この記事は、Tableau ブログの「新学期」シリーズの一部です。世界中の学生が、将来のキャリアに役立つ新たなスキルを習得できることを願い、新学期を迎えようとしています。そのリストの上位にランクインしているスキル Tableau について詳細に説明します。

学生がデータサイエンティストやアナリストになれるように、世界中の大学のデータサイエンスおよびビジネス分析プログラムで Tableau が教えられていることは驚くことではありません。しかし、ご存じのとおり、データはあらゆるところに存在しています。そのため、講師は、大学全体の学科で Tableau を使用したビジュアル分析を教えることで、学生がそれぞれの分野のデータに対応できるようにしています。

ここでは、学生がデータを見て、より深く理解するために Tableau を使用している 7 つの学科について説明しています。

1.法律

Warren Agin 氏は、ボストンカレッジ・ロースクールの非常勤教授として、「法的分析: 法的プログラムへのデータと分析的思考の適用」という修士課程を教えています。このコースでは、法学部の学生に、データを使用した法的問題の解決の背景にある概念について説明します。たとえば、裁判所がいかにデータを使用して刑事被告人を裁判までの間刑務所に拘束すべきかを判断するかについて調べたり、ビジュアライゼーションを仮説的な合併交渉の誘導に役立てたりといったことがあげられます。Agin 氏は、Tableau を使用して予測分析の構築プロセスの一貫として、データを調査、理解し、データ内の関係性を視覚化する方法について学生に説明します。このコースで学生は、「Survey of Consumer Finances (SCF)」を調査して、さまざまな政策間の関係性を発見し、所得平等性の問題について理解します。

2.ジャーナリズム

Daniel Angus 博士は、クイーンズランド大学のコミュニケーション・人文学部で「データジャーナリズム」という学士課程を教えています。Angus 博士の講義では、ビジュアライゼーションを、ビジュアルストーリーテリングとビジュアルフォレンジックの 2 つのカテゴリーに分類しています。ビジュアルストーリーテリングは、ジャーナリストがいかに主要な新聞や Tableau のビジュアライゼーションを使用して、ストーリーを伝えられるかに焦点を当てています。ビジュアルフォレンジックは、ジャーナリストが興味深い傾向やインサイトをどのように伝えるかを決める前に、ビジュアライゼーションを使用して自分の目で確かめる方法に焦点をあてています。

「このコースで Tableau を使用することで、学生は非常に複雑なビジュアライゼーションを作成する能力に自信を持てるようになります。Tableau を使用する前は、多くの学生が複雑なビジュアライゼーションは IT に精通した人のみが作成できるもので、自分たちの能力の範疇を超えていると考えていました。Tableau によって、学生は、容易にビジュアライゼーションの作成を開始できるようになり、多くの学生は、その後続けて、最終的な提出課題用に複雑なビジュアライゼーションを作成するようになりました」と、Angus 博士は述べています。

Haiyan Jia 博士は、リーハイ大学のジャーナリズム・コミュニケーション学部で 編集、批判的思考とデータジャーナリズム課程とビジュアルコミュニケーションとデータビジュアライゼーション課程の 2 つの学士課程を教えています。各コースでは、学期の半分がニュースの発見、プレゼンテーション、ストーリーテリングにデータを活用する方法を理解することに費やされます。コースのプロジェクトには、「リーハイ大学の食事オプション」 (英語)「21 世紀の課題」 (英語)「リーハイ大学の精神衛生)」 (英語) などがあります。

3.都市研究・計画

Greg Schrock 氏は、ポートランド州立大学の都市及び公共問題研究カレッジで「地域経済分析」というコースを教えています。これは、経済発展に焦点を置いた都市・地域計画修士の学生を対象とした修士レベルのコースです。このクラスでは、学生は Tableau を使用して地域的な産業雇用の専門化と成長を視覚化します。以下は同氏が教える学生が作成したビジュアライゼーションの例です。

4.マーケティング

Angel Evan 氏は、スタンフォード大学で「データドリブンマーケティング」という生涯教育コースを教えています。このコースでは、マーケティング担当者に、データを活用してより優れた意思決定を行う方法を教えます。また、ソーシャルメディア、モバイルアプリケーション、有料メディア、Web サイト分析、顧客プロファイリングでマーケティング担当者が直面するデータタイプに焦点を当てています。コース終了時には、受講者は継続的な意思決定プロセスの一環として、データを収集、分析、解釈、視覚化する方法を習得できます。

Brian Walsh 氏は、ロードアイランド大学の経営学部で「顧客分析」という学士課程を教えています。このクラスでは、企業が採算の取れる顧客やプログラムと取れない顧客やプログラムを区別できるようにするためのさまざまな概念とアプローチ、さらには収益性を測定し改善するための戦略を確実に策定する方法について説明します。また、概念とデータ実習を組み合わせることで、トピック内容が強化されています。

Jose Mendoza 教授は、サクレッドハート大学の Jack Welch College of Business の学士および修士課程のマーケティングコースで 1 年以上 Tableau を使用してきています。修士課程の学生は、データのプレゼンテーションからデータによるストーリーテリングへと移行し、学士課程の学生は Tableau を使用して販売予測、消費者セグメンテーション、収益性分析、地理データの視覚化といったタスクを実行します。

5.医療

Barbara Hewitt 氏は、テキサス州立大学の College of Health Professions で、医療情報管理プログラムの「医療情報学」という修士課程を教えています。このコースでは、情報インフラストラクチャー、データのニーズ、医療情報システムの導入、意思決定、プライバシーとセキュリティー、消費者情報学、新テクノロジーなどのトピックについて説明します。学生は、Tableau を使用して、実際の病院データを分析し、施設に対する改善案を提示します。

Frank Wang 氏は、サクレッドハート大学で医療情報科学修士プログラムの中の集団健康管理コースを教えています。このコースでは、Tableau を使用して、アメリカ合衆国国勢調査局、アメリカ疾病予防管理センター (CDC)、コネチカット州公衆衛生局、経済協力開発機構 (OECD)、メディケア・メディケイド・サービスセンター (CMS) などで公開されている医療データを分析します。

6.地理

Keith Clarke 氏は、カリフォルニア大学サンタバーバラ校の地理学部で「地図作成デザインと地理的視覚化」という学士課程を教えています。このクラスで学生は、オープンソースソフトウェアを使用して作業に使用するための優れた地図やグラフィックを作成・調整するスキルを身につけます。また、人間の視覚システム、色彩理論、テキスト処理などの地図作成に関するトピックや他の現在行われている研究分野についても説明されます。学生が作成した Viz の例として、「コロラド州デンバーの犯罪統計、2011 年から 2016 年」「カリフォルニア州のワイン醸造用のブドウ園、2015 年」「ニューヨーク、マイアミ、ロサンゼルス発の最も利用者が多い航空路の上位 10」があります。

7.ホスピタリティマネジメント

Karen Xie 氏は、デンバー大学の Daniels College of Business 内の Kritz Knoebel School of Hospitality Management で、「ホスピタリティテクノロジーと分析」という学士課程を教えています。このコースでは、ホスピタリティ業界を発展させるテクノロジーについてさまざまな観点から調査し、BI 向けのデータ分析とビジュアライゼーションの概要についても説明します。ホスピタリティ業界では、データから意味のあるストーリーを作り出して、顧客サービスイニシアティブを変革することができる人材に対する需要が非常に高まっています。学生は、Tableau を使用することで、大規模なデータセットだけでなく、ホスピタリティテクノロジーから取得される小規模なデータセットも視覚化および分析し、ビジネス上の意思決定に情報を提供できる興味深いストーリーを提供します。学生には次のことが求められます: (1) ホスピタリティマネージャーがいかにビジネス分析を使用して、ホスピタリティビジネス上の問題を系統立てて解決し、意思決定を支援するのかについて理解していることを示す、(2) ホスピタリティデータの作成、レポート、分析に必要なプロセスを適用する。

Tableau が使用されている学科は上記だけにとどまりません。Tableau は、他にも心理学、ゲームデザイン、刑事司法、スポーツマネジメント、農業などのコースでも教えられています。皆さんが Tableau を学習し、使用したコースについてぜひ聞かせてください。以下のコメント欄を使って、情報を共有いただけます。また、無料の学生用ライセンスをまだ取得されていない方は、ぜひすぐにお申し込みください

こちらもご覧ください

ブログの更新情報を受け取る