【2025年版】無料で利用できるおすすめBIツール5選

無料で利用できるBIツールには、有料版の試用目的で用意されているツールと、無期限で完全に無料で使用できるツールの2通りがあります。
業務で利用する場合は、気になったBIツールを無料でお試し利用して、自社にあう製品を購入する方法が望ましいでしょう。
当記事では、完全無料で利用できる、または無料お試し期間が設けられているおすすめのBIツールを5つ紹介します。
はじめてBIツールの導入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
無料版のBIツールには2種類存在する

提供されているBIツールには有料と無料の製品がありますが、無料の製品にもさらに下記の2種類があります。
- 有料版の購入を前提として、一定期間お試しで利用できるもの
- 無期限で完全無料で使用できるもの
有料版のお試し利用として提供されている無料版のBIツールは、期間は限定されますが有料版とほぼ同じ機能を利用できる場合がほとんどです。欲しい機能が備わっていることが多いため、ストレスなく利用できるでしょう。
また有料製品のなかには、製品が無料で利用できる「フリープラン」が設けられているものがあります。しかし、機能や使用可能回数が大幅に制限されていることが多いです。
一方で、期限がなく完全無料で利用できるBIツールは、有料版と比較するとセキュリティやサポート体制が十分でない場合もあります。
また、OSS(オープンソースソフトウェア)の場合は、開発に詳しい人材がいないと設定や利用が困難でしょう。
完全無料版のBIツールを使用すべきでない理由

完全無料版のBIツールのデメリットをまとめると、下記のとおりです。
- セキュリティ体制やメンテナンスなどのサポート体制が不十分な場合がある
- 機能や使用可能回数が大幅に制限されていることが多い(実行回数が1か月に5回まで、など)
- OSSの場合は操作や開発が困難な可能性がある
BIツールのセキュリティ体制が不十分だと、ツールに取り込んだデータが漏えいするおそれがあります。またメンテナンスやサポート体制が不十分だと、ツールに異常が発生したときや操作に不明点があった際に相談できず、使用しないまま放置する可能性があるでしょう。
ただし、信頼できる企業が提供している製品のフリープランは、セキュリティ体制がしっかりしている場合が多いです。機能面で業務に差し支えなければ、使用しても問題ないでしょう。
【2025年版】無料で使えるおすすめBIツール5選

無料で使用できる、または無料お試し期間が設けられているおすすめのBIツールを5つ紹介します。業務で使用するため、下記に当てはまるツールを厳選しました。
- 日本語に対応している
- 複雑ではなく直感的な操作が可能
- 有料版においては、サポート体制・セキュリティ設備が整っている
株式会社セールスフォース・ジャパン「Tableau(タブロー)」

Tableauは、株式会社セールスフォース・ジャパンが提供する、小規模なデータ群からビッグデータまで、直感的な操作で分析が可能なBIツールです。
専門知識が不要で、ドラッグ&ドロップ操作で簡単にグラフやレポートが作成できるだけでなく、搭載されたAI機能によって意思決定の提案までしてくれます。実際に国内・海外問わず、幅広い業界で活用されています。
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製品名 |
Tableau(タブロー) |
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提供元・運営元 |
株式会社セールスフォース・ジャパン |
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無料プラン |
あり ※14日間利用可能 |
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料金プラン |
【Tableau】
【Tableau Enterprise】
【Tableau+】 ※営業担当者へ要相談 |
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特長・当製品を使用するメリット |
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ソニー株式会社「Prediction One(プレディクション ワン)」
ソニー株式会社のPrediction Oneは、AIを活用したBIツールで、専門知識がなくても簡単にデータ分析が実施できます。おもな機能には、プログラミングやコードを用いずに行えるデータの前処理や、生成AIを用いたヒント機能、そして自動モデリングによる高精度な予測などがあります。
さらに、入力したデータにもとづいてAIから適切な分析手法の提案が受けられるため、業務の効率化が図れるでしょう。また、進め方をガイドしてくれる機能も搭載されているため、初心者でもスムーズに利用できます。
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製品名 |
Prediction One(プレディクション ワン) |
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提供元・運営元 |
ソニー株式会社 |
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無料プラン |
あり ※14日間利用可能 |
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料金プラン |
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特長・当製品を使用するメリット |
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株式会社Srush「Srush(スラッシュ)」
Srushは、株式会社Srushが提供する、サポートもツールも完全に日本語対応のBIツールです。直感的な操作でデータの取得・統合・集計・分析まで可能で、プログラミング知識もコードも不要です。専門知識がなくても扱いやすい点が特徴といえるでしょう。とくに日本市場向けに開発されているため、企業がデータ活用をはじめる際の導入として適しています。
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製品名 |
Srush(スラッシュ) |
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提供元・運営元 |
株式会社Srush |
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無料プラン |
あり ※無料お試し期間は担当者と要相談 |
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料金プラン |
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特長・当製品を使用するメリット |
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Google LLC「Looker Studio(ルッカースタジオ)」
GoogleのLooker Studioは、データの可視化とレポート作成ができるBIツールです。自社ですでにGA4やGoogle広告を利用している場合、約800以上のデータソースから情報を引き出してグラフやレポートが作成できます。複数のデータソースが統合できる点が特徴で、直感的にわかりやすいグラフや表をほかのメンバーとも共有可能です。
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製品名 |
Looker Studio(ルッカースタジオ) |
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提供元・運営元 |
Google LLC |
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無料プラン |
Googleのアカウントをもっていれば無料で利用可能。
※無料プランの場合、レポート配信の自動化ができない。 ※無料プランの場合、Cloud カスタマーケアのサポートが受けられない。 |
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料金プラン |
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特長・当製品を使用するメリット |
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日本マイクロソフト株式会社「Power BI (パワービーアイ)」
Power BIは、国内・海外においてOSのトップシェアをほこる、日本マイクロソフト株式会社が提供するBIツールです。マイクロソフトのアカウントがあれば、レポートやグラフの作成など、基本的な機能が利用できます。また、多様な形式のデータソースが取り込める点も魅力です。
ただし、無料版は有料版に比べて高度な機能やサポートが受けられません。データを取り込む際は複数の工程が必要なため、大規模なデータ分析には向かない可能性があります。
Power BIを利用するにあたっての注意点は、下記をご覧ください。
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製品名 |
Power BI (パワービーアイ) |
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提供元・運営元 |
Google LLC |
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無料プラン |
マイクロソフトのアカウントをもっていれば無料で利用可能。
※無料版では、ツールで作成したレポートへほかのユーザーがアクセスしたり共同で作業したりできない。 ※無料版では、取り込んだデータの更新ができない。都度、新規での取り込みが必要。 |
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料金プラン |
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特長・当製品を使用するメリット |
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おすすめの無料版BIツール比較表

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製品名 |
Tableau |
Prediction One |
Srush |
Looker Studio |
Power BI |
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提供企業 |
株式会社セールスフォース・ジャパン |
ソニー株式会社 |
株式会社Srush |
Google LCC |
日本マイクロソフト株式会社 |
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無料お試し期間 |
14日間 |
14日間 |
無料お試し期間は担当者と要相談 |
Googleのアカウントをもっていれば無料で利用可能 |
マイクロソフトのアカウントをもっていれば無料で利用可能 |
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料金プラン |
ー Creator:13,800円/年 ー Explorer:8,400円/年 ー Viewer:4,200円/年 |
ー 個人プラン:21万7,800円~/年 ー 法人プラン:※料金は要相談 |
ー エントリープラン:20万円/月 ー 無制限プラン:30万円/月 |
ー Looker Studio Pro:1,350/月($9) ※1ドル150円で換算 |
ー Power BI Pro:1,499円/月 ー Power BI Premium Per User:2,998円/月 |
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導入実績 |
グローバルで65,000社以上、国内だと約3,000社の導入実績あり。 |
公式サイトにて国内の企業や学校法人など、あわせて42社分の導入成功事例が公開されている。 |
IT比較サイトAWARD 2024 Fallにて、BIツール・ETLツールの2部門を受賞 |
(非公開) |
公式サイトにて、国内の導入事例が264社分公開されている。 |
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サポート体制 |
ー オンライン、テクニカルサポート、導入後の活用支援、コンサルティングサービス、資格取得 |
ー 導入から活用支援あり ー ハンズオントレーニングあり ー お問い合わせ窓口からの問い合わせ |
ー サンコルティングサービスあり ー お問い合わせ窓口あり |
ー クイックスタートガイドなど、初心者向けの動画あり ー メールによるお問い合わせ窓口あり |
ー コミュニティサイトでの検索と質問 ー テクニカルサポートによる障害対応 |
AI機能が備わったBIツールならより広い範囲での業務自動化が可能

BIツールを導入する際は、導入範囲や使用する機能の拡張を見越して、AI機能が搭載されたBIツールを選択することがおすすめです。その理由は下記のとおりです。
- 自動化できる業務の範囲を徐々に広げられるため
- 重要な意思決定や顧客対応など、人間が携わるべき業務やサービスに注力できるため
定型化された業務は、AIに任せて自動化することで、本来人間が携わるべき業務に集中できます。たとえば、AI機能が搭載されたBIツールのひとつ「Tableau(タブロー)」では下記のようなことが可能です。
- ミスなくデータを収集し、資料作成まで自動化
- 作成した資料から、今後の予測結果を提示
- データの特徴から、作成すべき資料やグラフの形状を提案
AI機能が搭載されたBIツールなら、意思決定までミスなくスムーズに行えるため、業務の自動化がはかどるでしょう。
自社にあったツールの選び方

無料で利用できる、または無料お試し期間が設けられたBIツールのなかでも、厳選して5種類の製品を紹介しました。さらに、5つのなかから自社に導入するためのBIツールを選定する方法を解説します。
課題解決に必要な機能が備わっているBIツールを選定する
BIツールを選定するまえに、まず自社の課題を明確にしたうえで必要な機能を洗い出し、ツールの操作性を確かめます。具体的には、以下のポイントを考慮するとよいでしょう。
- BIツールを導入する目的とは?
- 目的を達成するために必要な機能とは?
- 専門知識がないユーザーでも使いやすい設計になっているか?
- 自社の既存システムと連携が可能か?
将来的な拡張性も考慮し、長期的に利用できるかを検討しましょう。上記の要素を総合的に評価することで、自社の課題解決に適したBIツールが選定できます。
サポート体制が優れているBIツールを選定する
業務で使用するBIツールは、提供元によるサポート体制が万全なツールを選びましょう。理由は下記のとおりです。
- 導入から運用まで自社のみですべて解決するには限界があるため
- 使い方がわからず、購入したツールを放置するといった事態を回避するため
導入コストを無駄にせず業務効率を向上させるには、提供元によるサポートが欠かせません。
また、BIツールにおいてサポート体制が万全とは、おもに下記のような状態を指します。
- チャットやメールで質問した際にすぐに返答が得られる
- セキュリティ更新ソフトウェアを随時配信してくれる
- 導入から導入後までサポートしてくれるコンサルタント的なサポートがついている
企業ごとに専属の担当者がついてくれるBIツールなら安心でしょう。サポートが万全なBIツールは費用が高い傾向にありますが、将来的には業務時間の削減につながりやすいです。
費用対効果が高いBIツールを選定する
費用対効果とは、特定の投資や施策に対して、どれだけの効果や成果が得られたかを評価する指標を指します。
企業や職場が所持しているリソースを効率的に活用するには、費用に対する効果を数値化して比較することが重要です。一般的に、費用対効果の指標のひとつであるROI(投資収益率)は、下記の計算式で算出されます。
- 利益 ÷ 投資金額 × 100
ROIが、あらかじめ設定した目標値より高ければ高いほど費用対効果が高いBIツールといえるでしょう。
また、「効果 ÷ 費用」の式でも算出できます。
具体的には、まず施策にかかる総費用を算出しましょう。次に、対象の施策によって得られた成果(売上や利益、顧客数の増加など)を定量的に評価します。
たとえば、BIツールを100万円で導入した結果、売上が500万円増加した場合、費用対効果は5倍というわけです。
実際に数値を用いて効果を明確にすることで、BIツールの導入や継続投資の判断に役立てられるでしょう。
AI機能が搭載されたBIツールを無料で試しましょう

BIツールのなかには無料で利用できる製品もありますが、業務で使用する場合は、有料版の購入を前提とした無料版の利用をおすすめします。
無料版を使用する際は、欲しい機能が備わっているか?サポート体制は申し分ないか?などを見極めて、自社にあったBIツールを選択しましょう。
また、将来自動化する業務の範囲を広げるためにも、生成AI機能が搭載されているツールをおすすめします。
生成AI機能が搭載されたおすすめのBIツール「Tableau(タブロー)」で、AIの活用を進めましょう。
