Tableau Prep Builder 2020.2.3 へのアップグレード

Tableau Prep Builder 2020.2.3 にアップグレードする際に知っておくべきこと

概要

Tableau Prep Builder の概要

Tableau Prep Builder は、分析に必要なデータの結合、分析に適した形式への変換、クリーニングを、誰もが自信をもってすばやくできるように設計された Tableau 製品です。

Tableau Prep Builder の入手方法

Tableau Prep Builder は Tableau Desktop とともに、 Tableau Creator ライセンスプログラムに含まれています。また、Tableau Desktop をすでにご利用でメンテナンス契約をお持ちのお客様にも、メンテナンス契約に含まれるサービスとして Tableau Prep Builder をご利用いただけます。

Tableau Prep Builder を使い始めるために

Tableau Prep Builder 2020.2.3 の新機能

はじめに、Tableau でシニアプロダクトマネージャーを務める Rapinder Jawanda のブログをご覧ください。

Tableau Prep Builder の新機能:   Tableau Server および Tableau Online のデータソースの検索と Alibaba MaxCompute Connector の導入
注: このブログ記事は Tableau Prep Builder 2020.2.2 向けに執筆されたものですが、2020.2.3 にも関連しています。

注: バージョン 2019.1.2 より、Tableau Prep は Tableau Prep Builder という名称に変わりました。これは、アドオンとして Tableau Server で使用する新しい Tableau Prep Conductor と区別するための変更です。Conductor を使用することで、Tableau Desktop の Prep Builder で実行した作業を保存し、一元管理されたスケーラブルかつ信頼性の高いサーバー環境で実行できます。これによってデータは常に最新に維持され、簡単に共有できます。


データへの接続

Snowflake を使ったデータ接続に Oauth 認証を使用


Snowflake を使ってデータに接続するときに、Tableau Desktop と同様に、次のどの認証方法でも使用できるようになりました。
  1. ユーザー名とパスワード
  2. SAML IdP
  3. OAuth

このコネクタを使ってデータソースに接続する方法について、詳しくは Tableau Desktop ヘルプの「 Snowflake 」をご覧ください。

Tableau Prep Builder の以前のバージョンで追加された機能

前月までのリリースで Prep Builder に追加された機能に関する情報を、製品ヘルプへのリンクとともにサマリー形式で記載しました。以下をご覧ください。

Tableau Prep Builder 2020.2.2 で追加された機能

データへの接続

Tableau Server または Tableau Online を使用してデータに接続する

以前のバージョンでは、Tableau Server または Tableau Online に保存されているパブリッシュされたデータソースに接続できました。新しいバージョンでは、Tableau Catalog を有効にした Data Management Add-on を使用している場合、Tableau Server あるいは Tableau Online に保存されているデータベースや表を検索して接続することができるようになりました。

接続ペインの新しいデータの検索セクションで Tableau Server を選択してサーバーにサインインするとデータの検索ダイアログが開くので、キュレーションされたデータソースを検索して選択してください。

データソースの説明、データ品質に関する警告、データソース認証などの追加のメタデータによって、Tableau Prep Builder を開いたままでデータソースを見つけることができます。右上隅のフィルターオプションを使用すると、接続タイプ、データ品質に関する警告、データソース認証によって結果をフィルタリングできます。
Tableau Catalog を有効にした Data Management Add-on がない場合、パブリッシュされたデータソースのみが表示され、メタデータは表示されません。

データへの接続の詳細については、「 パブリッシュされたデータソースへの接続 (バージョン 2019.3.1 以降)」をご覧ください。

Alibaba MaxCompute を使用してデータに接続する

データがデータウェアハウスに保存されている場合は、Alibaba MaxCompute を使用してこのデータソースに接続できます。このコネクタを使ってデータソースに接続する方法について、詳しくは Tableau Desktop ヘルプの「 Alibaba MaxCompute 」をご覧ください。

Tableau Prep Builder 2020.2.1 で追加された機能

データへの接続

Salesforce.com データへの接続

Tableau Prep Builder は、Salesforce データに接続して、Tableau での分析前のクリーニングとデータ準備を行えるようになりました。なお、カスタム SOQL の使用と標準接続の作成はまだサポートされていません。

詳しくは、「 Salesforce データへの接続 (バージョン 2020.2.1 以降)」をご覧ください。

フローのデータを最新に保つ

増分更新機能を使って最新のデータのみを処理

フローのデータが頻繁に変更される場合、前回のフロー実行後に追加された最新のデータ行のみを返して処理する増分更新機能を使うと、時間もリソースも節約することができます。フローで増分更新パラメーターを設定するだけで、入力データで新しい行を見つけて返す方法や、フローが実行されたときどのように表を出力で更新するかを、Tableau Prep Builder に対して指定できます。

既存の表に新しいデータを追加するか、Tableau Prep Builder が以前から持っている、表のデータを新しいデータで置き換える機能を使うかを選べるようになりました。

Tableau Prep Conductor を使って、フローを設定しスケジュールに従って実行することも、Tableau Prep Builder かコマンドラインインターフェイスで、個々のフローを増分更新して実行することもできます。
注: 増分更新機能を使うフローのスケジュールを設定するには、Tableau Server バージョン 2020.2 以降 (と使用可能な Tableau Prep Conductor) が必要です。

増分更新機能を使うフローの設定と実行についての詳細は、「増分更新によるフローのデータ更新」をご覧ください。

Tableau Prep Builder 2020.1.5 で追加された機能


Tableau Prep の製品チームは、ユーザーから報告される問題やお客様の最適な製品利用に影響を与える問題のすべてについて検証し、修正することに力を注いでいます。お客様が直面する不具合の解決策の発表については、月次にリリースノートのページに掲載されます。

詳しくは、「Tableau サポートのリリース」のページに含まれている、「Tableau Prep Builder 2020.1.5 のリリースノート」を参照してください。

Tableau Prep Builder 2020.1.4 で追加された機能

データへの接続

Cloudera Impala でデータに接続

Tableau Desktop と同様に、Cloudera Impala を使用してより大規模なデータセットに簡単に接続できるようになりました。

Cloudera Impala を使用してデータソースに接続する方法の詳細については、Tableau Desktop ヘルプの「 Cloudera Hadoop 」をご覧ください。

データのクリーニングと分析に適した形式への変換

1 回のクリックで日付値を変換

より簡単にデータをクリーニングできるように、Tableau Prep Builder に日付のクイッククリーニング操作のメニューオプションが追加されました。年、月、または日などの DATEPART を表示するために日付値を変換する必要がある場合、複雑なフィールド計算を記述するのではなく、新しい [日付の変換] メニューからメニューオプションを選択できるようになりました。

日付にクリーニング操作を適用する方法の詳細については、 「クリーニング操作の適用」」をご覧ください。

作業の保存と共有

サーバーへの接続を維持

Tableau Prep Builder を開くたびに Tableau Server または Tableau Online にサインインする必要がなくなりました。アプリケーションを閉じるときに、Tableau Prep Builder はサーバー名とログイン情報を記憶するようになりました。そのため、次回アプリケーションを開いた時にはすでにサーバーにログインしています。

時間を節約できるこのオプションにより、パブリッシュされたデータソースへの接続や保存されたフローステップの挿入をシームレスに行うことができます。また、特定の機能について現在使用しているサーバーのバージョンと互換性があるかどうかを知る必要がある場合は、サーバーにサインインする必要はなく、互換性に関する警告がすぐに表示されます。

詳しくは、「 データ抽出とデータソースの作成とパブリッシュ」をご覧ください。

Tableau Prep Builder 2020.1.3 で追加された機能

Tableau Prep Builder のインストールと導入

ログインベースのライセンス管理 (LBLM) のサポート

ログインベースのライセンス管理では、Tableau Server と Tableau Online で Creator のロールを割り当てられたユーザーのライセンスを管理できます。Explorer または Viewer のロールを持つユーザーは、この機能を利用できません。Tableau Server または Tableau Online でロールベースのサブスクリプションをご利用いただいている場合、ログインベースのライセンス管理でライセンス管理を効率化でき、Tableau Desktop と Tableau Prep Builder で別々のプロダクトキーを使用する必要がなくなります。オンプレミスの Tableau Server では、1 つまたは複数のプロダクトキーを管理するだけです。Tableau Online では、プロダクトキーを管理する必要は一切ありません。

詳しくは、「 ログインベースのライセンス管理」をご覧ください。

データへの接続

初期 SQL を使用してデータソースにパラメーターを渡す

初期 SQL を使用してデータソースにパラメーターを渡し、Tableau Prep アプリケーション、バージョン、フロー名に関する詳細を提供できるようになりました。Tableau Prep Builder は、次のパラメーターをサポートしています。
TableauApp - データソースへのアクセスに使用されているアプリケーション (Prep Builder または Prep Conductor) を返します。
TableauVersion - アプリケーションのバージョン番号を返します。Tableau Prep Builder では、2020.1.1 などの正確なバージョン番号が返されます。Tableau Prep Conductor では、Tableau Prep Conductor が有効になっているメインサーバーのバージョン (2020.1 など) が返されます。
FlowName - .tfl ファイルの名前を返します。

データソースに接続する際に、初期 SQL のパラメーターを使用する方法については次をご覧ください。 初期 SQL ステートメントにパラメーターを含める (バージョン 2020.1.3 以降)

データのクリーニングと分析に適した形式への変換

詳細レベル (LOD)、ランク、行番号の計算を使用して、データをクリーンアップする

データが分析する必要があるレベルとは異なるレベルで集計されている場合や、複数の行全体で計算を実行する必要がある場合は、「FIXED」詳細レベル (LOD) と「RANK」および「ROW_NUMBER」分析関数計算を使用して、データセットに必要なデータを作成できるようになりました。
たとえば、FIXED LOD 計算を追加すると、表内のフィールドの粒度を変更できます。新しい「ROW_NUMBER ()」分析関数を使用すると、重複している行をすばやく見つけられます。また、新しい「RANK ()」関数のいずれかを使用すると、上位 N や下位 N の値を検索し、類似のデータを持つ行を選択できます。

このような式を作成する際に、詳細なガイドを参照したい場合は、新しいビジュアルな計算エディターを使用できます。

これらの計算フィールドを使用してデータをクリーニングする方法の詳細については、「 詳細レベルとランク計算の作成」をご覧ください。

Tableau Prep Builder 2020.1.2 で追加された機能


Tableau Prep Builder 2020.1.2 の新機能: サードパーティーライブラリの更新: OpenSSL、postgresql、postgres jdbc

Tableau Prep Builder 2020.1.1 で追加された機能

データへの接続

フローの入力をその接続元にマッピングする

複数の入力を使用してフローを構築した場合、後で更新や接続の変更を行う必要があるときに、それぞれの入力に使用した表やデータソースをどのようにして見つければよいかが明確でないことがあります。フローの入力や表をより簡単に見つけられるようにするために、選択した入力のコネクタや表が接続ペインでハイライトされる新機能を追加しました。フローペインで 1 つまたは複数の入力ステップを選択するだけで、それに関連するコネクタや表が接続ペインでハイライトされます。

データに接続してフローを構築する方法の詳細については、「 データへの接続」をご覧ください。

データのクリーニングと分析に適した形式への変換

パフォーマンス向上のためデータの更新を一時停止する

データにクリーニング操作を適用すると常に、Tableau Prep Builder はビューを更新します。このおかげで、変更の結果を一目で確認できます。この継続的なフィードバックは、新しいフローを作成しているときに次に取るべきステップを素早く特定するのに役立ちますが、変更の適用には時間がかかることがあります。パフォーマンスを促進し、より迅速にデータに変更を適用するために、このような継続的なデータ更新を一時停止し、変更を一括で適用できるようになりました。

上部にあるメニューの [ データ更新の一時停止 ] ボタンを選択するだけで、Tableau Prep Builder ではデータの更新が一時停止され、プロファイルペインビューがリストビューに切り替えられます。これにより、変更を素早く適用することができます。変更を加える毎にビューが更新されるのではなく、フィールドのメタデータのみが表示されます。変更が完了して、フィールド値の結果を見る場合は、[ データ更新の再開 ] ボタンをクリックして、標準のデータ更新モードに戻します。

クリーニング操作を一括で適用するためにデータ更新を一時停止することの詳細については、「 パフォーマンス向上のためデータの更新を一時停止する」をご覧ください。

フローのデータを最新に保つ

フローのパブリッシュ時にクラウドコネクタの認証情報を追加または埋め込む

これまでのバージョンでは、クラウドコネクタを含むフローをパブリッシュおよびスケジュールする場合、事前に Tableau Server または Tableau Online で認証資格情報を構成する必要がありました。そうしないと、Tableau Prep Conductor は認証資格情報を検出できないため、フローの実行が失敗していました。今回のリリースでは、クラウドコネクタの認証資格情報を Tableau Prep Builder のパブリッシュダイアログから直接、数回のシンプルなステップで追加して埋め込むことができるようになりました。

サーバーにサインインして、 [サーバー] > [フローのパブリッシュ] の順に選択して下さい。[フローのパブリッシュ] ダイアログに新しい警告テキストが表示され、認証が必要な入力接続があることが通知されます。そのメッセージ内の [ 接続の編集 ] リンクまたは [接続] セクションの [編集] リンク をクリックし、[認証] ドロップダウンで [ 認証資格情報の追加」を選択してください。

次に表示されたメッセージで、選択を確認します。[ 続行] をクリックして Tableau Server または Tableau Online の [ アカウント設定 ] ページに進み、認証資格情報を追加します。完了したら Tableau Prep Builder に戻り、[ 完了 ] をクリックすると、新しい認証資格情報が自動的にフローに埋め込まれます。

パブリッシュ時にクラウドコネクタの認証資格情報を追加することの詳細については、「 フローのパブリッシュ」をご覧ください。

Tableau Prep とのバージョン互換性

互換性のない機能の検出と有効化

Tableau Prep Builder バージョン 2019.3.1 では、フローの構築時に Tableau Server バージョンと互換性のない機能をより簡単に確認できるように、警告アイコンとツールヒントが追加されました。これにより、フローのパブリッシュとその実行のスケジュールを計画する際に、どの機能をフローに含めるかについて情報に基づく意思決定ができるようになりました。

このリリースでは、サーバーのバージョンと互換性がない可能性のある新しい機能を使用するときの透明性がさらに向上しています。サーバーにサインインすると、Tableau Prep Builder は Tableau Server のバージョンと互換性のない機能を検出することができ、それらの機能を無効化します。これにより、フローのパブリッシュとその実行のスケジュールを計画する際に、どの機能を含めることができるかを推測する必要がなくなります。

ただし、そのような機能を使用して Tableau Prep Builder またはコマンドラインから手動でフローを実行したい場合は、その機能をメニューから有効化できます。[ 機能を使用する ] ボタンをクリックするだけで、その機能および互換性のない機能のすべてを有効化することができます。Tableau Prep Builder バージョン 2019.3.1 で導入された警告オプションは、引き続き、サーバーと互換性のない機能を特定します。これにより、Tableau Server でスケジュール機能を使用してフローを実行する場合は、それらの機能を簡単に見つけ、無効化することができます。

互換性のない機能への対処の詳細については、「 Tableau Prep とのバージョン互換性」をご覧ください。

Tableau Prep Builder 2019.4.2 で追加された機能

データへの接続

新しいコネクタで接続できるデータが拡大


今回のリリースでは、以下の新しいデータコネクタが追加されました。

  • Alibaba AnalyticDB for MySQL
  • Alibaba Data Lake Analytics
  • Databricks
  • Kyvos
  • Qubole Presto

上記のコネクタを使用してデータに接続する方法の詳細は、Tableau Desktop と Web 作成のヘルプの「 サポートされるコネクタ 」をご覧ください。また、データに接続してフローを作成する方法の概要は、「 データへの接続」をご覧ください。

データのクリーニングと分析に適した形式への変換

列から行へのピボット処理が簡単に


データを列から行にピボットする必要がある場合に、ユーザーがプロファイルペインでフィールドを手動で選択してピボットすることも、Tableau Prep Builder がピボットするフィールドを推奨してピボットすることもできるようになりました。どちらのオプションでも、ピボットのステップが自動的に作成されるため、ユーザーはピボットされたフィールドの名前変更や他のフィールドのピボットなど、別のピボット操作をすぐに行うことができます。
プロファイルペインで列から行に手動でピボットするには、ピボットするフィールドを選択した後、右クリックまたは control キーを押したままクリック (MacOS) し、メニューで [列を行にピボットする] を選択します。すると新しいピボットステップが作成され、フィールドがピボットされます。

Tableau Prep Builder がピボット可能なフィールドを検出した場合は、プロファイルペインのツールバーに推奨事項オプションが表示されます。ツールバーで電球のアイコン Small lightbulb をクリックし、推奨されたピボットを選択してください。推奨事項には、ピボットされるフィールドが表示されます。[適用] をクリックすると、ピボットのステップが作成されてフィールドがピボットされます。

データのピボットの詳細は、「データのピボット処理」をご覧ください。また、推奨事項を使ってデータをクリーニングする方法の詳細は、「推奨を使用したクリーニング操作の適用 (バージョン 2018.3.2 以降)」をご覧ください。

その他の強化機能

長時間の処理に関するフィードバックを見る


大きなデータセットやフローを処理している場合に状況をわかりやすくするために、フローペインの上部に進捗インジケーターが追加されました。Tableau Prep Builder がデータを処理するにつれて、ステータスも更新されます。Tableau Prep Builder の処理状況がさらにわかりやすくなったため、データがまだ処理中なのか問題が発生したのか、わからなくなることはもうありません。

Tableau Prep Builder 2019.4.1 で追加された機能

クラウドにあるさらに多くのデータと接続

このリリースでは、以下のクラウドコネクタを追加しました。

  • Box
  • Dropbox
  • Google Drive
  • OneDrive

フローを Tableau Server または Tableau Online にパブリッシュすることを計画している場合は、これらのコネクタの資格情報を保存するために追加の構成が必要になることがあります。クラウドデータコネクタへの接続の詳細については、「 クラウドデータソースへの接続」を参照してください。

その他の強化機能

Tableau での使用状況データを共有

Tableau では、既存の機能を改善し、新しい機能を開発できるようにするために、Tableau 製品の使用状況の把握に役立つデータを収集しています。すべての使用状況データは、Tableau プライバシーポリシーに従って収集、処理されます。ただし、参加を希望されない場合はオプトアウトすることができます。

オプトアウトのオプションが変更されました。使用状況データの収集は既定で有効化されています。参加を希望されない場合は、インストーラー (MacOS の場合は [インストーラをカスタマイズ] ダイアログ) から、またインストール後の場合は [ヘルプ] メニューから、[製品の使用状況データを送信しない] チェックボックスを選択してください。

詳細については、Tableau Desktop および Tableau Prep 導入ガイドの「利用状況レポートをオフにする」を参照してください。

MacOS では既定のデータベースドライバーが自動的にインストールされなくなりました

Mac に Tableau Prep Builder をインストールすると、PostgreSQL データベースドライバーのみが自動的にインストールされます。データに接続するためにその他のドライバーが必要な場合は、ドライバーのダウンロードページからダウンロードしてください。

Tableau Prep Builder 2019.3.2 で追加された機能

パフォーマンスの向上

インタラクティブパフォーマンスの向上

Prep Builder のワークフローでパフォーマンスの問題を経験したことがあるユーザーに朗報です。このリリースで次の改善が加えられました。

  • アプリの起動 – アプリケーションの起動速度が 3.1 リリースより最大 15% 向上しました。
  • Excel ファイルおよびテキストファイルの読み込み – Excel ファイルおよびテキストファイルの読み込み速度が 3.1 リリースより最大 50% 向上しました。
  • ワイルドカードユニオン – ワイルドカードユニオンを使用している場合は、テキストファイルで最大 50%、Excel ファイルで最大 700% のパフォーマンス向上を体験できます。
  • ノードの具体化 – フローでのキャッシュ化されたユニオンのステップに対する更新により、フローにあるユニオンのステップ数、およびフローをクリックした場所に応じて、最大 95% パフォーマンスが向上しました。
Conductor の互換性

インタラクティブパフォーマンスの向上は Conductor と互換性があり、バッチ処理にはまったく影響しません。

フローの構築と管理

ステップの挿入での更新

フローへのステップの挿入は複数の手順があるプロセスでしたが、今回の更新で複数の手順を行うことなくすべてのステップ (入力と出力を除く) を挿入できるようになりました。この機能はステップのコピーと貼り付け、およびフローでの再利用可能なコンポーネントで使用可能です。任意のフローを開き、分岐に移動します。分岐にカーソルを合わせると、新しい[+] メニューが表示されます。アイコンをクリックして、挿入したいステップを選択します。

詳しくは、「 ステップの追加または挿入」を参照してください。

Conductor の互換性

この機能は Conductor と完全な互換性があります。これはフローがどのように実行されるかには影響しません。

再利用可能なステップ

データ準備に同じクリーニングの操作を適用しており、そのため、同じフロー内の一部の作業を異なるデータや複数フローで再利用できるようにしたいと考えているユーザーは数多くいます。この新機能は、簡単にフローからステップを再利用できるため、時間を節約でき、可能なときはいつでも他のユーザーによる作業を活用することができます。ユーザーは接続されたステップのグループを選択し、それらをファイルに保存して他のフローで再利用できるほか、Tableau Server にそれらをパブリッシュして、後で再利用したり、他のユーザーが活用できるようにしたりすることもできます。

詳しくは、「 再利用可能なフローステップの作成 (バージョン 2019.3.2 以降)」を参照してください。

Conductor の互換性

フローのスニペットとは単に、Tableau Server にパブリッシュできる .tfl ファイルです。入力および出力のステップがあれば、スケジュールできます。

データの検証とフィルタリング

あいまい一致とカスタムのデータの役割

Prep Builder 2019.2.2 でユーザーは、ビルトインのデータの役割での無効な値を、あいまい一致の最も近い値に変更することで修正できました。Prep Builder 2019.3.1 ではデータの役割をカスタムで作成する機能が追加されました。このリリースでユーザーは、最も近い有効な値を探してそれに変更することで、自動的に無効な値を修正できるようになりました。これでユーザーはカスタムのデータの役割を活用して、無効な値を自動的に修正できるようになりました。

任意のデータセットおよびカテゴリーのフィールドを選択して、カスタムの データの役割としてパブリッシュします。そしてそのデータの役割を、値が不正確なデータに割り当てます。推奨機能が、データの役割に最も近い値を無効な値との変換候補として提供するので (読み方とスペルのアルゴリズムを使用)、簡単に適用してデータ品質の問題を解決できます。

あいまい一致については、「 類似の値をデータの役割でグループ化する」を参照してください。

Conductor の互換性

バッチ処理モードではあいまいグループ化機能は実行されません。フローが作成されユーザーがグループ化アルゴリズムを選択したときは、グループ化は 変更リスト に保存され、それがバッチモードで実行されるので、この機能の Conductor との互換性が保たれます。

ナビゲーションと表示

フローのナビゲーション

大きなフローを Prep Builder で構築している場合、これらのフローを移動するのが困難なことがよくあります。この フローのナビゲーション により、フローの縮小版が表示されるので、それを移動に役立てることができます。またこのツールから、フローを拡大および縮小することができます。

  • 大きなフローを開きます。
  • ミニマップが右下に表示されます。
  • ピッカーを使用してフローを移動します。
  • 次のようにミニマップの残りのボタンを使用します。
  1. 下矢印でミニマップを最小化
  2. 四角ボタンで画面にすべてのフローが収まるようサイズを調整
  3. [+]/[-] ボタンでフローの拡大と縮小
  4. % ボタンで自動的にフローを 100% に戻す

詳しくは、「 フローナビゲータツールの使用」を参照してください。

Conductor の互換性

完全な互換性があります。

リストビュー

すべてのフィールドを簡単に参照して、名前の変更やフィールドの削除などを素早く実行できるので、入力ステップのビューはお客様から人気があり、すべてのステップで同様の操作が望まれていました。多くの場合一度に 4、5 個のフィールドしか見ることができず、残りを表示するのにスクロールしなければならないため、お客様はストレスを感じることがありました。新しいリストビューでは、特にメタデータに焦点を当てたデータの異なるビューが使用できます。このビューから、ユーザーは簡単にステップの削除と名前変更ができ、データ型の変更や計算の追加もできます。

  • 任意のフローを開きます。
  • 任意のステップに移動します。
  • プロファイルペインの上のツールバーで、リストビューアイコンを選択します。
  1. 任意のフィールドにカーソルを合わせて [X] ボタンをクリックすると、フィールドが削除されます。
  2. [...] メニューでは、プロファイルペインで使用可能なクリーニングオプションがすべて表示されます。値に影響を与える操作 (たとえばフィルター) を行うと、すべて、自動的にプロファイルペインに移動します。アクションはメタデータにのみ影響します (たとえばフィールド名の変更)。

詳しくは、「 ビューの選択」を参照してください。

Conductor の互換性

出力の実行方法に影響がないため完全な互換性があります。

コマンドラインインターフェイス (CLI) の改善

MacOS キーチェーン認証資格情報をフロー実行のたびに入力する必要がない

多くのお客様が、コマンドラインインターフェイスを使用して、マシン上で Tableau Prep フローの実行を自動化しています。この分野での最新の機能改善により、ユーザーは MacOS キーチェーン認証資格情報をフロー実行のたびに手動で入力する必要がなくなりました。どのフローでも Tableau Prep Builder にインストールされているコマンドラインインターフェイスを使用するだけで実行できます。

Conductor の互換性

該当なし

互換性

Tableau Prep Builder は、Tableau Desktop、Tableau Server、Tableau Online とシームレスに連携するスタンドアローン製品です。Tableau Prep Builder で作業中のどの時点でも、データの抽出ファイルの作成や、Tableau Server または Tableau Online へのデータソースのパブリッシュができるほか、Tableau Prep Builder から直接 Tableau Desktop を開いてデータをプレビューすることができます。

  • Tableau Prep Builder は Windows および Mac 上で動作します。10.0 以降のバージョンの Tableau で使用可能な Tableau データ抽出ファイル (.tde および .hyper) や CSV ファイルを作成することができます。
  • Tableau Prep Builder では、Tableau Desktop、Server および Online で利用できるデータソースの多くに接続できます。Tableau でサポートされる全データソースのリストについては、こちらをクリックしてください。
  • データソースによっては、データに接続する前にドライバーのインストールが必要になることがあります。この場合には、ドライバーのダウンロードページをご覧ください。

より短時間でインサイトを得るための新しいワークスペース

Tableau Prep Builder は、Tableau のデータコネクタや計算言語、ガバナンス構造を使っているので短期間で使いこなせるようになり、分析プロセスのどの時点でもすぐにコラボレーションを行うことができます。

Tableau Prep Builder のワークスペースは、接続ペイン、変更内容ペイン、および連携する 3 つのエリアで構成されており、データ操作と分析がしやすいようデザインされています。

  1. 接続ペイン: 接続ペインは、接続先のデータベースとファイルを表示します。1 つ以上のデータベースへの接続を追加して、分析対象の表をフローペインにドラッグします。 
  2. フローペイン: データ接続、クリーニング、分析に適した形式への変換、結合と進むにつれて、各ステップがフローペインに表示されます。各ステップの上部にあるアイコンにカーソルを合わせると、変更内容が表示されます。 
  3. プロファイルペイン: ワークスペースの中央にあるプロファイルペインは、データサンプルに含まれる各フィールドのサマリーを表示します。ここで、ユーザーはデータの形状を確認し、外れ値や NULL をすばやく見つけることができます。
  4. 変更内容ペイン: Tableau Prep Builder は、変更が行われた順序で変更内容を記録するので、必要に応じていつでも変更内容の確認や編集をすることができます。
  5. データグリッド: データグリッドは、データの行レベルの詳細を表示します。表示された値には、プロファイルペインで定義された処理が反映されています。このグリッドで、個々のフィールド値のフィルタリング、保持、および除外を実行することができ、さらに、フィールドをドラッグ & ドロップして表示順序を変更することができます。

製品のヘルプにあるワークスペースで、ビデオなどによる詳細な説明をご確認いただけます。

出力結果の保存と共有

出力内容の定義

Tableau Prep Builder では、次の 3 つのタイプのファイルを保存できます。

  1. フローが含まれる .tfl ファイル
  2. フローおよびローカルのファイルベースのデータソース (Excel やテキストファイルなど) が含まれる .tflx ファイル
  3. フローの実行結果が含まれる出力ファイル

出力ファイルは、.hyper、.tde、および .csv 形式で保存することができ、出力ステップで定義されます。出力ファイルは、Tableau Desktop で開き、Tableau Server または Tableau Online へパブリッシュできます。

Tableau Desktop

Tableau Desktop でフローを実行すると、Tableau のバージョンに応じて .tde または .hyper のどちらかの Tableau データ抽出ファイルが生成されます。どちらも [データソース] フォルダーにある Tableau リポジトリに保存されます。また、準備したデータを他のツールやプロセスで使用する必要がある場合には、.csv ファイルに出力することもできます。

注: 抽出ファイル (.tde または .hyper のどちらでも) と、それに基づくワークブックを作成後、異なるバージョンの Tableau で使用する場合には、他の使用状況で適用されるのと同じ互換性のルールが適用されます。詳細については、「バージョン間でワークブックの互換性があるようにする」を参照してください。

Tableau Server

出力結果を Tableau Server にパブリッシュするには、Tableau Prep Builder で [パブリッシュ] メニューを使用します。Tableau Prep Builder からパブリッシュのリクエストを受信するには、Tableau Server REST API を有効にする必要があります。詳しくは、「REST API 要件」をご覧ください。

Tableau Online

Tableau Prep Builder の [パブリッシュ] メニューを使用して、出力結果を .hyper 抽出ファイル、.tde 抽出ファイル、または .csv ファイルとして Tableau Online にパブリッシュし、クリーニング、書式設定および結合済みのデータへの一元的なアクセスを提供することもできます。

より頻繁な Tableau Prep Builder のアップデート

Tableau はハイペースで開発を続けており、Tableau Desktop や Tableau Server、Tableau Online のリリースサイクルとは別に、Tableau Prep Builder の新機能を頻繁にリリースしていく予定です。今後、新機能や製品の修正を入手するには、最新バージョンの Tableau Prep Builder にアップグレードしてください。

このサイトでは、定期的に新しいリンクを掲載し、コミュニティのユーザーシナリオや製品情報、特に、最新の方法で高速かつ効率的に楽しくデータ準備を行う秘訣を紹介します。

その他のリソース

どうすれば Tableau Prep Builder を入手できますか?

Tableau Prep Builder は、サブスクリプション形式の製品で Tableau Creator ライセンスプログラムに含まれています。Tableau Desktop を既にご利用で、メンテナンス契約をお持ちのユーザーは、メンテナンス契約の一環として、Tableau Prep Builder をダウンロードし、使用することができます。Tableau Prep Builder をまだダウンロードしていない場合は、こちらのページにアクセスするか、このアップグレードページの上部にあるダウンロードボタンをクリックするとダウンロードできます。これらの方法では常に、Prep Builder の最新バージョンがダウンロードされます。

ライセンスの状態が不明な場合は、まず「Tableau Desktop および Tableau Prep Builder でのライセンスの維持」をお読みください。

まずは Tableau Prep Builder を無料でお試しください

Tableau Prep Builder の 14 日間無料トライアル版は、こちらからダウンロードできます。
技術仕様を確認する

Tableau Prep Builder の技術要件は、こちらで確認することができます。
Tableau Prep Builder リリースノート

ヘルプの利用

セルフサービス型リソース

テクニカルサポート
Tableau はお客様を最大限にサポートできるように努めています。 サポートにお問い合わせの際は、以下の情報をご提供ください。
  • 問題とすべてのエラーメッセージ (展開したもの) のスクリーンショット
  • お電話を差し上げるご希望の時間

コンサルティングサービス

Tableau のコンサルタントが新しい Tableau Prep Builder の機能を最大限に活用し、データの価値を引き出す方法をご紹介します。