
アクセラレーターのデータマッピング
データマッピング機能を使うと、アクセラレーターのすぐに使えるダッシュボードの設定に必要な時間と手間が省かれ、分析を一層迅速に始められるようになります。アクセラレーターの設定時にデータマッパーを使うことで、外部データをアクセラレーターに取り込んで、ユーザーのデータソースのフィールドを、アクセラレーターのフィールドにマッピングできます。この操作は、データマッピング機能に対応しているアクセラレーターで自動的に開くダイアログボックスで、データマッピングのユーザーインターフェイスを使って行えます。

Tableau for Slack の機能強化
Tableau for Slack アプリで、インサイトに基づいて一層効果的にコラボレーションしましょう。アプリの機能が強化され、あらゆるディスカッションと意思決定でデータを中心に据えることがさらに簡単になりました。このバージョンでは次のことを行えます。
- 共有された Tableau コンテンツの内容を確認できます。リンクのプレビューが表示されるようになったため、チームは適切な情報をすぐに見分けてアクションを取れます。
- ダイレクトメッセージとチャンネルで、Tableau コンテンツを簡単に検索、共有できます。
- アプリのホームページで、最近使用したものやお気に入りを簡単に見ることができるため、インサイトの取得がスピーディになります。
*Tableau for Slack の機能強化は今後数週間以内に提供の予定です。

Tableau Server 用のアイデンティティプール
Tableau Server には、アイデンティティストアが 1 つに限定されるという厳格な制限がありますが、アイデンティティプールを利用するとその制限を回避できます。アイデンティティプールは、アイデンティティストアと呼ばれてきた「ユーザー情報源」と認証の仕組みを組み合わせたものです。この機能を使うと、プールを追加して、ユーザー情報源をローカルアイデンティティストアに組み込むと同時に、最新の認証方法の OpenID Connect でユーザーを認証させることができるようになります。柔軟性がさらに高まるため、内部の Active Directory に追加できない外部のユーザーが Tableau にアクセスする必要がある組織で、特に役立つ機能です。
Tableau 2023.1 の機能の概要
2023 年の Tableau Visionary である Samuel Parsons さんによる最新機能の紹介動画をご覧ください。今回のリリースに含まれる注目の機能をご紹介します。
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Tableau Prep の入力ステップの機能強化
Tableau Prep の入力ステップで、複数の列を一括選択できるようになりました。非表示にする列や削除する列を個別に選択する必要はもうありません。また [日付と時刻] のデータ型では、相対日付フィルターを使って古いデータを削除することもできます。こうした機能強化により、フロー作成時の操作性が向上するとともに、Tableau Prep のステップ間で一貫したユーザーエクスペリエンスも実現されます。

Tableau Prep のソース行番号
Tableau Prep の入力ステップで [ソース行番号] を含めておくと、Microsoft Excel ファイルやテキスト (.csv) ファイルの元の並べ替え順序を維持することができます。並べ替えの基準になったフィールドが使用できない状況で、データの元の並べ替え順序を知りたい場合に便利な機能です。
クロスデータベース結合の機能強化
Tableau に新しい最適化手法が導入され、クロスデータベース結合が高速化されます。これまではクロスデータベース結合の両側が、結合を実行する Hyper に取り込まれていました。そのため、結合する表のサイズが大きいと、ネットワークの I/O がクエリのパフォーマンスに大きな影響を及ぼすことがありました。新しい最適化手法では、サイズの大きなデータセットを不必要に送受信しないようにするために、高速化が見込まれる場合は、結合する 2 つのデータセットのうち大きい方を格納しているデータベースで、ローカルにクロスデータベース結合が実行されます。

Google ドライブの共有ファイルのサポート
共有されているファイルとドライブに、Google ドライブコネクタでアクセスできるようになりました。
Tableau のリリースについて