Tableau 10.1
データ
新しいコネクタとデータ準備機能の向上により、気になるデータをより高速により多く分析できます。
JSON
JSON のローカルデータを Tableau で 直接分析できます。行政データ、Web API で得たデータ、他の一般的な JSON データソースに、数回のクリックで Tableau から接続できるようになります。
ユニオンの改良
ワイルドカードのユニオンで時間を節約できます。1 つのディレクトリ内にある特定の条件に合った全ファイル、または Excel ワークブック内の全シートのユニオンができます。数回のクリックで、複数の Google スプレッドシートのワークブックをユニオンすることもできます。
Marketo
新しい Marketo コネクタを使うことで、Marketo データを直接 Tableau で表示できます。このパワフルな新しいコネクタについては、こちらをご覧ください。
SAP BW のキューブ検索
検索ボックスが追加されました。見間違えそうな似た名前の表があっても、探している表を簡単に検索できます。
SAP HANA の既定スキーマ
Tableau が自動的に SYS_BIC スキーマを選択し、もっと手早く分析を始められるようになります。また、必要に応じて別のスキーマを指定することもできます。
SAP HANA の計算パラメーター
より速く SAP データを分析できます。実行時に SQL を評価する計算パラメーターを使うと、関連性がより高い既定値を得られます。
パラメーター
AWS EMR、MapR、Hive、Spark、HP Vertica など、初期 SQL をサポートしており、パラメーターを活用できるソースの数が増えます。
Google BigQuery に対する改良
Google BigQuery への接続時に、詳細レベル計算が使用できるようになりました。また、カスタム SQL の検証がさらに高速になりました。
SSL のサポート拡大
Netezza と Teradata で SSL がサポートされます。
エンタープライズ
ガバナンスと拡張性を支える機能がさらに充実し、企業環境へのスケーラブルな導入が可能です。
条件付きサブスクリプション
変化するビジネス環境に適切に対応できます。自分の Viz にデータが現れる、最新情報をメールで受け取るように設定できます。ワークフローに新しいタスクがある場合や特定の条件に合うデータがある場合に、最新のデータ情報を Tableau がメールで送信します。条件付きサブスクリプション機能を使った、しきい値アラートの簡単な設定方法はこちらからご覧ください。
モバイルアプリのブートストラップ
オープンソースアプリのサンプルとドキュメントを使用すると、Tableau の Viz をモバイルアプリに埋め込めます。Cordova フレームワークを使ったオープンソースアプリのサンプルや、Tableau プラットフォームを利用したいと考えているモバイル開発者向けの詳しい関連資料をご覧ください。
Server API の改良
クライアントライブラリを使用すれば、手作業で大量のコードを記述する必要はなく、時間を節約できます。Tableau REST API の完全なクライアントライブラリとなる Server API がGitHub にポストされているので、コードにフルアクセスし、必要に応じてプルリクエストを送信できます。
Web データコネクタの改良
WDC が改良され、より短時間で使いやすいコネクタを作成できるようになります。エンドユーザー向けに予め結合を定義することもできます。また、長時間の処理では、新しい API でエンドユーザーに進捗状況を報告できます。
REST API の改良
フィルタリングと並べ替えの機能が追加され、より柔軟で強力なクエリを実行できるようになりました。新しく追加された Server Info を使って、サーバーで実行されている Tableau のバージョンや、REST API の最新バージョンについての情報を得ることができます。
ドキュメント API の改良
(TWB や TDS に加えて) TWBX と TDSX に対し、プログラムでフィールド情報の変更を行えます。
Tableau Server の自動インストール
サーバー管理者は、プロセスの全ステップで操作を行わなくても、Tableau Server のインストールやアップグレードを行えます。それぞれのインストール環境に固有の構成、ライセンス発行、登録情報を、スクリプトを使ってシンプルに設定できます。また、導入管理を行う Chef や Puppet といった、企業向けソフトウェア管理ツールに統合することも可能です。
AWS の導入も簡単に行えるようになります。EC2 インスタンスの導入を自動化し、用意されている AWS CloudFormation テンプレートを使って、単一ノードの Tableau Server をインストールできるので、すぐに使い始められます。
プロファイル写真
Active Directory からのプロファイル写真のインポートや、ユーザーによるプロファイル写真の作成を許可することで、Tableau をパーソナライズできます。
Web でできることがいっそう多彩に
Web 作成機能が向上し、時間や場所を問わず、すべてのユーザーが Tableau をより簡単に使用できるようになります。
Web 作成
Web 作成機能がさらに向上します。リファレンスラインやリファレンスバンドの編集、ヘッダーの表示/非表示が簡単に行えます。
Web でのデバイスレイアウト
Viz がモバイルデバイス上でどのように見えるかを確認しましょう。Web でのデバイスレイアウトの作成時に「読み取り専用」のプレビューを確認できます。
フルスクリーン Viz
Viz をより印象的に見せることができます。埋め込みかどうかにかかわらず、Viz をフルスクリーンモードで表示できるようになります。
ビジュアル分析
より安定したビジュアル分析機能と新しいマップデータを使って、求めている答えを得られます。
連続日付フィールドのドリルアップ
Tableau Desktop の連続フィールドをドリルアップする機能により、データ階層を簡単に調べられます。
空港コード
IATA および ICAO のコードを認識し、空港のマッピングがさらに容易になります。また、オランダの第 2 レベルの行政区域も簡単にマッピングできるようになります。
マップデータ
地理的データがいっそう理解しやすくなります。タイと南アフリカの郵便番号が追加されるほか、米国、ドイツ、フランス、スペイン、ベルギー、オランダ、スイス、デンマーク、イタリア、チェコ共和国、スロバキア、トルコの郵便番号が更新されます。また、米国の下院選挙区も更新されました。