このたび、Tableau 2020.1 ベータ版が完成しました。データのインタラクティブな操作を実現できる、画期的な機能が追加されました。以下がそのハイライトの概要です。

  • 動的パラメータ—: 満を持して、この機能を発表いたします。動的パラメータを使用すると、データの変更に応じて、ダッシュボードのパラメーターを常に更新する必要がなくなります。
  • ビジュアライゼーションアニメーション: ビジュアライゼーションのマークの動きを視覚的に追跡して、Tableau の手順がビジュアライゼーションの結果にどのように影響するかを詳しく理解できます。
  • 距離計算によるバッファ: マップのバッファ計算で空間分析を次のレベルに引き上げ、マーク間の近接性をよりよく理解できるようにします。

今回のリリースで注目の新機能を一部詳しくご紹介しましょう。

動的パラメーターでデータの変更に対応

お客様の要望にお応えしました。Tableau 2020.1 では、Tableau Ideas Forum で最もリクエストの多かった機能を実現しました。動的パラメーターをご活用ください!参照元データが変更されるたびに、パラメーターを含むワークブックを再パブリッシュする必要がなくなりました。

パラメーターを 1 回設定すると、Tableau ではワークブックが開かれるたびに、ルールに基づいてパラメーターの値を自動的に更新します。これを行うには、パラメーターダイアログを開き、新しい「ワークブックを開く場合」オプションを確認します。ドロップダウンの選択内容を関連するフィールドに変更すると、Tableau は指定した列に応じてパラメーターの値のリストを更新します。

Tableau のビジュアライゼーションアニメーションで、データストーリーに命を吹き込む

ビジュアライゼーションアニメーションを用いると、新しい方法でダッシュボードを活用できるようになります。この機能は、ビジュアライゼーションのマークに切り替えのアニメーションを追加して、フィルタリングや並べ替えなど、Tableau でアクションを実行したときにデータがどのように変化するかを示します。アニメーションは、棒グラフ、散布図、面グラフなど、Tableau の全種類のビジュアライゼーションを自動的にアニメーション化するように設計されています。


クレジット:Tableau Zen Master Andy Kriebel

アニメーションは、ビジュアライゼーションの作成に至った分析手順を明らかにし、説明できるパワフルなツールです。例として、下の棒グラフにご注目ください。特定の年やサブカテゴリーを除外すると、速やかに棒の長さと位置が変わります。次に、アニメーションを設定します。下の 2015 年、2016 年、2014 年を除外すると、利益の変化を簡単に追跡できます。サブカテゴリーを除外すると、バーがビューから除外されるため、バーのサイズがスムーズに変更されます。この動きがなければ、これらの変化を見て理解しにくくなるでしょう。

アニメーションを有効化するには、新しいアニメーション形式のペインで「オン」を選択するだけです。セットアップは不要です。不要な場合は、ワークシート、ブック、またはユーザーレベルでいつでも無効化できます。この新機能でダッシュボードがどのように変化するのかを、ぜひご自身で体験してください。

バッファ計算でより効果的なマップを作成

2020.1 では、Tableau での近接性と距離をこれまでになく簡単に理解できるようになりました。Tableau の地理空間ツールキットへの強力な追加機能として、バッファ計算を導入しています。バッファ計算を使用すると、複雑な空間分析がすべてのユーザーにわかりやすくなります。Tableau に 3 つのパラメーター (位置、距離、測定単位) を入力すると、速やかにバッファまたは境界が作成されます。以下の例は、ワシントン DC の 4 つの店舗の位置を示しています。シンプルな計算を作成した後、店舗周辺の 1 マイルのバッファを視覚化して、近隣の店舗間に重複があるかどうかを確認し、位置間で市場の共食いが生じる可能性を示します。

接続して分析できるデータをさらに追加

Tableau 2020.1 では、コネクタが大幅に改善されています。Salesforce コネクタを更新して、迅速なパフォーマンスと柔軟性の向上を実現し、さらに多くのデータを使用できるようにしました。まず、Salesforce データへの接続方法を変更しました。 コネクタは、データセットの大きさに応じて API を動的に切り替え、パフォーマンスを大幅に向上させます。また、Salesforce コネクタは、現在カスタム SQL を使用できるのと同じ方法で Salesforce Object Query Language (SOQL) の使用をサポートすることで、さらに柔軟に分析を行えるようになりました。最後に、Salesforce Activity History や Campaign Influence などの追加のデータオブジェクトに接続できるようになり、Tableau で表示して理解できるデータがさらに増えました。

さらに、Snowflake コネクタに Snowflake Role のサポートを追加しました。Snowflake ダイアログでデフォルトのロールをオーバーライドして、接続で定義されたロールを OAuth シナリオに適用できるようになりました。

さらにスケーラブルな Tableau の導入を管理

作成者はいくつものライセンスキーを管理しなければならず、業務効率の低下につながります。そのため、ログインベースのライセンス管理を導入しました。ログインベースのライセンス管理により、作成者は Tableau Server の認証資格情報を入力して、これらの製品にログインするだけで、Tableau Desktop または Tableau Prep をアクティブ化できます。プロダクトキーは必要ありません。管理者は、ライセンスキーをエンドユーザーに配布する代わりに、Tableau Server から Tableau Desktop または Tableau Prep へのアクセス権を直接割り当て、監視、再申請できます。このライセンスオプションは、ロールベースのお客様が利用できます。詳細については、担当のアカウントチームにお問い合わせください。

さらに、Tableau Server の柔軟性を高めています。Server Management Add-on の一部として、バックアップのスナップショットにネットワークストレージデバイスを使用できるようになりました。これにより、バックアップの実行に必要な時間を大幅に短縮できます。また、この新しい機能を使用して、ファイルストアを一元化することで導入のトポロジを簡素化し、Tableau Server クラスタの複数のノードでファイルストアを実行する必要がなくなります。

Tableau Server の新しいオペレーティングシステム要件

Tableau Server をさらにスケーラブルで高パフォーマンス、かつ安全にするために、新しいオペレーティングシステムレベルのコンテナ化テクノロジーを活用します。今回のリリースより、Tableau Server には Windows Server 2016、Windows Server 2019、または Linux が必須となります。この変更により、2021 年の新バージョンの Tableau Server で、Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2 のサポートを終了します。詳細については、こちらの投稿をご覧ください。

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Tableau では Tableau 2020.1 の正式リリースに向けて鋭意準備を進めていますが、そのためにも皆様のフィードバックが必要になります。これらの新機能についての問題を特定し、最高の品質を実現するために、フィードバックをお寄せください。ベータプログラムの進捗に伴い、ベータ版および Tableau 2020.1 の最終版に含まれる機能は、随時変更される場合があります。

次の内容にご興味がある場合は、Tableau プレリリースコミュニティにどうぞご参加ください。

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