Tableau Prep 2018.2.3 へのアップグレード

Tableau Prep 2018.2.3 にアップグレードする際に知っておくべきこと

概要

Tableau Prep の概要

Tableau Prep は、分析に必要なデータの結合、分析に適した形式への変換、クリーニングを、誰もが自信をもってすばやくできるように設計された Tableau 製品です。

Tableau Prep の入手方法

Tableau Prep は Tableau Desktop とともに、 Tableau Creator ライセンスプログラムに含まれています。また、Tableau Desktop をすでにご利用で保守契約をお持ちのお客様にも、保守契約に含まれるサービスとして Tableau Prep をご利用いただけます。

Tableau Prep を使い始めるために

Tableau Prep 2018.2.3 の新機能

はじめに、Tableau でシニアプロダクトマネージャーを務める Anushka Anand 博士のブログをご覧ください。
Tableau Prep の新機能: データの役割機能によるデータ品質の問題の自動検出


データへの接続

MongoDB Business Intelligence (BI) に保存されているデータに接続  


データが MongoDB Business Intelligence に保存されている場合に、Tableau Prep でデータへの接続とクリーニングが行えるようになりました。

MongoDB Business Intelligence のデータに接続する方法の詳細は、Tableau Desktop ヘルプの「MongoDB BI コネクタ」をご覧ください。

注: データコネクタには後方互換性はありません。これらのコネクタを含むフローは、以前のバージョンの Tableau Prep で開ける可能性がありますが、データ接続を削除しない限り、エラーが表示されるか、実行することができません。

データの検証とフィルタリング

フィールド値でデータの役割を指定


フィールド値にデータの役割を割り当てて、Tableau Prep でデータセット内の不正確な値や外れ値を見つけやすくすることができるようになりました。

データの役割は、メールアドレス、地理的役割 (市区町村や郵便番号など) といったフィールド値の意味や内容を、Tableau Prep が認識できるようにするためのものです。データの役割がフィールドに割り当てられていれば、Tableau Prep はフィールド値を検証し、一致しない値への注意を促してユーザーが詳しく調べられるようにします。

有効な値または無効な値のみを表示する場合は、ドロップダウンメニューに新たに追加されたフィルターオプションを使います。

今回のリリースでは、次のようなデータの役割がサポートされています。

メール
URL
地理的役割
  • 空港
  • 市外局番 (米国)
  • CBSA/MSA (コアベース統計地域/大都市統計地域)
  • 市区町村
  • 下院議員選挙区 (米国)
  • 国/地域
  • NUTS* ヨーロッパ
  • 都道府県/州
  • 郵便番号

*地域統計分類単位

詳しくは、「 データの検証とフィルタリング」をご覧ください。

データの結合またはユニオン

一致していないフィールドを結合句で直接修正


2 つのデータ表を結合する場合、データの入力ミスのために、同じはずのフィールド値が一致しないことがよくあります。そのため Tableau Prep では、結合句内の一致していないフィールドがわかるように、一致していないフィールド値は赤く表示されるようになっています。そのフィールド値を結合句で直接修正できれば便利なのですが、今回のリリースでそれが可能になりました。

2 つのデータセットを結合する場合に、結合するフィールド値を結合句で編集して直接修正することができます。編集するには、フィールド値をダブルクリックするだけです。

フィールド値の修正は、該当する結合データセットのフローで、前のクリーニングステップに自動的に適用されます。結合ステップの前にクリーニングステップがなくても問題ありません。Tableau Prep がクリーニングステップを自動的に追加して、その結合のクリーニング処理を実行します。

結合句でフィールド値を直接クリーニングする方法の詳細は、「データの結合またはユニオン」をご覧ください。

互換性

Tableau Prep は、Tableau Desktop、Tableau Server、Tableau Online とシームレスに連携するスタンドアローン製品です。Tableau Prep で作業中のどの時点でも、データの抽出ファイルを作成したり、Tableau Server または Tableau Online にパブリッシュしたり、さらには Tableau Prep から直接 Tableau Desktop を開いてデータをプレビューすることができます。

  • Tableau Prep は Windows および Mac 上で動作します。10.0 以降のバージョンの Tableau で使用可能な Tableau データ抽出ファイル (.tde および .hyper) や CSV ファイルを作成することができます。
  • Tableau Prep では、Tableau Desktop、Server および Online で利用できるデータソースの多くに接続できます。Tableau でサポートされるデータソースの完全なリストについては、こちらをクリックしてください。
  • データソースによっては、データに接続する前にドライバーのインストールが必要になることがあります。この場合には、ドライバーのダウンロードページをご覧ください。

より短時間でインサイトを得るための新しいワークスペース

Tableau Prep は、Tableau のデータコネクタや計算言語、ガバナンス構造を使っているので短期間で使いこなせるようになり、分析プロセスのどの時点でもすぐにコラボレーションを行うことができます。

Tableau Prep のワークスペースは、接続ペイン、変更内容ペイン、および連携する 3 つの領域で構成されており、データ操作と分析がしやすいようデザインされています。

  1. 接続ペイン: 接続ペインは、接続先のデータベースとファイルを表示します。1 つ以上のベータベースへの接続を追加して、分析対象の表をフローペインにドラッグします。 
  2. フローペイン: データ接続、クリーニング、分析に適した形式への変換、結合と進むにつれて、各ステップがフローペインに表示されます。各ステップの上部にあるアイコンにカーソルを合わせると、変更内容が表示されます。 
  3. プロファイルペイン: ワークスペースの中央にあるプロファイルペインは、データサンプルに含まれる各フィールドのサマリーを表示します。ここで、ユーザーはデータの形状を確認し、外れ値や NULL をすばやく見つけることができます。
  4. 変更内容ペイン: Tableau Prep は、変更が行われた順序で変更内容を記録するので、必要に応じていつでも元に戻し、変更内容を確認または編集することができます。
  5. データグリッド: データグリッドは、データの行レベルの詳細を表示します。表示された値には、プロファイルペインで定義された処理が反映されています。このグリッドで、個々のフィールド値のフィルタリング、保持、および除外を実行することができ、さらに、フィールドをドラッグ & ドロップして表示順序を変更することができます。

製品のヘルプにあるワークスペースで、ビデオなどによる詳細な説明をご確認いただけます。

出力結果の保存と共有

出力内容の定義

Tableau Prep では、次の 3 つのタイプのファイルを保存できます。

  1. フローが含まれる .tfl ファイル
  2. フローおよびローカルのファイルベースのデータソース (Excel やテキストファイルなど) が含まれる .tflx ファイル
  3. フローの実行結果が含まれる出力ファイル

出力ファイルは、.hyper、.tde、および .csv 形式で保存することができ、出力ステップで定義されます。出力ファイルは、Tableau Desktop で開き、Tableau Server または Tableau Online へパブリッシュできます。

Tableau Desktop

Tableau Desktop でフローを実行すると、Tableau のバージョンに応じて .tde または .hyper のどちらかの Tableau データ抽出ファイルが生成されます。どちらも [データソース] フォルダーにある Tableau リポジトリに保存されます。また、準備したデータを他のツールやプロセスで使用する必要がある場合には、.csv ファイルに出力することもできます。

注: 抽出ファイル (.tde または .hyper のどちらでも) と、それに基づくワークブックを作成後、異なるバージョンの Tableau で使用する場合には、他の使用状況で適用されるのと同じ互換性のルールが適用されます。詳細については、「バージョン間でワークブックの互換性があるようにする」を参照してください。

Tableau Server

出力結果を Tableau Server にパブリッシュするには、Tableau Prep で [パブリッシュ] メニューを使用します。Tableau Prep からパブリッシュのリクエストを受信するには、Tableau Server REST API を有効にしなければなりません。詳しくは、「REST API 要件」をご覧ください。

Tableau Online

また、Tableau Prep の [パブリッシュ] メニューを使用して、出力結果を .hyper 抽出ファイル、.tde 抽出ファイル、または .csv ファイルとして Tableau Online にパブリッシュして、クリーニング、書式設定および結合済みのデータへの一元的なアクセスを提供することもできます。

より迅速な Tableau Prep のアップデート

Tableau はハイペースで開発を続けており、Tableau Desktop や Tableau Server、Tableau Online のリリースサイクルとは別に、Tableau Prep の新機能を頻繁にリリースしていく予定です。今後、新機能や製品の修正を入手するには、最新バージョンの Tableau Prep にアップグレードしてください。

このサイトでは、定期的に新しいリンクを掲載し、コミュニティのユーザーシナリオや製品情報、特に、最新の方法で高速かつ効率的に楽しくデータ準備を行う秘訣を紹介します。

その他のリソース

どうすれば Tableau Prep を入手できますか?

Tableau Prep は、サブスクリプション形式の Tableau Creator ライセンスプログラムに含まれています。Tableau Desktop を既にご利用で、メンテナンス契約をお持ちのユーザーは、メンテナンス契約の一環として、Tableau Prep をダウンロードし、2 年間使用することができます。Tableau Prep を入手する方法をご確認ください。

まずは、Tableau Prep を無料でお試しください!

Tableau Prep の 14 日間無料トライアル版は、こちらからダウンロードできます。
技術仕様を確認する

Tableau Prep の技術要件は、こちらで確認することができます。
Tableau Prep リリースノート

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Tableau のコンサルタントが新しい Tableau Prep の機能を最大限に活用する方法をご紹介し、データの価値を引き出すお手伝いをします。