シンガポール学生データビジュアライゼーションコンテストの優勝者は...

シンガポールで 150 名以上の学生が集結し、優勝とその栄誉を目指してデータビジュアライゼーションの熾烈な競争を繰り広げました。勝利を手にするには、Tableau で最高のデータストーリーを語らなければなりません。ただし、ここでネックとなったことが 1 つありました。どのチームも Tableau を使ったことがなかったのです。 しかし、シンガポールの情報通信大会である National Infocomm Competition (NIC) で行われた競技の 1 つ、データ分析コンペティションに参加した中高校生たちにとって、そんなことは問題になりませんでした。|Infocomm Media Development Authority (IMDA) と Tableau が合同で開催したこのイベントは、興奮とともに幕を閉じました。

シンガポールで 150 名以上の学生が集結し、優勝とその栄誉を目指してデータビジュアライゼーションの熾烈な競争を繰り広げました。勝利を手にするには、Tableau で最高のデータストーリーを語らなければなりません。ただし、ここでネックとなったことが 1 つありました。どのチームも Tableau を使ったことがなかったのです。

しかし、シンガポールの情報通信大会である National Infocomm Competition (NIC) で行われた競技の 1 つ、データ分析コンペティションに参加した中高校生たちにとって、そんなことは問題になりませんでした。Infocomm Media Development Authority (IMDA) と Tableau が合同で開催したこのイベントは、興奮とともに幕を閉じました。

始まりは 6 月にさかのぼり、学生たちは 3 人一組となって最高の Viz の作成に向けて着手しました。Tableau による 2 回の実習型ワークショップを受けると、各チームは一斉にスタートを切りました。それぞれにデータセットを選択し、ドラッグ & ドロップを繰り返して、データに隠された情報を見つけ出すために作業を進めてきました。

「学生たちは創造力と好奇心に溢れていました。失敗を恐れないのです」と、ワークショップセッションの 1 つを担当した Tableau の KJ Kim は言います。「Tableau では正解や不正解はなく、これで質問の答えが得られるかどうかが問題なのだということを学生たちは本当にわかっているようでした」

一回戦では 50 件以上の Viz が寄せられ、中学生部門、高校生部門でそれぞれ上位 5 位までのチームに絞り込まれました。この上位 10 チームが本戦、すなわち栄誉ある決勝戦へと進みました。栄冠をつかみ取るのは誰なのか。プレッシャーの中での戦いでした。

イベントには 1 万人を超える観客が集まり、Tableau エキスパートと IMDA 代表の 4 名の審査員が注意深く Viz を検討する様子を見守りました。審査基準は大きく 3 つに分けられ、全体的な実用性と妥当性、データストーリーの強さ、そしてダッシュボードのデザインが評価されました。目の覚めるようなすばらしい Viz が並び、審査員たちは難しい選択を迫られました。

「大人の作品かと思うようなレベルのものもありました」とは、審査員を務めた Tableau の Jonah Kim の言葉です。

白熱の競争でしたが、勝利を手にできたのはそれぞれの部門で 1 組だけです。他の作品を抑えて勝ち抜いた 2 つの Viz をご紹介しましょう。

中学生部門: Team Definitely Happenstance

Dunman High School の Team Definitely Happenstance が、ノーベル賞に関する Viz で中学生部門の優勝を収めました。このチームは、その国のさまざまな経済的要因が、ノーベル賞を受賞できる可能性にどのような影響を及ぼすかを視覚化しました。ストーリーポイントを使うことで、発見したそれぞれのポイントがわかりやすく提示され、シンガポールがノーベル賞を受賞できる可能性の予測で締め括られています。

「はじめにテーマだけを決めて、背景情報をいろいろと調査しましたが、大変なのはそこまででした。Viz を作る過程で、(いくつかの国でメダルの獲得数が多くなっている理由の) 傾向が見えてくるようになりました」と Chen Yiyang さんは言います。

データ Viz の大会で優勝して、何がしたいですか? 「最初に写真が撮りたいです!」と答えてくれたのは、Dai Tianle さんでした。

その次は、この栄冠を防衛すること。すでにこのチームは来年の大会にも参加して、より大きなデータを使って、今回は見つけられなかった教育のデータを掘り下げたいと心に決めています。

高校生部門: Team Vision

NUS High の Team Vision がシンガポールの慈善事業に関する Viz で高校生部門の優勝を決めました。この Viz は、最近の寄付やボランティアの傾向を示すストーリーになっており、シンガポールと世界の他の国々の違いがわかります (幸福度にまで言及しています)。

チームのメンバーである Choo Yi Kai さんは、「好奇心の赴くままに調査を進め、最終的に一番面白くて説得力のあるインサイトを選んで Viz で表現しました」と言います。

Tableau のシンガポールオフィスを訪問する機会を得たチームは、Tableau のコンサルタントから Viz に関するフィードバックを受け、ダッシュボード作成のヒントやコツを伝授されました。

受け取った 5,000 シンガポールドルもの賞金を何に使うつもりか聞かれると、チームのメンバーたちは、募金するつもりだと嬉しそうに答えてくれました。

優勝チームは表彰式でその栄誉が称えられました。歓声の中にカメラのシャッター音が響くすばらしい一日でした。

Team Definitely Happenstance

Team Vision

上位 10 位の他のチームも、Merits (功労賞)、Best Insights (ベストインサイト賞)、Most Liked (優良賞) など、さまざまな賞を獲得しました。

Team Halcyon (左) と Team Barbeque Sauce

Team The Little Red Dots

他の Viz もこちらでチェックできます。オリジナルの形、注釈、ロリポップチャートなどを使ったダッシュボードのギャラリーをご覧ください。