルに含まれる各フィールドのサマリーを表示します。ここで、ユーザーはデータの形状を確認し、外れ値や NULL をすばやく見つけることができます。
  4. 変更内容ペイン: Tableau Prep は、変更が行われた順序で変更内容を記録するので、必要に応じていつでも変更内容の確認や編集をすることができます。
  5. データグリッド: データグリッドは、データの行レベルの詳細を表示します。表示された値には、プロファイルペインで定義された処理が反映されています。このグリッドで、個々のフィールド値のフィルタリング、保持、および除外を実行することができ、さらに、フィールドをドラッグ & ドロップして表示順序を変更することができます。

製品のヘルプにあるワークスペースで、ビデオなどによる詳細な説明をご確認いただけます。

出力結果の保存と共有

出力内容の定義

Tableau Prep では、次の 3 つのタイプのファイルを保存できます。

  1. フローが含まれる .tfl ファイル
  2. フローおよびローカルのファイルベースのデータソース (Excel やテキストファイルなど) が含まれる .tflx ファイル
  3. フローの実行結果が含まれる出力ファイル

出力ファイルは、.hyper、.tde、および .csv 形式で保存することができ、出力ステップで定義されます。出力ファイルは、Tableau Desktop で開き、Tableau Server または Tableau Online へパブリッシュできます。

Tableau Desktop

Tableau Desktop でフローを実行すると、Tableau のバージョンに応じて .tde または .hyper のどちらかの Tableau データ抽出ファイルが生成されます。どちらも [データソース] フォルダーにある Tableau リポジトリに保存されます。また、準備したデータを他のツールやプロセスで使用する必要がある場合には、.csv ファイルに出力することもできます。

注: 抽出ファイル (.tde または .hyper のどちらでも) と、それに基づくワークブックを作成後、異なるバージョンの Tableau で使用する場合には、他の使用状況で適用されるのと同じ互換性のルールが適用されます。詳細については、「バージョン間でワークブックの互換性があるようにする」を参照してください。

Tableau Server

出力結果を Tableau Server にパブリッシュするには、Tableau Prep で [パブリッシュ] メニューを使用します。Tableau Prep からパブリッシュのリクエストを受信するには、Tableau Server REST API を有効にしなければなりません。詳しくは、「REST API 要件」をご覧ください。

Tableau Online

また、Tableau Prep の [パブリッシュ] メニューを使用して、出力結果を .hyper 抽出ファイル、.tde 抽出ファイル、または .csv ファイルとして Tableau Online にパブリッシュして、クリーニング、書式設定および結合済みのデータへの一元的なアクセスを提供することもできます。

より迅速な Tableau Prep のアップデート

Tableau はハイペースで開発を続けており、Tableau Desktop や Tableau Server、Tableau Online のリリースサイクルとは別に、Tableau Prep の新機能を頻繁にリリースしていく予定です。今後、新機能や製品の修正を入手するには、最新バージョンの Tableau Prep にアップグレードしてください。

このサイトでは、定期的に新しいリンクを掲載し、コミュニティのユーザーシナリオや製品情報、特に、最新の方法で高速かつ効率的に楽しくデータ準備を行う秘訣を紹介します。

その他のリソース

どうすれば Tableau Prep を入手できますか?

Tableau Prep は、サブスクリプション形式の製品で Tableau Creator ライセンスプログラムに含まれています。Tableau Desktop を既にご利用で、メンテナンス契約をお持ちのユーザーは、メンテナンス契約の一環として、Tableau Prep をダウンロードし、2 年間使用することができます。Tableau Prep を入手する方法をご確認ください。

まずは、Tableau Prep を無料でお試しください!

Tableau Prep の 14 日間無料トライアル版は、こちらからダウンロードできます。
技術仕様を確認する

Tableau Prep の技術要件は、こちらで確認することができます。
Tableau Prep リリースノート

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