ガントチャートの作成方法

Tableau、Excel、および Google スプレッドシート

ガントチャートは主にプロジェクト管理で使用され、イベントやアクティビティの期間を視覚化します。プロジェクト管理ツールとして、ガントチャートはタスク間の相互依存関係を視覚的に表示し、ワークフローのスケジュールを分かりやすく示します。また、企業の製品の配達時間やテレビの視聴時間など、何らかの活動に費やされた時間をクリエイティブに表示するためにも使用できます。

このガイドでは、Tableau、Excel、または Google スプレッドシートでのガントチャートビジュアライゼーションの作成方法を説明します。Excel と Google スプレッドシートには事前定義済みのガントチャートが付属していないため、Tableau Desktop 無料トライアル版のご使用をぜひご検討ください。



以下の説明で使用する Excel データ例をダウンロードしてください。

Excel シートデータ


ガントチャートを作成するには、次のステップに従います。


1.データを選択する/データに接続する

Tableau での最小データ要件

これは Tableau ユーザーにとっては、接続ペインで Excel スプレッドシートファイルまたはサーバーデータベースに接続することを意味します。

Tableau でのガントチャート作成に必要なデータは次のとおりです。

選択するデータには、期間を表すメジャーが必要です。少なくとも 1 つのディメンションの開始から終了までの期間です。それがない場合は、1 つまたは複数のディメンションについて、2 つの日付間の期間を定義する計算式を作成できます。これは初心者には少し難しい場合もありますが、データの操作方法を学ぶ良い開始点となります。

ガントチャート用に日付間の差 (期間) を定義するための計算フィールドを作成する方法については、Tableau のチュートリアル「ガントチャートの作成」をご覧ください。

Excel および Google スプレッドシートでの最小データ要件

Excel または Google スプレッドシートでは、ディメンションおよび期間メトリックのデータを含んでいるセルを選択します。

Excel および Google スプレッドシートでのガントチャート作成に必要なデータは次のとおりです。

ツールの制約により、積み上げ棒グラフは 0 から開始し、開始日からの日数は整数である必要があります (開始日を日付形式にすることはできません)。

メトリックが開始日および終了日の場合は、下記の式を使用して、タスクの開始日と期間の日数のデータ列を作成します。

  • 開始からの日数 - この式では最初のタスクの開始日 (最初の開始日) と、任意のタスクの開始日 (選択した開始日) を使用します。
    • =INT(選択したタスクの開始日のセル)-INT(最初のタスクの開始日のセル)
  • 期間の日数 (期間 (日)) - この式では、選択したタスクの開始日と終了日を使用します。
    • =INT(タスクの終了日のセル)-INT(タスクの開始日のセル)

データ内の開始日と終了日を使用して、積み上げ棒グラフ以外のチャートを作成するという選択肢もありますが、その場合は、式による計算またはスパークラインによる棒グラフの作成といった高度なテクニックが必要になります。これらについてはここでは扱いません。

2.ガントチャートを構成する

Tableau でのガントチャートの作成方法

  1. [開始日] を [] にドラッグします。
  2. フィールドをクリックし、フィールドとは、ディメンションまたはメジャーのラベルとして行または列フィールドに表示されるカプセルです [] または [] の連続日付値を選択します。フィールドが緑になるはずです。これは日付が連続ディメンションであることを示しています。
  3. [タスク] または [プロジェクト] のディメンションを [] にドラッグします。
  4. メジャー [期間 (日)] を [マークカード] の [サイズ] にドラッグします。
  5. *オプション* 別のディメンションを [マークカード] の [] にドラッグすることで、さらに詳細情報を追加できます。下記の例ではディメンション [担当者] を使用しています。

ガントチャートに横方向のグリッド線を追加するには、次のステップに従います。

  1. チャートの任意の場所を右クリックして、または上部のメインメニューから [書式設定] > [枠線] の順にクリックして、[書式設定] ペインを表示します。
  2. [書式設定] ペインが表示されたら、[] タブを選択し、「A」アイコンから 4 つ右にある横線のアイコンをクリックし、[グリッド線] をクリックします。
  3. グリッド線を [なし] から実線に変更します。

Excel でのガントチャートの構成方法

Excel で、チャートに使用するデータのみを選択します。データが別の列のセルにある場合は、Command キーを押しながら、選択する各セル全体にマウスをドラッグします。

  1. データが選択された状態で、[挿入] > [] > [積み上げ棒グラフ] の順に選択します。
  2. チャート上で積み上げ棒グラフの左部分をクリックし、[開始日からの日数] の系列バーを右クリックします。
  3. そして、ドロップダウンメニューで [データ系列の書式設定] をクリックし、サイドバーメニューを表示します。
  4. [塗りつぶしと線] タブから [塗りつぶしなし] を選択します。
  5. 最初からプロジェクト/タスクを見るには、Y 軸ディメンションプロジェクトを選択します。
  6. そして、[書式] ウィンドウで [軸の書式設定] の [軸位置] の下にある [軸を反転する] にチェックを入れます。

p>横方向のグリッド線を追加してガントチャートを見やすくするには、Excel で次のことを実行します。

  1. プロットエリアを選択します
  2. [グラフのデザイン] タブ > [グラフ要素を追加] > [目盛線] > [第一主横軸] の順に選択します

Google スプレッドシートでのガントチャートの構成方法

  1. データが選択された状態で、[挿入] > [グラフの種類] > [横棒グラフ] > [積み上げ棒グラフ] の順に選択します。
  2. チャート上で左の積み上げ棒を構成する [開始日からの日数] の系列を選択します。
  3. [グラフエディタ] の [カスタマイズ] で、系列の色を選択して色を [なし] に変更します。

ガントチャートの書式設定に関するヒント:

  • 各行の間に横方向の罫線を追加すると、ガントチャートが見やすくなります。
  • 色を使うと、タスク間や他のディメンションの各項目間が区別しやすくなります。
  • 棒を行の幅いっぱいの大きさにすると、タスク間の関係が見やすくなります。


3.チャートを分析する

複数のプロジェクトが重複している期間はないでしょうか? 同時に複数のタスクにアサインされている人はいないでしょうか? 各タスクの間に、他のアクティビティに利用可能な大きな空き時間がありませんか?

それらすべての答えを見つけられるかどうかは、データに追加したディメンションによります。

関係をさらに深く分析するために、データチャートへの追加を考慮することが推奨される詳細事項は次のとおりです。

  • プロジェクト/タスクの階層 - プロジェクトはタスクに分割でき、タスクはサブタスクに分割できます。そうすることで、何らかの前提条件を見逃していないかどうかを分析するのに役立ちます。
  • プロジェクトの依存関係 - 特定のプロジェクトのタイミングのさらなる延期につながる可能性のある、外部の依存関係を追加しましょう。
  • プロジェクトステータス - 完了、削除、保留、進行中となっているプロジェクトを追跡しましょう。

ガントチャートの作成目的にルールはありません。この記事は、ガントチャートでの典型的なプロジェクト管理の基本に従っていますが、グラフ化および分析が可能なアクティビティのタイプは多数あります。