企業向けに一新された Tableau プラットフォーム、新登場

デジタルトランスフォーメーションの取り組みを加速する企業が増えつつあるなか、リーダーたちはデータの価値をますます理解し、組織全体で分析を活用できるようにしたいと考えています。しかし、データドリブンな組織になる道のりでエンタープライズプラットフォームを選定する際、リーダーは妥協を迫られることが少なくありません。強固なガバナンスか、アジャイルなセルフサービスか。高度で強力な機能か、広範なユースケースのための使いやすい機能か。規模拡大しやすいプラットフォームか、費用対効果の高いプラットフォームか。

組織の誰もがより質の高い意思決定をより迅速に行えるようにするために、トレードオフで悩む必要はないはずです。エキスパートのパワーユーザーから一般的なビジネスユーザーまで、すべての人の幅広いニーズに応えるために、点のソリューションを積み上げる必要もないはずです。Tableau が、簡単に価値を引き出し、すべての従業員をデータドリブンにすることができるように構築されているのはこのためです。

本日、企業向けに一新された Tableau プラットフォームのリリースを発表できることをうれしく思います。企業向けの新しいライセンスサブスクリプションプランのほか、ガバナンスやセキュリティ、プラットフォームのスケーラビリティなど、企業向けの新機能をご紹介します。

The Tableau platform, showing the various ways to interact with your data, AI and ML analytics capabilities, data management, live and in-memory access, and deployment options

Tableau プラットフォーム

 

企業向けライセンスサブスクリプションプラン

 

企業向けソリューションと言えば、高度で複雑だとお考えかもしれません。企業向けソリューションは多くの場合、パワーユーザーから求められる高度な機能を備える一方、その代償として習得が難しい、ユースケースが限定的などの問題を抱えています。しかし Tableau が着目しているのは、企業は個人のスキルレベルやデータとの関わり方にかかわらず、組織全体の規模に応じた成功を支えるための深く幅広い機能を必要としているという点です。

企業がより簡単により高い費用対効果で、信頼できる管理されたデータを活用する人を増やせるよう支援するために、Tableau Online では Creator、Explorer、Viewer ライセンスに Data Management が、また Tableau Server では同様に Data Management と Server Management がバンドルされます。これによって、アドオンの取得と導入が一層簡単になり、社内の誰もがビジネス成果を向上できるようサポートできます。

 

データ管理の統合とセキュリティの一元管理で信頼性を向上

 

ガバナンスの新機能と機能強化により、必要なときにどこからでも、適切な人が適切なデータに接続できるようになります。

データ管理の強化

予定されている Tableau 2021.3 リリースでは、いくつかの新しいデータ管理機能が登場します。まず Tableau Catalog では、継承された説明を Web 作成フロー内で直接表示できるようになります。また、データ品質に関する警告がメール配信で受け取れるようになり、メール内のリンクをクリックすると警告の対象になっているダッシュボードに直接移動できます。

Tableau Prep Conductor のリンクされたタスクの機能を使うと、複数のフロージョブが Tableau Server で連続して実行されるようにスケジュール設定することができます。また Prep Conductor で、日付、日付と時刻、整数に基づいて、一連の足りない行を表に作成できるようになります。この機能を使うと、データの欠落部分を補って完全なデータセットにし、より精確なビジュアライゼーションを作成できます。

セキュリティの一元管理

高い柔軟性と細かいコントロールを実現し、どのユーザーやグループがデータのどの部分にアクセスできるかを Tableau 管理者が一元的に設定できる、新しいセキュリティ機能をプレビューでご覧いただけます。また、一元化された行レベルのセキュリティ機能を利用すると、Tableau 管理者はデータ表で行レベルのセキュリティを設定、管理するとともに、そのデータを使用している、接続されたすべての Tableau フロー、データソース、ワークブックに対して、同じセキュリティを一貫して適用することができます。

さらに、新しいコンテンツタイプとして仮想接続が登場します。管理されたデータベース接続を通じ、さまざまな表にアクセスできるようにして共有することも、サービスアカウントの認証資格情報を埋め込むことも、データ表からデータを一元的に抽出して Tableau Server や Tableau Online で再利用することも可能です。

Tableau administrative interface showing a row-level security policy for a virtual connection to a database of invoices, ensuring that a salesperson will only see the data related to their accounts.

営業担当者の場合、埋め込みの認証資格情報を使った仮想接続で、請求書データにセキュア接続することができます。導入されている行レベルのセキュリティのポリシーにより、その営業担当者に見えるのは自身の顧客に関係するデータのみになります。

 

ミッションクリティカルな分析プラットフォームの導入とスケーリングを簡略化

 

管理された分析環境の導入と管理を効率的に行えるようにするために、新しいリソースと機能が登場します。

エンタープライズアーキテクチャ

年内にリリースが予定されている、階層型トポロジを持った企業向けのリファレンスアーキテクチャにより、IT チームが Tableau を導入する際、可用性やパフォーマンス、セキュリティ、コンプライアンス、スケーラビリティに対する業界標準のアプローチを使えるようになります。サーバーアプリケーション機能の各階層は、管理者用のセキュアアクセスガイドライン、プロキシ統合 (ブラウザ、モバイル、PC)、認証プラグインの強制で、アクセス制御されたサブネットによりバインド、保護されます。企業環境への導入のガイドラインはテクノロジーにもプラットフォームにも依存しないため、導入先がオンプレミスでもクラウドでも、また使うのが仮想マシンでもコンテナーでも、サブネット全体で階層を簡単にセキュリティ保護、拡張、管理できる柔軟性が実現されます。

リソース管理

IT チームは、ハードウェアリソースの制限を設定して、Tableau Server パフォーマンスを一層簡単に最適化できるようになります。当初は、バックグラウンダーのリソース使用量を制限して、ジョブキューのパフォーマンスを改善する機能から提供します。来年初頭にリリースされる予定の Tableau Server Management に含まれる、新しいリソース管理機能にご期待ください。

動的スケーリング

今年すでに、 コンテナーの Tableau Serverがサポートされるようになりました。そして来年には、コンテナーでの動的スケーリングが、まずはバックグラウンダーで可能になります。これにより、Tableau Server 導入環境内のワークロード変更要求に対応して、より安定したパフォーマンスを確保できます。

 

妥協なくすべてを可能にする、大企業向けの分析環境

 

ガバナンスとセルフサービスを引き換えにしない — 制限するのではなく可能性を広げるための統合された データ管理とガバナンス により、誰もがデータと分析のライフサイクル全体を通じて、継続的に信頼できる環境を利用することができます。

強力な機能と直感的な機能どちらかの選択は不要 — 直感的なインターフェイスと AI を活用した分析 で、スキルレベルを問わずユーザーの好奇心、創造性、データドリブンな意思決定を促すことができます。ドラッグ & ドロップや自然言語による操作、コード不要の機械学習、ワンクリックで構築できる統計モデルにより、データの操作と探索が始めやすくなっています。

ユーザーに選ばれ、リーダーからの信頼も厚いプラットフォーム — 世界中の数万の組織が Tableau を選んでいるのは、一流の分析ソフトウェア以上のものが得られるからです。Tableau なら、成功に必要なものをすべて提供して、データドリブンな組織になるための道のり全体にわたってあらゆる人にパワーをもたらせるようになります。データカルチャーの構築も Tableau Blueprintで支援します。これは、人の潜在能力を引き出し、分析を普及させるための極めて包括的なガイドラインです。また、組織内でデータコミュニティを育成し、世界中の日常的なデータユーザーが集まる Tableau コミュニティに参加して、データスキルを高めることができます。

誰もが使えるスケーラブルで費用対効果の高い分析環境 — Tableau プラットフォーム は他に類を見ない柔軟性と選択肢を備えており、どのようなテクノロジーやデータ戦略を過去に採用していても、既存の投資と統合でき、組織の進化し続けるニーズとともに成長させることができます。また、Tableau の企業向けライセンスサブスクリプションプランは、大規模な組織が導入を推し進める際の実際のニーズを踏まえており、予想外のコストもプラットフォームへの依存もないうえ、機能に妥協は一切ありません。

Tableau 導入環境の規模拡大に関心をお持ちでしたら、アカウントエグゼクティブに お問い合わせください 。企業向けサブスクリプションライセンスについて、詳しくご説明いたします。

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