Tableau はいかにしてエージェント型分析へのアクセスをエンタープライズ全体に拡張しているのか
編集者注: Tableau Next をフル活用できるのは、Sales Cloud、Service Cloud、Industries Cloud 向けの新しい Core、Advanced、Max の各エディションになります。これらの新しいエディションの詳細はこちら。
分析機能が特に力を発揮するのは、知識へのアクセスが可能な場合です。その知識を必要とする人たちに、正に必要とするタイミングで提供し、質問される前に先回りして提示します。しかし、組織の規模が拡大し、AI をめぐる状況によってユーザーがプラットフォームに期待するものが変化し続ける中で、組織の分析戦略は進化する必要があります。オーディエンスの規模が拡大し、パートナー、顧客、外部のステークホルダーに加えて、今では自動化されたワークフローを実行する AI エージェントもそこに含まれるようになりました。クラウドで導入を行っている組織は、エンタープライズ規模のエージェント型分析をサポートするために、管理上の制御を強化し、より多くの分析環境を活用してスケールアウトできるようになる必要があります。オンプレミスの導入環境で実行しているチームもまた、制御を妥協しないエージェント型分析機能を必要としています。そして、CRM ユーザーは、業務の流れの中でインサイトを取得できるよう、すでに使用しているツールの内部に分析機能を必要としています。
これらの進化するニーズに対応するために、Tableau は新しい価格体系とパッケージに関するアップデートを発表します。これらのアップデートは、導入環境が Tableau Cloud、Tableau Server、Salesforce CRM のいずれであっても、信頼できる知識とエージェント型分析を、それらを必要とするあらゆる人と AI エージェントに提供できるように設計されています。
柔軟なキャパシティベースの価格設定で Tableau Cloud へのアクセスを拡張
ユーザーの人数ベースのライセンス発行モデルは、社内のユーザーグループの人数がほとんど変化しない組織にとって、確固たる基盤となります。一方、分析エコシステムの拡大に伴い有効な手段となるのは、キャパシティベースの価格設定です。より多くの人がインサイトをシームレスに活用できるようになり、統合されたワークフローをエンタープライズ全体に展開することが可能になります。
Tableau Cloud 向けの新しいキャパシティベースの価格体系は、こうした柔軟性を最大限活用できるように設計されています。このモデルでは、信頼できる管理された分析機能を、従業員、パートナー、顧客などのあらゆるステークホルダーと共有できます。しかも、個人用ライセンスは不要です。実際に引き出される価値に見合った投資を行うことで、あらゆるクラウド環境の任意のデータソースに接続しながら、自由にインパクトの規模を拡大することができます。
このモデルは、従来型の人数ベースのモデルに適していない、次のような使用事例に最適です。
- 使用頻度が低い、または特定の季節しか利用しない
- パートナーと外部ステークホルダー向けの埋め込み分析
- Model Context Protocol (MCP) のインテグレーションとヘッドレス BI ワークフローを含む AI エージェントと自動化されたワークフロー
ブロック単位でキャパシティを購入し、導入環境全体で共有できます。ブロックは、従業員、パートナー、顧客、AI エージェントなど広範囲のユーザーの Viewerアクセスを可能にします。なお、Creator と Explorer には引き続き人数ベースのモデルが適用されます。オーディエンスの増加に合わせて、ブロックを追加しましょう。この新しいモデルは、Tableau Cloud の Standard、Enterprise、Cloud+ の各エディションで利用できるほか、Tableau+ バンドルのユーザーにもご利用いただけます。
Tableau Cloud+ エディションで、高機能な管理ツールとサポートを活用してエージェント型分析を導入
Tableau Cloud でエージェント型分析を拡張している組織が必要とするのは、標準的な機能に留まりません。AI によるインサイトが至るところで信頼できることを保証するために、最高レベルの管理上の制御、大規模なスケーラビリティ、統合されたコンテキスト、エキスパートによるガイダンスが求められます。分析のニーズが進化するにつれて、環境管理やサイトキャパシティの摩擦が生じ、先を見越したサポートが受けられないといった課題がチームで表面化するようになると、全社規模の AI 導入を妨げかねません。
Tableau Cloud+は、こうした課題に対処するために構築されているエディションです。組織が求めるエンタープライズグレードの安定性とエキスパートによるサポートを通じて、エージェント型分析を効果的に活用できるようにします。このエディションでは、次のことが可能です。
- Tableau Knowledge で信頼できる AI エージェントを強化する: 構造化 BI アセットと非構造化コンテキストを、管理されたナレッジグラフに統合します。このグラフは継続的に更新され、信頼できる正確な分析機能を AI エージェントが全社にわたり提供できるようになります。
- 会話型の先を見越したエージェント型分析を促進する: Tableau Agent が Cloud と Pulse 間でシームレスに統合されます。ユーザーは拡張 Q&A 機能で相関関係や傾向、推進要因などについて質問し、あらゆるワークフローで AI による掘り下げたインサイトを発見できます。
- エンタープライズレベルで分析環境を獲得する: 最大 50 か所のサイトのサポートにより、分析拠点を容易に拡大できます。つまり、大規模ビジネスでも至るところにエージェント型分析を拡張できる構造とキャパシティが得られます。
- 先を見越したサポートでイノベーションを加速する: 新機能をテストするための専用のリリースプレビューサイトと Premier Success for Tableau Cloud にアクセスし、先を見越して対応すれば、導入環境を常に最適化された状態に保てます。
Tableau Server+ エディションの完全な制御と迅速なサポートでエージェント型分析を提供
Tableau Server を実行している組織では、二重の課題に直面します。具体的には、エージェント型分析の力を引き出す必要がある一方で、業務を安全に保つガバナンス、データレジデンシー、インフラストラクチャの制御を妥協できないという課題です。分析拠点が拡大するにつれて、テストやサポート、インフラストラクチャ管理においてイノベーションを鈍化させる障害に直面することが多くなります。
Tableau Server+は、こうしたギャップを解消するために設計されているエディションです。組織が求めるエンタープライズグレードの安定性を通じて、ユーザーは独自の条件に従ってエージェント型分析を効果的に活用できるようになります。このエディションでは、次のことが可能です。
- エンタープライズグレードのスケーリングと制御を実現する: 複雑な導入環境を簡単に管理。6 つの非本番環境を活用して、本番環境に影響を及ぼすことなく、広範囲でのテストと改善の繰り返しを迅速に行うことができます。
- 独自のインフラストラクチャでエージェント型分析を提供する: 完全な制御を維持しつつ、最先端の AI を導入できます。また、会話型 AI によるインサイトを常に提供しながら、既存のインフラストラクチャと LLM を活用してデータレジデンシーとセキュリティを確保できます。
- ダウンタイムを最小限に留めて、導入を加速する: Premier Success を活用すると、専任のエキスパートによるコーチングと迅速な年中無休のサポートを受けられます。この先を見越したアプローチによって、チームは問題をより迅速に解決し、確信をもって新機能を導入できるようになります。
より多くの CRM ユーザーがデータを基にアクションを起こせるようになる Tableau Next
CRM ユーザーは、信頼できる実用的なインサイトを、既存の業務環境で必要としています。分析機能が業務の流れに組み込まれていない場合、重大なインサイトが見逃され、意思決定が遅れて、AI エージェントが重要なデータに基づいてアクションを起こせなくなります。
より多くの CRM ユーザーがエージェント型分析を活用できるように、私たちは、Salesforce のエージェント型分析ツールである Tableau Next を複数の製品に展開しています。これにより、従業員はコンテキストを切り替えることなく、データに基づいてアクションを起こせるようになります。
- Sales、Service、Industries の Core、Advanced、Max の各エディション: 新しい Sales Cloud、Service Cloud、Industries Cloud の各エディションで、エージェント型分析機能をフルに活用できます。Tableau Agent へのアクセスも可能で、Salesforce CRM と Slack で直接、先を見越した会話型分析を利用できます。Tableau Agent は先回りしてインサイトを表示します。自然言語で質問すると、信頼できる管理された回答が返されるため、インサイトが提示された時点でアクションを取ることができます。
- Agentforce for Sales、Agentforce for Service、Agentforce for Industries のアドオン: 制限なしの Consumer ライセンスで Tableau Next プラットフォーム (Tableau Agent を含む) にフルアクセスできるようになりました。
- Free、Starter、Pro Suites: ユーザーに機能制限付きの Tableau Next Consumer ライセンスが付与され、専用の Tableau Next アプリへのアクセスが可能になりました。これらのアプリは、事前構築済みのセマンティックモデル、指標、ビジュアライゼーションによって価値創出までの時間を短縮します。
最初の一歩
Tableau は世界をリードするエージェント型分析プラットフォームです。25 年にわたり分析分野をリードしてきた実績に加え、3,300 万のセマンティックモデル、グローバルな DataFam コミュニティの強みがその基盤にあります。これらのアップデートで Tableau が目指すのは、信頼できる知識とエージェント型分析を必要とするすべての人、パートナー、AI エージェントが、確実にそれらにアクセスできるようにすることです。
自社に最適な形で分析環境を拡張する準備はできていますか? Tableau は、正に必要とする場所にエージェント型分析を導入するための選択肢と柔軟性を備えています。詳細は、Tableau が提供する選択肢と柔軟性に関するガイドでご確認いただけます。貴社に最適なオプションを知りたい場合は、価格体系のページをご覧ください。