Tableau Prep Builder 2019.1.4 へのアップグレード

Tableau Prep Builder 2019.1.4 にアップグレードする際に知っておくべきこと

概要

Tableau Prep Builder の概要

Tableau Prep Builder は、分析に必要なデータの結合、分析に適した形式への変換、クリーニングを、誰もが自信をもってすばやくできるように設計された Tableau 製品です。

Tableau Prep Builder の入手方法

Tableau Prep Builder は Tableau Desktop とともに、 Tableau Creator ライセンスプログラムに含まれています。また、Tableau Desktop をすでにご利用でメンテナンス契約をお持ちのお客様にも、メンテナンス契約に含まれるサービスとして Tableau Prep Builder をご利用いただけます。

Tableau Prep Builder を使い始めるために

Tableau Prep Builder 2019.1.4 の新機能

まずは次のブログをお読みください。

Anushka Anand 博士 (Tableau シニアプロダクトマネージャー)
Tableau Prep Builder の新機能: SAP HANA への接続とデータの自動標準化

注: バージョン 2019.1.2 より、Tableau Prep は Tableau Prep Builder という名称に変わります。これは、アドオンとして Tableau Server で使用する新しい Tableau Prep Conductor と区別するための変更です。Conductor を使用することで、Tableau Desktop の Prep Builder で実行した作業を保存し、一元管理されたスケーラブルかつ信頼性の高いサーバー環境で実行できます。これによってデータは常に最新に維持され、簡単に共有できます。


データへの接続

新しいデータベースコネクタで接続できるデータが拡大 


データへの接続とクリーニングに役立つコネクタがさらに追加されました。次のデータベースに保存されたデータに接続できます。 
  • SAP HANA 
  • Azure SQL Data Warehouse
  • MariaDB 

注: SAP HANA のデータに接続する場合、フローのオープン時や、初期 SQL を使った接続のクエリの実行時に、変数とパラメーターの入力はサポートされていません。  

各コネクタの接続に関する詳細は、Tableau Desktop と Web 作成のヘルプで「 サポートされるコネクタ 」セクションをご覧ください。また、データに接続してフローを作成する方法の詳細は、「 データへの接続」をご覧ください。 

データのクリーニングと分析に適した形式への変換

フィールド内の似た値をデータの役割でグループ化 


Tableau Prep Builder バージョン 2018.2.3 でデータの役割が導入され、フィールド値を標準化して無効な値をすぐ見つけることができるようになりました。今回のバージョンではフィールドにデータの役割を割り当てると、そのデータの役割を使って、値をデータの役割で定義された標準的な値と一致させてグループ化できます。それには、フィールドにデータの役割を割り当てた後、[ データの役割の一致 ] ([ グループ化と置換 ] メニュー内) を選択します。その後この新しいオプションは、スペルや読み方に基づいて、無効な値を最も近い有効な値に一致させます。 

たとえば、国と地域のフィールドに「Saint Martin」と「Saint Maarten」がある場合、そのフィールドにデータの役割として [ 国/地域 ] を割り当てると、新しい [ データの役割の一致 ] オプションを使ってフィールドをグループ化して、データの役割に基づく標準的な値の「Saint-Martin」に、両方の値をマッピングすることができます。値の標準的なスペルがデータセットにない場合は、Tableau Prep Builder が自動的にグループに追加し、その標準的な値を使って、一致する値をグループ化します。 

この機能は次のデータの役割で利用でき、現時点では米国英語のみサポートしています。 

  • 空港 
  • 市区町村 
  • 国/地域 
  • 郡 
  • 都道府県/州  

データの役割のフィールドへの割り当てに関する詳細は、「 データへのデータの役割の割り当て」をご覧ください。また、データの役割を使ったフィールド値のグループ化に関する詳細は、「 グループ化と置換であいまい一致を使用した複数の値の編集」をご覧ください。 

フィールド値のグループ化の結果を調整

  
クリーニングのオプションの [グループ化と置換] を使い、似た値を [スペル] または [読み方] でグループ化する場合、フィールドでシンプルなスライダーを使ってグループ化のパラメーターの厳密さを調整し、結果をよりコントロールできるようになりました。

5 つのしきい値設定から選択して、グループに含まれる値の数と作成されるグループの数をコントロールすることができます。

あいまい一致によるフィールドのグループ化について詳しくは、「同じ値のばらつきのクリーニング (修正)」をご覧ください。

互換性

Tableau Prep Builder は、Tableau Desktop、Tableau Server、Tableau Online とシームレスに連携するスタンドアローン製品です。Tableau Prep Builder で作業中のどの時点でも、データの抽出ファイルの作成、Tableau Server または Tableau Online へのデータソースのパブリッシュができるほか、 Tableau Prep Builder から直接 Tableau Desktop を開いてデータをプレビューすることができます。

  • Tableau Prep Builder は Windows および Mac 上で動作します。10.0 以降のバージョンの Tableau で使用可能な Tableau データ抽出ファイル (.tde および .hyper) や CSV ファイルを作成することができます。
  • Tableau Prep Builder では、Tableau Desktop、Server および Online で利用できるデータソースの多くに接続できます。Tableau でサポートされる全データソースのリストについては、こちらをクリックしてください。
  • データソースによっては、データに接続する前にドライバーのインストールが必要になることがあります。この場合には、ドライバーのダウンロードページをご覧ください。

より短時間でインサイトを得るための新しいワークスペース

Tableau Prep Builder は、Tableau のデータコネクタや計算言語、ガバナンス構造を使っているので短期間で使いこなせるようになり、分析プロセスのどの時点でもすぐにコラボレーションを行うことができます。

Tableau Prep Builder のワークスペースは、接続ペイン、変更内容ペイン、および連携する 3 つの領域で構成されており、データ操作と分析がしやすいようデザインされています。

  1. 接続ペイン: 接続ペインは、接続先のデータベースとファイルを表示します。1 つ以上のデータベースへの接続を追加して、分析対象の表をフローペインにドラッグします。 
  2. フローペイン: データ接続、クリーニング、分析に適した形式への変換、結合と進むにつれて、各ステップがフローペインに表示されます。各ステップの上部にあるアイコンにカーソルを合わせると、変更内容が表示されます。 
  3. プロファイルペイン: ワークスペースの中央にあるプロファイルペインは、データサンプルに含まれる各フィールドのサマリーを表示します。ここで、ユーザーはデータの形状を確認し、外れ値や NULL をすばやく見つけることができます。
  4. 変更内容ペイン: Tableau Prep Builder は、変更が行われた順序で変更内容を記録するので、必要に応じていつでも変更内容の確認や編集をすることができます。
  5. データグリッド: データグリッドは、データの行レベルの詳細を表示します。表示された値には、プロファイルペインで定義された処理が反映されています。このグリッドで、個々のフィールド値のフィルタリング、保持、および除外を実行することができ、さらに、フィールドをドラッグ & ドロップして表示順序を変更することができます。

製品のヘルプにあるワークスペースで、ビデオなどによる詳細な説明をご確認いただけます。

出力結果の保存と共有

出力内容の定義

Tableau Prep Builder では、次の 3 つのタイプのファイルを保存できます。

  1. フローが含まれる .tfl ファイル
  2. フローおよびローカルのファイルベースのデータソース (Excel やテキストファイルなど) が含まれる .tflx ファイル
  3. フローの実行結果が含まれる出力ファイル

出力ファイルは、.hyper、.tde、および .csv 形式で保存することができ、出力ステップで定義されます。出力ファイルは、Tableau Desktop で開き、Tableau Server または Tableau Online へパブリッシュできます。

Tableau Desktop

Tableau Desktop でフローを実行すると、Tableau のバージョンに応じて .tde または .hyper のどちらかの Tableau データ抽出ファイルが生成されます。どちらも [データソース] フォルダーにある Tableau リポジトリに保存されます。また、準備したデータを他のツールやプロセスで使用する必要がある場合には、.csv ファイルに出力することもできます。

注: 抽出ファイル (.tde または .hyper のどちらでも) と、それに基づくワークブックを作成後、異なるバージョンの Tableau で使用する場合には、他の使用状況で適用されるのと同じ互換性のルールが適用されます。詳細については、「バージョン間でワークブックの互換性があるようにする」を参照してください。

Tableau Server

出力結果を Tableau Server にパブリッシュするには、Tableau Prep Builder で [パブリッシュ] メニューを使用します。Tableau Prep Builder からパブリッシュのリクエストを受信するには、Tableau Server REST API を有効にしなければなりません。詳しくは、「REST API 要件」をご覧ください。

Tableau Online

また、Tableau Prep Builder の [パブリッシュ] メニューを使用して、出力結果を .hyper 抽出ファイル、.tde 抽出ファイル、または .csv ファイルとして Tableau Online にパブリッシュして、クリーニング、書式設定および結合済みのデータへの一元的なアクセスを提供することもできます。

より迅速な Tableau Prep Builder のアップデート

Tableau はハイペースで開発を続けており、Tableau Desktop や Tableau Server、Tableau Online のリリースサイクルとは別に、Tableau Prep Builder の新機能を頻繁にリリースしていく予定です。今後、新機能や製品の修正を入手するには、最新バージョンの Tableau Prep Builder にアップグレードしてください。

このサイトでは、定期的に新しいリンクを掲載し、コミュニティのユーザーシナリオや製品情報、特に、最新の方法で高速かつ効率的に楽しくデータ準備を行う秘訣を紹介します。

その他のリソース

どうすれば Tableau Prep Builder を入手できますか?

Tableau Prep Builder は、サブスクリプション形式の製品で Tableau Creator ライセンスプログラムに含まれています。Tableau Desktop を既にご利用で、メンテナンス契約をお持ちのユーザーは、メンテナンス契約の一環として、Tableau Prep Builder をダウンロードし、使用することができます。Tableau Prep Builder をまだダウンロードしていない場合は、こちらのページにアクセスするか、このアップグレードページの上部にあるダウンロードボタンをクリックするだけでダウンロードできます。これらの方法では常に、Prep Builder の最新バージョンがダウンロードされます。

ライセンスの状態が不明な場合は、まず「Tableau Desktop および Tableau Prep Builder でのライセンスの維持」をお読みください。

まずは Tableau Prep Builder を無料でお試しください

Tableau Prep Builder の 14 日間無料トライアル版は、こちらからダウンロードできます。
技術仕様を確認する

Tableau Prep Builder の技術要件は、こちらで確認することができます。
Tableau Prep Builder リリースノート

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Tableau のコンサルタントが新しい Tableau Prep Builder の機能を最大限に活用し、データの価値を引き出す方法をご紹介します。