新機能
Tableau Server on Linux
10.5 から、Tableau Server が Linux で利用できるようになりました。詳細は、Tableau Server on Linux: ここから開始をご覧ください。
データアラート用にサーバーパフォーマンスを最適化
全体的なパフォーマンスを改善するため、Tableau Server はすべてのアラートに対するデータ条件を次回確認するときにのみ、失敗したデータアラートを再確認します。tabadmin set オプションの dataAlerts.retryFailedAlertsAfterCheckInterval を変更することで、失敗したデータアラートを 5 分ごとに確認するという以前の設定に戻すことができます。
プロジェクトのネスト
大きなエリア内にコンテンツのセグメントを作成したい場合、プロジェクトの階層が作成できるようになりました。たとえば、オペレーションなどの部門ごとにプロジェクトを作成するとします。トップレベルの各プロジェクトで、認証済みデータへの接続や進行中の共同作業など、どのように使用されるかに基づいてコンテンツを分けます。プロジェクトの階層におけるパーミッションの詳細については、「プロジェクトを使用したコンテンツへのアクセスの管理」をご覧ください。
プロジェクトはネストできるため、プロジェクトをクリックすると表示される既定のビューが変更されました。[プロジェクト] メニューをクリックすると、そのプロジェクトのワークブックではなくプロジェクトページが表示されます。プロジェクトページには、ネストされているプロジェクトがある場合、それらが表示されます。現在のプロジェクトのワークブックを表示するには、[ワークブック] メニューをクリックする必要があります。
Hyper を使用した Tableau データエンジン
Hyper は抽出およびクエリパフォーマンスを高速化し、スケーラビリティを向上するために最適化された、Tableau の新しいインメモリデータエンジンテクノロジーです。大きなデータセットの分析と抽出の作成がより素早くできるようになりました。詳細については、「Tableau Server の新しいデータエンジン」を参照してください。
抽出に新しい .hyper 形式が使用されます
バージョン 10.5 から、新しい抽出に新しい .hyper 形式が使用されます。この新しい形式の抽出は改善されたデータエンジンを活用します。新しいデータエンジンは以前のデータエンジンと同じ分析とクエリのパフォーマンスをサポートしますが、さらに大きな抽出を処理できます。同様に、バージョン 10.5 で .tde 形式の抽出に抽出タスクを実行すると、 .hyper 形式にアップグレードされます。詳細については、「.hyper 形式への抽出のアップグレード」を参照してください。
Web 作成
Web 作成や Web でのビューの操作に関連する新しい機能や改善点については、「Tableau の新機能」および「Web 作成機能と Tableau Desktop 機能の比較」を参照してください。Web 作成とビューの操作に関するトピックについては、「Web での Tableau の使用」を参照してください。