これからリリースが予定されている、新バージョン Tableau 2018.2 の新機能の中から「空間データの結合」について概要を紹介した本記事の「前編」では、実際に医療機関データ (ポイントの空間ファイル) と四方メッシュのデータ (ポリゴンの空間ファイル) を結合して、東京都の医療機関の多い地域を色で判別できるようなヒートマップを作成し、東京のどのあたりに医療機関が集中しているのかが一目でわかるようになりました。今回の「後編」では、これをどのように実現するのかステップを交えてご紹介します。

なお、この記事で紹介する操作では、次のデータソースを使用しています。

ポリゴンデータとポイントデータを結合

Tableau 2018.2 (本記事執筆時はベータ版) でデータソースタブを開き、ポイントデータ (医療機関情報) とポリゴンデータ (メッシュデータ) それぞれの空間ファイル (シェープファイル) に接続して、両データを [Intersects] で結合します。結合種類は内部結合とし、両データの [ジオメトリ] フィールドを共通フィールドに指定し、結合句のタイプを [Intersects (インターセクト)] とします。これにより、ポリゴン (メッシュ) とその矩形に囲まれる医療機関ポイントのレコードが結合されます。

空間データのデータソースの結合

ヒートマップを表示

データ結合の設定が終わったら、早速視覚化を行っていきましょう。手順は以下のようになります。

  1. ワークシートに移動し、[メジャー] ペインにあるメッシュデータの [ジオメトリ (MESH05339.shp)] を [詳細] にドラッグすると、地図上にメッシュが表示されます。
  2. メッシュデータの [KEY_CODE] を詳細にドラッグします。
  3. 医療機関データの [P04_002] フィールド (医療機関名) を右クリックしながら [色] にドラッグ & ドロップして、メジャーを [カウント] に指定します。
    ここで、各メッシュ区域内の医療機関の数が色で表現されます。
  4. 密度の色もわかりやすくお好みで変更します。

マップの見え方を整える

バックグラウンドマップOpenStreetMap 等お好みのマップを選択することで、よりリアリティのあるヒートマップが作成できますよ!

医療機関の密度がわかるヒートマップ

以上「後編」では、オープンデータとして入手できる空間ファイルと、Tableau 2018.2 の新機能である空間ファイルの結合機能を用いた、ヒートマップの作製ステップをご紹介いたしました。

是非、新バージョン Tableau 2018.2 にご期待下さい!!

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