Tableau と Hadoop を活用したキャンペーン分析で顧客満足度を向上させた電通


電通は日本市場でナンバーワンの広告代理店であり、日本と世界のさまざまなブランドの広告キャンペーンを担当しています。 キャンペーンの成果を評価するために、電通は毎月何億件ものレコードを分析しています。

Tableau を導入する以前は、電通は4種類のデータ (テレビ、オンライン、調査、購入) を使ってレポートを作成するのに SAS と SPSS を使用していました。アナリストは Excel でデータを視覚化し、PowerPoint のレポートを配布していました。

現在、電通は Tableau でレポートを作成しています。これによりクライアントは、自社のキャンペーンデータの表示と操作が1つの場所で行えるようになりました。

このビデオでは、電通のテクニカル・ディレクターである山崎茂樹氏が Tableau を活用して高品質のレポートを短期間で作成し、クライアントの信頼を築いた過程を説明しています。 Tableau を導入して、電通は企業は次のことができるようになりました。
• レポート作成期間を数日から数時間に短縮
• 複数のメディアチャネルのデータを統合
• クリエイティブに表現した広告キャンペーンのデータをクライアントと共有


「数日間かかっていた作業が、数時間で収まるようになりました」

Tableau: 電通ではどのようなお客様にサービスを提供していますか。
山崎茂樹氏: 様々な業種のトップクライアントから広告の出稿依頼をいただいています。例えば自動車業界、飲料業界、通信キャリアなど、様々です。

Tableau: Tableau を最初に使い始めたときの目標は何でしたか。
山崎氏: 我々としては、このマスのコミュニケーションを含めた形で統合的な分析というのを追及していて、お客様により効果の高いサービスを届けたいと考えております。

まず目に見えないものに対してアクションを取ることができないので、まず目に見える形にします。

Tableau: さまざまなクライアントとやり取りする際、Tableau はどのように役立ちましたか。
山崎氏: 世の中でデータを沢山持っている企業は、それこそ製造業などあります。その中でも昔ながらの企業には、オープンになっていないデータがものすごく蓄積されています。

彼らはこの活用を是非したいと願っているんですが、その実際の実現手段というところで検討を迫られています。

そこで Tableau を使ってデータを集計して、その場でデータを可視化して利用しているというケースが多くなってきていますね。

Tableau: データの集計にはどのツールを利用していますか。
山崎氏: : たとえば Treasure Data や Amazon Redshift などのクラウドサービスを使うことによって、大量のデータであっても、安全にかつ高速にデータを集計加工できる仕組みやサービスを、そのイニシャルコストを払うことなくランニングの中で利用することができます。

実際に大量データを処理できるようになったあとに Tableau を使えば、Tableau の中でデータをまず見ることができます。

Tableau: これらの改善点は電通にどのような影響を与えましたか。
山崎氏: 考える時間に集中することができます。

考える時間に集中することができると、今まで全体で数日間かかっていた作業が、実際のこのワンプロセスを回して数時間で収まるようになりました。

我々は何回もこれを繰り返して、より品質の高いレポートを作れるようになりました。

Tableau: 数日が数時間ですか。それはすごいですね。 Tableau が会社を変える仕組みとは。
山崎氏: そのクリエティビティと表現力は Tableau ぐらいだと思うんですよ。

これからデータはマーケティングだけでなく、クリエティブの世界にいくと思っています。そのクリエティブの中で、何が今起きているのかを表現することが重要であり、それを Tableau では表現できると感じたので、我々としてはかなり衝撃を覚えました。 それが初めて使うきっかけです。

お客様の満足度は、やはり向上しています。

お客様に Tableau Reader を配布して、Tableau 形式で作成したレポートを納品しています。お客様は「こんなに柔軟かつインタラクティブに使えるツールがあるのか」と結構センセーショナルに感じるようです。新しいツール、新しい技術を使っているということで、新しい信頼関係につながることがあります。

今まで数日間かかっていた作業が、 ワンプロセスを回すことで 数時間で収まるようになりました。

Tableau で数百万件のレコードを分析する

Tableau: 職場ではどのようにデータを利用していますか。
山崎氏: 広告代理店のデータソリューションズセンターというところで、データのプラットフォーム作成や可視化を行い分析してビジネスを作っています。

多いときで、月に数億、数十億レコードのデータを分析し、そのレポートをお届けします。我々が実際に運用する事も当然あります。

Tableau: Tableau でどのようなデータを分析しますか。
山崎氏: テレビのデータ、インターネットのデータ、 アンケートのデータ、実際の購買データ。これら4つのデータをシンプルに組み合わせます。これを今までは SAS や SPSS で分析して、Excel で可視化して PowerPoint で報告していました。

それが Tableau だと、これらすべてを Tableau 上で行えます。

これがやはり我々の導入の決め手でしたね。

これだけデータを簡単に取り込んでコネクトができて、それを可視化できるツールというのが結構衝撃的でした。

Tableau: Tableau を導入する以前のプロセスはどのようなものでしたか。
山崎氏: データを分析する時に、データを集めて、データを蓄積して、そこからデータを集計します。ここまでが全体の 70% ~ 80% くらいです。

ただ、これが全体の時間の 80% も占めてしまうと、 この 20% しかない時間の中で、 考えられる期間がとても限られてしまいます。

Tableau: Tableau を導入して、そのプロセスをどのように改善しましたか。
山崎氏: そこで、Hadoop を使ったり、ビジュアライズする部分で Tableau を使うことによって、我々はこの 20% を飛躍的に上げることができました。

その分析結果に対する、レポートの品質自体は当然上がります。

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