編集者注: この記事は、Tableau ブログの「データ世代」シリーズの一部です。Tableau では、次世代の従業員やビジネスリーダーにとって、データスキルが必要不可欠であると考えています。Tableau のアカデミックプログラムは、学生の皆様が学校でも社会でもデータドリブンな意思決定を行うために必要な、価値の高い分析スキルを身につけられるように支援しています。学生の方は Tableau の無料ライセンスを入手して、さっそくデータスキルの学習を始めましょう。

競争の激しい求人市場

就職先を探している方なら、現在の就職活動がどれほど激しい競争になることがあるのかご存じでしょう。求人への応募の時点で競争がとても激しいのはもちろんですが、求人数が条件を満たす応募者の数を上回っていることがよくあります。Forbes 誌 (英語) は、「現在の人材不足は 2030 年に最悪のレベルに達し、世界で 8,520 万人分の求人が埋まらなくなると予想される」と述べています。

就職活動とは、誰が最も早く応募できるか、他の就職希望者との差別化を図れるか、そして履歴書や LinkedIn プロフィール、ポートフォリオでリクルーターに好印象を与えられるかを見せる競争です。

人材不足は、データ分析のような技術スキルのニーズが理由の 1 つと言っていいでしょう。ハーバードビジネススクール (英語) によると、ビッグデータによって生み出されたビジネスや社会の可能性は、「エンジニアリングから各分野のアナリスト、経営陣まで、幅広い職務に変革をもたらして」います。さまざまな組織や分野、業界で、人々はデータスキルを磨かなければならなくなるでしょう。

大学リクルーターが見たがっているものとは

Tableau で大学リクルーターを務める Kari Stickel に、在学中や休学から戻ってきた学生たちが、人材としての魅力を高めるために取得するべきスキルについて尋ねたところ、Kari は自身の意見を次のように述べました。

「私たちはデータスキルを、マインドセット以外の何物でもないと考えています。分析している情報の種類にかかわらず、このスキルセットを持っている人なら、問題解決に対して自然に好奇心を持ち熱中できると見なします。重要な課題の解決に取り組んでいても、自分の持っているデータが興味の対象でも、データ分析のスキルは応用範囲が極めて広いのです」


Kari Stickel (Tableau 大学リクルーター) と 2018 年サマーインターンの方々

データスキルは、キャリアを始めようとするあらゆる人々に役立ちます。LinkedIn 社 (英語) は 2019 年に企業が最も求めるハードスキルとソフトスキルを発表し、ハードスキルの第 3 位に「分析的思考」がランクインしました。そこで先ほどの問いを掘り下げて、有力な応募者になるための要素を尋ねると、Kari はコンピテンシーを示すスキルの例をいくつか挙げました。

  1. データスキルなどの応用範囲が広いスキル。リクルーターは、リーダーシップや柔軟性、謙虚さが現れているプロジェクトを見たいと思っています。データをどのように利用して意思決定を行ったかを見せましょう。
  2. Java、C、C#、C++、Ruby などの言語でコーディングする能力。また、プロジェクトの期限を守った経験とその能力も示しましょう。
  3. 顧客に対応した経験。顧客に接する役割を過去にうまく果たし、ツールを使うための技術的な能力を持ち、目標志向型であることを示せば、検討するべき応募者になれます。

在学中の方でも最近卒業した方でも、データスキルの習得、コーディングの学習、顧客に対応する経験など、就職活動でより有力な応募者になるための努力を始めるのに遅すぎることはありません。

データ世代の学生の声


Tableau Conference 2018 でアカデミックプログラム担当の Courtney Totten にデータに関する経験を語る Buchi Okafor 氏と Harpreet Ghuman 氏。

マイアミ大学を卒業したばかりの Buchi Okafor 氏はスポーツに情熱を傾けており、財務のインターンシップを得た Under Armour 社で初めて Tableau を学びました。Okafor 氏は、すぐに学んだことをこのように述べています。「どんな仕事をしていてもデータに触れることになります。データからさっとインサイトを得られて、仕事の仲間が理解できる形でインサイトを共有できる人が際立つ人材だと思います」。Under Armour 社で新しい分析チームが作られたとき、Okafor 氏はデータへの情熱を追いかけようと決心し、現在はグローバルな価格戦略と分析を担当するチームでアナリストを務めています。

同じように最近卒業した Harpreet Ghuman 氏の場合、データスキル習得のきっかけは普通とは異なっていました。Tableau Public で『ゲーム・オブ・スローンズ』のビジュアライゼーションを見かけて興味を持ち、Tableau を独学することにしたのです。当時 Ghuman 氏は、メリーランド大学の修士課程で経営学を学んでいました。

Ghuman 氏は、「Tableau でビジュアライゼーションを作り始めると、私にデータ関係の経験がないことは誰も気にしませんでした。ビジュアライゼーションは好奇心と同じように、何にでも使えるスキルです」と語っています。データ分析への情熱が新たに芽生えた Ghuman 氏は、マーケティング分析で理学修士号も取得しようと決心しました。現在は、憧れの仕事だった EY 社のデータ分析シニアコンサルタントになり、Tableau のスキルをデータビジュアライゼーション中心の職務に生かしています。

Okafor 氏と Ghuman 氏が、憧れの仕事に就くのにデータスキルがどのように役立ったかを語るインタビュー全編 (英語) もご覧ください。

データスキルでキャリアを磨く

Okafor 氏と Ghuman 氏の体験を参考にして、さっそくデータスキルの学習を始めませんか。Tableau はデータスキルを身につけるのに役立ちます。学生の方が使い始めて 30 日の短期間で学ぶには、次の流れに沿うと良いでしょう。

  • 初日のセットアップ: 学生の方は、Tableau を 1 年間使用でき更新も可能な無料ライセンスを申し込んで、データ分析を学び始めることができます。
  • 最初の 2 週間で基礎を学ぶ: 入門ビデオを見て、用語を学びながらデータに慣れていきます。kaggle (英語) や data.world (英語) などの、データセットが用意されているサイトも利用すると良いでしょう。
  • 学習の 3 週目でコミュニティを活用する: 活気あふれる Tableau コミュニティから学びましょう。データのエキスパートが集まる Tableau コミュニティは知識の宝庫です。
  • 4 週目には作成したビジュアライゼーションの共有を始める: Tableau Public のアカウントを作成しましょう。Tableau Public は「ビジュアライゼーションの YouTube」です。興味を引かれるビジュアライゼーション (私が好きなのは「『ハリー・ポッター』の呪文」や「Spotify アーティストの絵文字」です) を探し、ワークブックをダウンロードしてどのように作成されたか見てください。そしてさらに一歩進めて、自分で再現してみると良いでしょう。
  • 認定資格試験にチャレンジする: Tableau Desktop Specialist 認定資格試験に申し込みましょう。この認定資格試験は、キャリアを始めようとしており、履歴書でデータスキルをアピールしたいと考えている方を対象にしています。なお、練習と準備の時間を十分に取りたい場合は、6 か月後の試験に申し込むこともできます。

データ世代の学生達に仲間入りし、Tableau 学生向けプログラムで無料ライセンスを入手してデータスキルを学び始めましょう。

ブログの更新情報を受け取る