2026.2
ホスティング型の Tableau MCP
Tableau MCP が、Tableau Cloud で完全クラウドホスティング型のサービスとして実行されるようになり、ユーザーによる独自の MCP サーバーのセルフホスティングと維持が不要になりました。そのため、経費を大幅に抑えながら、信頼できる Tableau 分析環境にあらゆる MCP 対応 AI エージェントをすぐ接続することができます。OAuth 2.1 サポートが組み込まれており、ガバナンスと信頼性も確保されているため、エンタープライズ対応のセキュアな AI インテグレーションがすぐに実現します。この強化された Tableau MCP 機能は、Tableau Cloud の Standard、Enterprise、Tableau+ の各エディションで利用可能です。
Tableau セマンティク: コンポーザビリティのオーバーライド
拡張したセマンティックモデルで表示名や表示状態などのプロパティを修正して、継承されたビジネスロジックを特定の要件に適合させることができます。この機能を使うと、信頼できる単一の情報源を保持しながら、すぐに使用できる (OOTB) コンテンツで組織に固有のニーズを満たせるようにすることが可能です。
コンポーザビリティのオーバーライド機能は Tableau Next で一般提供されます。
SAML と OIDC のユーザー属性関数
ご利用の ID プロバイダーから直接渡される行レベルのセキュリティ用の属性を使用して、データセキュリティを強化することができます。これにより、ユーザーに各自のロールに関係するデータのみが表示されるようにする、動的な属性ベースのアクセス制御が実現します。
SAML と OIDC のユーザー属性関数は、Tableau Server で一般提供されます。
ダッシュボードの Tableau Agent: 会話型分析 (ベータ版/パイロット版)
ビジネスユーザーが、データに関する質問の回答を待たずに得られようになりました。ダッシュボードの Tableau Agent では、誰もがデータに関する質問をわかりやすい言葉で投げかけて、アクションにつながる情報をすぐに得ることができます。このセルフサービス機能により、すべてのユーザーは参照元データソースに対してクエリを直感的に実行して、掘り下げたインサイトをダッシュボードから取得できるようになります。
ダッシュボードの Tableau Agent: 会話型分析の機能は、Tableau Cloud でベータ版として、また Tableau Server ではパイロット版として提供されます。
セマンティック検索 (パイロット版)
自然言語を使って、適切な Tableau コンテンツをすぐに見つけることができます。セマンティック検索により、キーワードが完全一致していなくても、わかりやすい言葉とビジネスコンセプトを使って適切なダッシュボードやデータソース、ワークブックが検索できます。この直感的な検索機能で既存のアセットが見つけやすくなり、重複を防げるようになります。
セマンティック検索の機能は、Tableau Cloud でパイロット版として提供されます。
VizQL データサービス: ライブダッシュボードクエリ
パワフルな埋め込み分析エクスペリエンスの構築が、いっそう簡単になりました。VizQL データサービスの新しいライブダッシュボードクエリ機能で、埋め込みアプリケーションから直接、Tableau ワークブックのデータソース (埋め込みデータソースを含む) にクエリを実行することができます。まず、埋め込み API の新しいメソッドが、ユーザーのアクティブなダッシュボードセッションの識別子を提供。この識別子は VizQL データサービスに渡され、閲覧者がダッシュボードで見ているものと完全に一致するデータが返されます。これにより、カスタムのエージェント型エクスペリエンスや、AI を活用した質問と回答のインターフェイスのほか、セッションを認識したライブの Tableau データを利用する高度に統合されたアプリケーションも構築することができます。
VizQL データサービスのライブダッシュボードクエリ機能は、Tableau Cloud と Tableau Server で一般提供されます。
カスタムビューのアクセシビリティ強化
視覚障害を持つユーザーに対して公平なエクスペリエンスを確保するために、重要な構成オプションでスクリーンリーダーをサポートすることが可能です。キーボードフォーカス時に、設定の既定値や共有ビューの説明テキストが読み上げられるようになり、個人データの意図しない流出が防げます。
カスタムビューのアクセシビリティ強化の機能は、Tableau Cloud と Tableau Server で一般提供されます。
ワークブック拡張機能の管理
ワークブックが複雑になるにつれて、どの拡張機能がどこで使用されているかを把握するのが、非常に難しくなる場合があります。ワークブック拡張機能の管理機能を使用すると、ワークブックで使われているあらゆるダッシュボード拡張機能や Viz 拡張機能を一元的に確認、削除、置換できます。Tableau Exchange で取得した拡張機能、社内向けに開発した拡張機能、ライセンスを取得したパートナーソリューションのいずれも、使用中にすぐ置き換えることが可能です。
ワークブック拡張機能の管理機能は、Tableau Desktop、Tableau Cloud、Tableau Server、Tableau Public で一般提供されます。
Tableau マップ: 走行時間エリア
従来のマップでは直線距離が前提とされるため、範囲やアクセスしやすさ、距離の想定が不正確になることがあります。Tableau マップの走行時間エリア機能を使用すると、等時線多角形がマップに直接描画され、実際の道路網や交通量に基づいて、任意の時間内にどこまで現実的に移動できるかが示されます。マップのツールバーで走行時間ツールを選択し、地点をクリックして、外側にドラッグするだけで、カバーされる範囲が生成されます。店舗の場所の最適化、配送ゾーンの計画、緊急対応の管理、サービス地域の調整などで、走行時間エリア機能は実際の状況に基づいた意思決定に役立ちます。
マップ: 走行時間エリアの機能は、Tableau Desktop、Tableau Cloud、Tableau Server、Tableau Public で一般提供されます。
SVG 画像のダウンロード
Tableau のダッシュボードやビジュアライゼーションを Tableau の外で共有する場合、重要なのは画質です。SVG 画像のダウンロード機能により、ダッシュボードやビジュアライゼーションを拡大縮小可能なベクター画像としてエクスポートが可能。どのようなサイズに変更しても画像は鮮明なままで、PNG エクスポートで起こりがちなぼやけの問題は発生しません。SVG ファイルは、REST API、Web 表示環境のベクター画像オプション、ダッシュボードのダウンロードボタンで取得することができます。画像の埋め込み先がプレゼンテーションやレポート、その他のコンテンツであっても、Tableau の分析結果を意図した通りに表示できるようになりました。
SVG 画像のダウンロード機能は、Tableau Desktop、Tableau Cloud、Tableau Server、Tableau Public で一般提供されます。
Tableau Bridge: Tableau Cloud 内の通知
Tableau Cloud 内で直接表示される Tableau Bridge ジョブ失敗の通知で、データの更新の状況を把握することができます。この自動アラートにより、サイト管理者とデータ所有者は接続に関する問題を迅速に解決して、データパイプラインを最新の状態に保てるようになります。
Tableau Bridge: 通知機能は、Tableau Cloud で一般提供されます。
Tableau Bridge: Web 作成時のデータソース編集
オンプレミスのデータを使用している作成者が、Tableau Bridge データソースを構築または更新する際に、Tableau Desktop に切り替える必要がなくなりました。作成者は今回の機能強化で、ネイティブコネクタを使用しているパブリッシュされた Bridge データソースを Tableau Cloud で直接作成、編集できるようになったため、ワークフロー全体を 1 か所にまとめられます。
Tableau Bridge: Web 作成時のデータソース編集機能は、Tableau Cloud で一般提供されます。
Tableau Server 管理者プロファイル
ユーザーとグループの管理機能を、IT 部門や地域担当責任者などの非管理者ロールに委任することができます。このカスタムプロファイル管理機能により、きめ細かいコントロールとセキュリティを維持しながら、フル権限のサイト管理者の必要性を低減することが可能です。
Tableau Server 管理者プロファイルの機能は、Tableau Server で一般提供されます。
コンポーザブルな Tableau ビューと Tableau Pulse メトリクス (LWC)
独自の UI ロジックと挙動でネイティブコンポーネントをラップすることにより、Tableau ダッシュボードと Pulse メトリクスを Salesforce に埋め込む方法をカスタマイズできます。コンポーザブルな Tableau ビューと Tableau Pulse メトリクスの Lightning Web コンポーネント (LWC) で、開発者はシームレスなインテグレーションを継承しながら、フィルターの設定、カスタムツールバーの追加、パフォーマンスの微調整をプログラムで行うことが可能です。
コンポーザブルな Tableau ビューと Tableau Pulse メトリクス (LWC) は、Tableau Cloud と Tableau Server で一般提供されます。
Tableau Pulse: メトリクスのモバイルウィジェット
モバイル機器のホーム画面で直接、重要度の高いデータやインサイトを常に表示することができます。Tableau Pulse メトリクスのモバイルウィジェットでは、優先度の高いどのメトリクスを前面や中心に表示するかをカスタマイズできるため、Tableau アプリを最初に開かなくても情報を常に把握して、スピーディにアクションを起こすのに役立ちます。
Tableau Pulse: メトリクスのモバイルウィジェットは、Tableau Cloud で一般提供されます。
コンポーザブルデータソース
新しいユースケースのたびにデータソースを一から作成し直していると、業務の遅れを招き、組織全体で一貫性がとれなくなります。コンポーザブルデータソースにより、すでにある Tableau のパブリッシュされたデータソースを単一の統合モデルに組み合わせて、ユースケースに必要なビジネスロジックとビジネスコンテキストで拡張した後、ワークブックや Tableau Pulse メトリクス、API で再利用できるようにパブリッシュすることが可能。パブリッシュされたアップストリームデータソースが変更された場合、その変更は更新時に、作成されたデータソースに自動で反映されます。
コンポーザブルデータソース機能は 6 月から 7 月にかけて、Tableau Cloud、Tableau Server、Tableau Desktop に導入されます。
Tableau Next: セマンティックモデルの自動生成 (ベータ版)
AI を使用して、わかりやすい言葉でセマンティックモデルや関係、計算フィールドを自動生成し、インサイトを得るまでの時間を短縮することができます。この機能で、新しいユーザーにとって技術的なハードルが下がるとともに、データプロフェッショナルも複雑なモデリング作業で大きく手間を省いてスタートできるようになります。
セマンティックモデルの自動生成機能は、Tableau Next でベータ版として提供されます。
Tableau Next: Q&A キャリブレーション (ベータ版)
データエキスパートが AI 生成の回答を体系的に検証、最適化して、組織に固有の設定に合わせることが可能です。このツールで、一括回帰テストや質問の生成を行うことにより、データモデルの発展に合わせて高い的確性と一貫性を保てます。
Q&A キャリブレーションの機能は、Tableau Next でベータ版として提供されます。
Tableau Next: しきい値到達ペースに関するインサイト (ベータ版)
重要な制限値があるメトリクスをモニタリングしている場合、しきい値をすでに超えたことを知るだけでは不十分です。しきい値到達ペースに関するインサイトにより、選択した時間範囲で、メトリクスが設定済みしきい値に到達するか超えるまで順調に推移しているかを調べて、それがいつ起こるかを予測することが可能です。このインサイトは、しきい値が設定されて予測が有効になっている場合に、メトリクスカードと詳細ページに自動表示されます。利用状況の上限、予算の上限、サービスレベルの目標値などの追跡で、しきい値到達ペースに関するインサイトは制限値を超える前の対処に役立ち、静的なしきい値を事前予防のためのシグナルとして生かせるようになります。
しきい値到達ペースに関するインサイトの機能は、Tableau Next でベータ版として提供されます。
Tableau Next: Agentforce 健全性モニタリングのアラート
導入済みの AI エージェントの管理では、問題の発生をほぼリアルタイムで把握することが欠かせません。Agentforce 健全性モニタリングの非エージェント型データアラートにより、健全性モニタリングダッシュボードで直接、先を見越したアラートを設定して、AI エージェントのエラー率などの重要なシグナルを追跡することができます。条件が合致した場合、ユーザーは数分以内に通知を受け取るため、問題が悪化する前の対処が可能です。
Agentforce 健全性モニタリングのアラート機能は、Tableau Next で一般提供されます。
Cloud のキャパシティ管理
Tableau Cloud 管理者向けの柔軟なキャパシティ管理で、抽出更新の並列処理やパブリッシュ API などのキャパシティ制限を表示し、透過的に管理できるようになります。管理者は、キャパシティ制限をサイト間で変更してサイトの実稼働環境の制限を引き上げ、柔軟なプロダクト使用を推し進めることが可能です。
Cloud のキャパシティ管理機能は、Tableau Cloud で一般提供されます。
Tableau Next: Salesforce コネクタ (ベータ版)
Tableau から直接、Salesforce の標準オブジェクトやカスタムオブジェクトを参照、接続して、データの取り込みをシンプルに行うことができます。このネイティブ統合により、Tableau プラットフォーム内で、分析のためのプライマリキーとカテゴリをスピーディに設定できるようになります。
Salesforce コネクタは、Tableau Next でベータ版として提供されます。
Tableau Next: 円形レイアウト
直線的なチャートでは見逃してしまうパターンを見出しましょう。円形ヒートマップ、棒グラフ、折れ線グラフ、ナイチンゲールチャートなど 6 つの新しいチャートタイプで、円形レイアウトにしてデータをプロットすることができます。コンパクトで視覚に訴えるこうした形式を使うと、アナリストは傾向や割合をいっそう直感的に伝えられるようになります。
円形レイアウト機能は Tableau Next で一般提供されます。
Tableau Next: データ探索の機能強化
CSV 形式でダウンロードする機能でビジュアライゼーションのデータをスピーディにエクスポートして、分析を掘り下げたり、共有したりできます。また、小計付きのグループ化されたテーブルでは、展開と折りたたみが可能な行を使って、全体像を示すサマリーと詳細なデータ表示を簡単に切り替えられます。さらに、ダッシュボード内のテキストウィジェットにメトリクスを表示する機能により、自動更新されるライブのメトリクス値を説明テキストに直接埋め込んで、継続的にナラティブと数値をリンクさせることも可能です。
CSV 形式のダウンロード、小計付きのグループ化されたテーブル、ダッシュボード内テキストウィジェットのメトリクスの各機能は、Tableau Next で一般提供されます。
Tableau Next: アクション - フィルター、パラメーター、複数選択
1 か所のセレクターから複数のデータモデルを制御するフィルターアクション、視覚的な操作でパラメーターの変更をトリガーするパラメーターアクション、複数のデータポイントに基づいて一度にアクションを起こせる複数選択の機能が登場。ワークフローが効率化されるとともに、何度もクリックを繰り返す必要もなくなります。また、ターゲットパラメーターの機能では、関係するビジュアライゼーションでのみパラメーターを更新することができ、迅速で的確なインサイトが維持されます。
フィルター、パラメーター、複数選択のアクション機能は、Tableau Next で一般提供されます。
Tableau Pulse: 特定時点のメトリクス
在庫量や社員数などのスナップショットメトリクスに、期間の最終日時点の値を反映させることができます。アナリストは高度なエディターで計算式を作成せずに、Pulse メトリクスを期間全体の集計ではなく、「特定時点」として定義できるようになりました。Tableau Pulse: 特定時点のメトリクスにより、ビジネス運営に適したレポートを作成して、パフォーマンスを確実に追跡することが可能です。
Tableau Pulse: 特定時点のメトリクスの機能は、Tableau Cloud で一般提供されます。
Tableau Next: Tableau セマンティク DX 拡張機能
すでに使用している開発者ツールから、Tableau のセマンティックモデルをコードとして編集、導入できるようになりました。VS Code、Cursor、Agentforce Vibes から直接、セマンティックモデルを作成、編集、一括管理することが可能です。Git 統合と CI/CD のサポートにより、ビジネスロジックのバージョン管理、コラボレーション、Tableau セマンティク全体への一貫した変更導入が実現します。
Tableau セマンティク DX 拡張機能は、Tableau Next で一般提供されます。
Tableau Mobile: スワイプによるシート切り替え
Tableau Mobile アプリで、複数のシートがあるワークブックをスムーズに操作することができます。個別のシートをドロップダウンメニューから開く操作に加えて、3 本指で左右にスワイプして前後のシートに移動できるようになりました。モバイル機器でシート間を簡単に移動するこの機能により、ビジネスが行われるあらゆる場所で、自信の持てる意思決定を下すのに必要なデータを容易に確認することが可能です。
Tableau Mobile: スワイプによるシート切り替え機能は、Tableau Cloud と Tableau Server で一般提供されます。
Tableau Public のヘルプエージェント
スピーディな疑問の解決と新機能の習得を支援するインテリジェントな会話型のガイドを利用して、Tableau Public のスキルを高めることができます。ビジュアライゼーションを初めて作成する初心者の方から、Tableau コミュニティのベストプラクティスを求めるエキスパートまで、Tableau Public のヘルプエージェントでニーズに合った学びがすぐに得られます。
Tableau Public のヘルプエージェントは、Tableau Public で一般提供されます。
Tableau Public の実績とバッジ
マイルストーンの達成時や持っている専門知識の紹介に利用できる、公式のプラットフォームバッジが登場しました。Tableau Public のバッジは、データスキルの習得やキャリアアップ、Tableau コミュニティとの交流に力を注いでいるユーザーが取得できます。今日の Viz での紹介などの実績を求人企業や DataFam にアピールするために、Tableau が認めたことを示す信頼のバッジが役立ちます。
Tableau Next: ガイド付きのセットアップ
新たに登場したガイド付きのセットアップ機能で、導入にかかる時間を短縮できます。管理者はスムーズな自動セットアッププロセスを通じて、メタデータの組み込み、標準セキュリティポリシーの定義、主な AI 機能の有効化を行うことが可能。ガイド付きのセットアップにより、価値創出までの時間が短縮されるため、データを利用した意思決定という重要な業務に集中できるようになります。
ガイド付きのセットアップ機能は Tableau Next で一般提供されます。
Tableau-owned Published Data Sources on Tableau Public
Discover and connect to data faster with a centralized library of reusable data sources spanning a variety of topics. Published Data Sources reduce manual data imports and gives everyone a faster, more consistent path to exploring data.
The first phase of Published Data Sources is generally available in Tableau Public.
Tableau のリリースについて