SAP 認定の取得でエンタープライズ向け投資を継続する Tableau

Tableau が SAP HANA との統合で SAP 認定を取得

このたび Tableau が、Tableau Desktop、Server、Online、Prep と SAP HANA の統合で、公式の SAP 認定 (HANA-BI-SQL 2.0) を取得したことをお知らせします。認定取得のためのプロセスは広範囲に及び、多くの共同作業を必要とします。Tableau と SAP の製品チームとエンジニアリングチームは、両社共通のお客様をサポートするために両社製品がどのように連携するのかについて最善の理解が得られるよう、緊密に協業しました。これまでも Tableau は SAP に大きく力を注ぎ続けており、お客様が Tableau と SAP HANA を組み合わせてデータを迅速に分析できるように支援してきました。Tableau が SAP HANA を初めてサポートしたのは、8 年近く前にリリースされた Tableau 7.09 です。それ以来、お客様からのフィードバックを基に、コネクタに以下を始めとした、さまざまな改良を加えてきました。

  • SAP HANA のレベル設定された階層を Tableau 2019.4 でサポートしました。
  • Tableau Prep から SAP HANA に直接接続できるようになりました。これは、Tableau コミュニティから要望が特に多かった機能のひとつです。
  • OData コネクタが強化され、S/4HANA ABAP CDS View からデータを直接抽出する機能がサポートされました。Tableau 2020.2 でリリースされています。
  • Tableau の SAP HANA コネクタが強化され、表関数 (表を返すストアドプロシージャ) に接続できるようになります。 Tableau 2020.3 でリリース予定です。

また、今回の新しい認定の取得で示されているように、Tableau を利用して SAP HANA 環境にアクセスし、同環境を最大限に活用しているエンタープライズユーザーの皆様に対して、Tableau は今後も支援を続けてまいります。



認定によりお客様が得られるメリット

Tableau は、業界をリードするソリューションとの強力かつスムーズな統合により、お客様が所有するあらゆるデータに簡単かつ確実にアクセスできるようにすることを極めて重視しています。Tableau と SAP 両社共通のお客様は、これによって以下のようなメリットを得られます。

  • 事前テスト済みの統合環境が、可能な限り高速かつ効率的に稼働していることに確信を持てる
  • ソリューションの導入時やアップグレード時のサービス中断やコストを最小限に抑えられる
  • SAP から、より統合されたサービスとサポートを得られる
  • SAP ランタイムライセンスを所有するお客様は、コンプライアンスを確保し、安心感を得られる

S/4HANA への移行に備えた準備

S/4HANA は、SAP HANA 専用に設計された、SAP の次世代インテリジェント ERP ビジネススイートです。この
SAP の発表 (英語) によると、SAP Business Suite のメインストリームメンテナンスが 2027 年末に終了されることが決定しており、それに伴って多数のユーザーがすでに S/4HANA への移行を始めています。SAP で Tableau をご利用中のお客様には、Tableau では、先を見越したアプローチを取ることで、Tableau の統合が最新の状況に対応できるようにしていることをお知らせします。他の移行プロセスと同様に、重要なのは早期に計画と実装を始めることです。Tableau はお客様を支援するために、今回の SAP 認定でまさにそれを行っています。S/4HANA については、Tableau との統合時に知っておくべきベストプラクティスと考慮事項があります。S/4HANA の重要な機能は、トランザクションと分析を同じデータベースでサポートできることです。しかしながら、分析とトランザクションの両方をサポートする機能にはコストがかかります。そのため SAP は、ファクト重視のプロセス処理のサポートと、トランザクション内の埋め込みの意思決定のサポートにのみ、埋め込み分析を使用することを推奨しています。つまり、S/4HANA で分析処理を直接行うことは、トランザクションワークフローをサポートする場合のみにするべきです。Tableau と S/4HANA を分析のために最適化する方法に関して、最善の準備と知識を学ぶための支援として、Tableau は先ごろ新しいホワイトペーパーをリリースしました。内容は以下の通りです。

  • BW/4HANA エンタープライズデータウェアハウスを S/4HANA に統合し、Tableau の HANA コネクタを使用して SAP HANA の計算ビューを使用する
  • 別の HANA データベースにデータをレプリケーションして対象の運用レポート要件に対応する
  • Tableau Hyper 抽出を作成して SAP からの運用データを分析する (以下の画像を参照)
  • サードパーティーのデータベースシステム (Snowflake、Amazon Redshift、Google BigQuery など) を活用する
  • その他の考慮事項 (ライセンスを含む)



ユーザーは、OData コネクタを使って S/4HANA ABAP CDS View に接続し、Tableau Hyper 抽出を作成することができます。これにより、抽出作成とクエリ実行で高速なパフォーマンスを得られます。

詳しくは、Tableau のホワイトペーパー『
Tableau と S/4HANA による分析 』をご覧ください。

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