今回の記事でも、詳細レベル (LOD) 表現の話を続けましょう。 例を見ながら学ぶのが最も簡単なので、LOD 表現でスマートに解決できる一般的な分析を例を使って紹介します。 最初は、簡単な例から始め、少しずつ複雑にしていきましょう。

なぜ重要なのか? LOD の問題はいたるところで発生します。気付いているかどうかは別として、これまでにも遭遇していた可能性は十分にあります。 LOD 表現を使用すると、計算を特定のディメンションに固定し、常にその粒度で計算できます。 LOD 表現は、ディメンションを配置できる見えないシェルフと考えるといいでしょう。

LOD 表現は誰が使うのか? データについての一見簡単そうな質問に対し、有益な解決方法を得られなかった、そんな経験はありませんか。 そうした単純な質問のために複雑な回避策を作ったりしませんでしたか。 そんな場合は、LOD が必要な難題に遭遇していた可能性があります。

LOD 表現は、Tableau の計算機能を新しいレベルに引き上げます。複雑で厄介な回避策を利用する必要はなくなり、以前にはできなかった使用が可能になります。 ビジネスユーザーが、毎日 LOD 表現を少し練習することで、データを見て理解する能力を伸ばすことができます。

いくつかの例で LOD 表現を見てみましょう。

注文数のヒストグラム
それぞれの顧客がお店から注文した回数を調べるのは簡単です。 では、合計の購入回数が1回、2回、3回、4回の顧客がそれぞれ何人かを知りたい場合は、どうしますか。 質問は簡単ですが、LOD 表現を使わないと解決は難しいでしょう。 この例の注文データには、注文ごとに複数の項目があるので、注文の個別数からヒストグラムを作成することはできません。 個別の注文件数を常に顧客ディメンションに設定する方法が必要です。

日次利益の KPI
時系列に沿った利益を表示することはもちろんできますが、営業日ごとの合計利益で業績を評価した場合にはどうすればいいでしょうか。 毎月または毎年達成された、利益のある日の数を知る必要があるでしょうし、特に季節的な影響も知りたいところです。 次のワークブックで示すとおり、LOD 表現を使用すると、取引ごとの利益ではなく毎日の利益など、集計データ上のビンを簡単に作成できます。

売上の比較
LOD 表現を導入すると、コホート、集計の集計、集計ビンなど、多くの分野で大きい可能性が広がります。 より曖昧なデータについても同様ですが、地域や項目、従業員などの一部を全体と比較するといった使い方も想定できるようになります。 次の例では、選択したカテゴリーと、それ以外のすべての同等カテゴリーを比較する方法を示しています。こうすると、相互の状況を簡単に比較できます。

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