Tableau でスピードの必要性を満たした HotelQuickly 社



HotelQuickly 社のモバイルアプリは、アジア太平洋 15 か国の 200 か所以上の旅行先で、6,000 軒を超えるホテルと提携し、割引情報をユーザーに提供しています。ビジネスが急速に成長するのに従い、同社はデータをさらに活用したいと考えました。Tableau の導入後、同社は分析にかかる時間を削減し、新しい形でデータを見ることができるようになって、1 分 1 秒を争う業界でより迅速なビジネスの対応が可能になりました。

データと分析における変革は、企業が顧客について持っている知識を変えつつあります。それと同時に、旅行者によるモバイル利用が拡大していることから、旅行業界の企業はまったく新しい方法で顧客の関心を引く必要があります。Lenovo による調査では、アジアの人々の約 59% がモバイルデバイスで宿泊施設をオンライン検索しており、全世界の平均値より 13% 多いことがわかりました。

HotelQuickly 社は、モバイルと旅行を組み合わせて大きな成功を収めている企業です。当日と前日のチェックインでのみ客室を提供する、モバイル専用の自社販売チャネルを設けることにより、人間本来の自発性をうまく利用しています。宿泊日にきわめて近い日に予約が行われるため、ホテル側は HotelQuickly 会員に大幅な割引を進んで提供します。

旅行者は、HotelQuickly アプリですぐに予約を入れることができます。

主な指標のレポーティングを自動化し、とても見栄えの良い形でそれをビジュアル化できるため、Tableau は (HotelQuickly 社の) 競争力の維持に役立っています。Tableau のおかげで、当社はデータドリブンな企業に変身しつつあります。インサイトにあふれる、いつも最新でオンラインのダッシュボードに誰もが喜んでいます。

香港に拠点を置く同社は、現時点でオーストラリア、マレーシア、シンガポール、タイ、ベトナムの市場で 6,000 軒以上のホテルを扱っています。このアプリはインドネシア語、英語、タイ語、ベトナム語、簡体字と繁体字の中国語の 6 言語にローカライズされています。

HotelQuickly 社の事業は拡大しており、顧客情報やホテル料金など、扱わなければならないデータ量は過去 2 年間で大きく増加しました。同社の最大のデータセットには、1 つの表に数億行もあります。

ビジネスインテリジェンスチームが最初に直面したビジネス上の課題の 1 つは、経営陣が情報に基づいた迅速な意思決定を行えるよう支援することでした。

「パートナーシップキャンペーンを数多く実施していく中で、各キャンペーンの成果を分析し、その結果を毎週伝える必要があります」と、HotelQuickly 社ビジネスインテリジェンス部門責任者の Peter Varga 氏は述べています。「しかし、Tableau を導入するまでこれは不可能でした」

もう 1 つの課題は、投資家向けの報告書をタイムリーに準備することでした。「データを Microsoft Excel のワークシートにエクスポートするのに長い時間がかかっていました」と、Varga 氏は語りました。そのため、さらにインサイトを求めてデータを探索する時間がほとんどなくなっていました。

より良いソリューションを求めて

2014 年の後半になり、HotelQuickly 社のチームは、業務を支援する最適なビジネスインテリジェンス (BI) ツールを探し始めました。

「他の BI ソフトウェアを試しましたが、ほとんどは優れたビジュアル分析機能を持たず、使い始めるのはとても難しいということがわかりました。そして、探している途中で偶然見つけたのが、ガートナー社の 2014 年版ビジネスインテリジェンスおよび分析プラットフォームのマジック・クアドラントです。その右上のクアドラントには Tableau があり、その中で事実上のリーダーと位置付けられていたため、関心を持ちました。マジック・クアドラントに挙げられていた他の一流企業数社に連絡を取って、競合製品を検討した結果、当社のニーズにとって優れたソリューションは Tableau だとはっきりわかりました。他のソリューションで、データの接続方法を理解するのにかかったのと同じ時間で、Tableau では興味深いインサイトをデータから得られました。シンプルで直感的なドラッグ & ドロップインターフェイスのおかげです」と、Varga 氏は述べました。

顧客行動データから引き出したインサイトが、HotelQuickly 社のより良い意思決定を支援しています。

Varga 氏は無料のトライアル版をダウンロードし、非常に直感的に使えることがわかって喜んだといいます。そして、BI アナリストと開発者の BI チームに Tableau を紹介しました。

「さまざまなデータソース (当社の場合は Amazon Redshift) にシームレスに接続し、分析を行って、役立つインサイトがあっという間に得られる能力こそが、Tableau の大きな魅力です」と、Varga 氏は語ります。

Tableau の導入以降、同氏のチームは Tableau を使って 5 億行のデータを扱いました。「ビッグデータでもほとんどリアルタイムで操作できる Tableau のスピードと能力が、とても嬉しかったです」と氏は振り返ります。

パートナーシップキャンペーンを数多く実施していく中で、各キャンペーンの成果を分析し、その結果を毎週伝える必要があります。しかし、Tableau を導入するまでは不可能でした。

経営幹部からの好意的な反応

チームは Tableau を使って、全社に配布する週次報告書や月次報告書を作成してきました。この報告書には、経営陣やカントリーマネージャーから得た売上高と売上の最新情報、マーケティングと財務のデータ、成長に関する最新情報が取り上げられます。包括的なダッシュボードによって、複雑な情報をきわめて簡単に社内で共有できるようになりました。

Varga 氏は次のように述べています。「Tableau には『ストーリー』を作成する機能があります。そこで私は、データに基づいた『前月の HotelQuickly のストーリー』を毎月作り始めました。当社の経営幹部は、すぐにこれを毎月積極的に読むようになりました。そして、CEO と CTO が『月次の BI に関する最新情報は本社が今まで得た中で最高であり、インサイトにあふれている』と言ったことにより、全社規模で認知度を高めました。私はこれに刺激を受けて、BI 部門でできることをさらに広げながら革新を続けています」

「データに基づいて美しくビジュアル化された最新のインサイトを定期的に見られて、社員は本当に喜んでいます。Tableau によって引き出されるデータの価値をチームメンバーがどれほど評価しているのか、その一例を挙げましょう。私は今では、毎週定例のマーケティング電話会議の開始時に 5 ~ 10 分間、データに基づいた前の週のインサイトを説明するよういつも頼まれています」と、同氏は付け加えました。

競争力の維持

HotelQuickly 社は、モバイル関連の新興企業が競合他社の一歩先を進むために、データと Tableau のような分析ツールをいかに活用できるかを示す良い例です。

「当社は、市場でもベストな料金を提供していると自負しています。インサイトにあふれた分析と報告書を作成して配布する時間を大幅に短縮して、競争力を維持するうえで、Tableau が役立っています。今では、KPI の詳細、予約パターンの変化の様子、収益やコミッションの詳しい情報、為替レートなどを示す報告書を毎週作成しています」と、Varga 氏は詳しく説明しました。

「当社のビジネスは非常に指標に基づいた運営をしていますが、各期の指標を比較できるようになり、Tableau の高速なデータ分析とドラッグ & ドロップの機能のおかげで最適な状態に保たれています」と、同氏は付け加えています。

Varga 氏は、クロスプラットフォーム対応という点からも Tableau は強力なツールだと述べています。「Tableau は当社のビジネスにぴったりです。Tableau の美しいダッシュボードはモバイルデバイスに最適化できるので、外出中の社員が分析結果にアクセスするのも簡単です。基本的に Tableau は、実際に取得できるデータから、必要なインサイトを引き出す力を持っています」と、氏は語っています。

さらなる改善を目指して

HotelQuickly 社ではその成長計画に合わせて、事業全体でさらに幅広く Tableau を導入する計画を立てています。Varga 氏は次のように述べました。「マーケティングや広報、商品開発で改革を目指しながら、Tableau を一層広く深く使ってチームにとって最善のインサイトを引き出せるように、さまざまな部署で Tableau の利用を拡大する予定です」

Varga 氏は Tableau を使い始めた頃に利用したカスタマーサービスの質にも好印象を持っています。「担当のアカウントマネージャーはとても感じが良く、頼りになり、楽しい人物でもありました。私の問い合わせにも、いつも迅速にプロらしく回答をくれました。Tableau のサポートチームとオンラインコミュニティも、トラブルシューティングのアドバイスで大きな助けになっています」と、同氏は語りました。

分析の予備知識を持たないユーザーのために BI ツールを探している企業に、Varga 氏からアドバイスをいただきました。

「最適な BI ツールで実現したいことを検討してから、無料バージョンを試して、気に入るかどうかを確かめてみるのです。Tableau なら、すぐに違いがわかるでしょう。オンライントレーニングはすべて無料ですし、私のチームや私自身が Tableau をすぐ使えるようになるのに、オンラインセミナーが本当に役に立ちました。当社の新人研修生は、スキルがゼロの状態から Tableau の分析で大きく貢献できるようになるまで、ほとんど時間がかかりませんでした」と、Varga 氏は最後に述べました。

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