分析するデータの準備には、多くの場合、フィルターの設定、フィールドの複製、値の標準化があります。これらはすべて複雑な計算の記述を伴うことが多く、ミスが起こりやすい作業です。最新のリリース (Tableau Prep Builder 2019.2.3) では、ワークフローがシンプルになりました。新しいビジュアルフィルターでは、データサンプルにない値など、フィルタリングする別個の値を選択することができます。また、フィールドの複製がワンクリックで行えるようになりました。さらに、推奨機能がデータの役割 (データ値の現実的な意味) を見つけて提案してくれるので、より簡単にデータフィールドを検証することができます。この機能を利用すれば、無効な値を有効な値と自動的に一致させることも可能です。

無効な値の [データの役割] による自動標準化

昨年、Tableau Prep Builder に [データの役割] が新しく追加され、データ品質の問題を自動で特定することができるようになりました。また、4 月からは、グループ化アルゴリズムの [データの役割の一致] を利用し、無効な値を最も近い有効な値に置換して自動修正することができるようになっています。この作業はワンクリックで行えるので、乱雑なデータの整理にかかる時間を短縮できますが、使用できるのは英語のデータのみでした。そこで追加されたのが、言語に依存しないアルゴリズムです。

今回のリリースでは、データの役割を使用するときに選べるアルゴリズムが 2 つあり、無効なデータを簡単に修正できるようになっています。[スペル] アルゴリズムは、文字の追加、削除、置換によって、無効な値を最も近い有効な別の値と一致させます。[読み方 + スペル] アルゴリズム (旧 [データの役割の一致]) は、スペルと読み方に基づいて無効な値を最も類似している有効な値と一致させます。この 2 つのアルゴリズムを使用するには、フィールドに適切な [データの役割] を割り当てて、データ値が自動的に検証されるようにします。こうすることで、[グループ化と置換] メニューから、あいまいグループ化アルゴリズムのいずれかを選択できるようになるので、無効な値の標準化が簡単に行えるようになります。さらに、Tableau Prep Builder の推奨機能が新しくなり、データの役割を提案するだけでなく、適切なあいまいグループ化アルゴリズムを使用した無効な値の修正を自動で提案してくれます。

ワンクリックでのフィールドの複製と視覚的に直接行えるフィルタリング

データサンプルにない可能性がある値など、特定の値をフィルタリングするために、計算を記述しなければならなかった経験はありませんか? あるいは、フィールドを複製するだけの計算をいつも記述しながら、ワンクリックでできたらと思うことはありませんか? それがついにできるようになりました。

ビジュアルフィルターから特定の値を選択し、データサンプルにない値を追加できるようになったので、値を含めるまたは除外するためのフィルターを作成できるようになりました。また、フィールドメニューの [フィールドの複製] を選択するだけで、フィールドを複製することもできます。

Tableau Prep Builder の最新リリースを今すぐダウンロードし、新機能をお試しください。

誰よりも早く新しいリリースを体験

まもなく登場する待望の機能が Prep Builder と Prep Conductor の 2019.3 ベータ版でいくつかお試しいただけます。

  • 入力値としてパブリッシュされたデータソースに接続: Tableau 環境のデータを使用して Tableau Prep フローを作成できます。
  • R と Python の統合: Tableau Prep フロー内からデータサイエンスワークフローや複雑な分析を活用できます。
  • データの役割のカスタマイズ: データの独自の役割を作成してデータの検証を自動化し、Tableau Server でその役割を共有することで、他のユーザーが簡単にデータを標準化できるようになります。
  • Google BigQuery のデータへの接続

Tableau コミュニティで要望が非常に多かったアイデアのいくつかを実現でき、とても嬉しく思います。ぜひご意見をお聞かせください。プレリリースコミュニティに登録して、ベータ版をお試しください。

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