近日リリース
Tableau にまもなく加わる新機能をご覧ください
Tableau Cloud ご利用のお客様へ
Tableau Cloud のアップデートは、四半期ごとの製品リリース時に、全世界のインフラストラクチャで数週間かけて行われます。Tableau Cloud のお客様に新しいリリースをすぐご利用いただけるようにするために、まず Tableau が運営する Cloud インフラストラクチャのアップグレードが行われた後、オンプレミス製品 (Desktop や Server など) がリリースされます。
そのため Tableau Cloud ご利用のお客様は、このページで「近日リリース」とされている新機能も、すでにサイトでご利用いただける可能性があります。四半期ごとの Tableau Cloud リリースの詳細については、「Tableau Cloud のシステムメンテナンス」のページをご覧ください。
さらに、Tableau では、既存のサイトの管理者と新しい Tableau Cloud サイトのすべての役割に対し、多要素認証が有効になります。詳細については、 MFA のヘルプ と 適用ロードマップを参照してください。

データストーリー
ユーザーが自信を持ってデータの利用や理解、データを使った意思疎通を行えるように支援しましょう。データストーリーは分析や作成、インサイトの伝達を自動化するうえ、隅々までカスタマイズが可能なため、ユーザーに合わせたストーリーにすることができます。ストーリーに含める分析を決められるほか、信頼区間の変更、フィールド名の変更、プラスやマイナスの変化を色で示すことなどが可能です。

自動保存
作業内容が失われることはありません。自動保存機能により、パブリッシュする前の下書き段階の既存ワークブックを編集できるため、加えた変更が失われることも、完成前に誤って他のワークブックユーザーと共有してしまうこともありません。

Tableau Desktop 内の Exchange
Tableau Exchange の信頼できるプロダクトを、Tableau からより簡単に直接利用できるようになりました。Tableau Exchange にあるダッシュボードの拡張機能や Tableau アクセラレーターは、核となる作成環境に組み込まれて Tableau Desktop から直接アクセスすることができます。

メトリクスの機能強化
メトリクスを作成して、ダッシュボードを開かずに重要なデータポイントを追跡できるほか、メトリクスにはいつでも変更を加えられます。既存のメトリクスに戻って編集し、経時的な比較の期間、メトリクスが使用する日付範囲、ステータスインジケーターを変更できるようになりました。また、設定を変更せずに、メトリクスを分析しながら別の日付範囲を動的に調べることもできます。

クイック検索の強化
関連性の高いコンテンツに迅速かつインテリジェントに移動再構築されたクイック検索には、新しい提案コンテンツアルゴリズム、合理化されたデザイン、過去の検索が含まれています。クリックするだけで、時間を節約し、インサイトを得るまでの時間を短縮できます。

Prep のワイルドカードユニオンの機能強化
ディレクトリから一部のファイルを選択できるようにする、一連の新しい属性が Tableau Prep に追加されました。ファイル名、作成日時、最終更新日時、最終アクセス日時、サイズといった属性を設定できます。

Prep の列並べ替え機能の強化
Tableau Prep で非常に大きな表を扱っている場合、プロファイルペインで各列を手作業でドラッグ & ドロップする代わりに、フィールドのリストビューでデータ列をドラッグ & ドロップして並べ替えられるようになりました。変更された列の順序は、フロー全体でもフロー実行後の最終的な出力でも維持されます。

埋め込み Web 作成
埋め込み API v3.2 では、Tableau が持つ最高水準の作成環境を任意のアプリケーションに直接埋め込んで、ユーザーエクスペリエンスをカスタマイズできるようになりました。ユーザーはアプリケーションや Web ポータルから直接、ビジュアライゼーションの編集や新しいデータソースの追加ができます。これによってワークフローにおいて疑問に答えを出すこともデータドリブンに意思決定することもできます。
埋め込み API v3.2
埋め込み API v3.2 により開発者が JavaScript API v2 で利用できる機能が増えたほか、新機能も追加されました。
今回のアップデートで、埋め込み API に追加された機能は次の通りです。
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カスタムメニューの作成、メニュー項目の追加、ビューでユーザーに選択されたマークを渡す機能
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埋め込み Web 作成
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Tableau のイベントとフィルタリングのサポート強化
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Tableau のパラメーターとビューのエクスポートのサポート
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その他の新機能

新しい言語への対応: フランス語 (カナダ)
お使いの言語でデータを見て理解しましょう。Tableau がフランス語 (カナダ) に対応し、フランス語 (カナダ) 圏のユーザーにもより身近になりました。
OneDrive と SharePoint Online のコネクタ
OneDrive と SharePoint Online 用の新しいコネクタを使うと、OneDrive 上の共有ファイルにも SharePoint ドキュメントライブラリのファイルにも、Tableau から直接アクセスできます。
「フィルターの追加」ダッシュボードオブジェクト
新しいダッシュボード拡張機能の「フィルターの追加」を使うと、ダッシュボードのユーザーは個々のニーズに合わせてフィルターを追加し、ダッシュボードをカスタマイズできるようになります。必要なフィルターをダッシュボードに追加するよう元の作成者に依頼する必要はなくなり、データ探索をスピードアップできるほか、重要ではないフィルターでダッシュボードが雑然となるのを防げます。作成者がダッシュボードに「フィルターの追加」ダッシュボードオブジェクトを追加すると、ユーザーはこの新機能を使えるようになります。
「フィルターの追加」は、Tableau Exchange で拡張機能としてリリースされる予定です。
「データに聞く」機能の強化
「データに聞く」機能が、さらに多くの場面で利用できるようになりました。ダッシュボードで「データに聞く」機能が一層スムーズに追加できるようになり、Tableau Desktop でエンドツーエンドにサポートされます。また、ダッシュボード内で「データに聞く」機能をより柔軟に管理できます。アナリストが「データに聞く」機能の設定ツールバーを表示するかどうかを決められるため、ビジネスユーザーはビジュアライゼーションのピン留め、ワークブック形式でのパブリッシュ、他のユーザーとの共有が簡単に行えるようになります。

Tableau Catalog のレンズ対応
Tableau Catalog は、データアセットを完全に可視化することができます。今回、最新のコンテンツタイプの「データに聞く」レンズを表示、モニタリングできるようになりました。ダウンストリームのレンズを迅速に把握、利用し、データの系列を理解してデータ定義の変更が及ぼす影響を検討しましょう。また、メタデータ API の活用によりインサイトを掘り下げて、情報に基づく意思決定につなげられるほか、Tableau エコシステム全体でメタデータの可視化を図ることもできます。
分析のための各種ライン
Web 作成環境では、リファレンスラインや傾向線の書式設定機能が強化され続けています。今回は、リファレンスバンドの色と不透明度が設定できるようになりました。また、リファレンスラインのラベルが数値と日付のカスタム書式に対応したほか、ラベルの色や網掛けもカスタマイズできます。
枠線と境界線
Web 作成環境で、ヘッダー、ペイン、セルの表の枠線に対して、希望するスタイルや幅、色を設定できます。さらに、境界線のスタイルや幅、色の変更も、適切な境界線レベルの選択も可能です。
ストーリーで簡単に利用できる設定が拡充
Web 作成環境で、キャプションボックスのコンテキストメニューからボックスの高さを設定できるようになりました。

ワークブックオプティマイザーの強化
ダッシュボードのユーザーエクスペリエンスがさらに最適化できるようになります。ワークブックオプティマイザーに新たなベストプラクティスが組み込まれ、Tableau Cloud や Tableau Desktop でワークブックの動作を高速、スムーズにするために自動的に表示されるアドバイスが一段と増えました。
Tableau Mobile の新たな暗号化機能
ファイル保存のための新しい暗号化レイヤーが Tableau Mobile に追加され、一層セキュアになりました。ソフトウェアによる暗号化と OS による暗号化で、ファイルは二重に暗号化されます。

スタートページとコレクションへのオフラインアクセス
スタートページのビューやワークブック、メトリクス、そしてお気に入りのコレクションがローカルにキャッシュされるため、オフラインでも重要なデータにアクセスできるようになります。お気に入りの他のコンテンツと同様に、ビューはインタラクティブなプレビューとして保存され、スクロールやパン、ズーム、データのツールヒントの表示、マークのハイライトなどを行えます。オンラインになってから、Tableau Mobile で最新バージョンにシームレスに切り替えることもできます。
Tableau Cloud 用コネクテッドアプリケーション
Tableau Cloud のユーザーは外部 ID プロバイダーを利用して、アプリケーションと Tableau の間に信頼できる関係を確立することが可能です。これにより、エンドユーザーはフレーム内認証を行わずに埋め込み分析をシームレスに利用できるほか、アプリケーションではプログラムによって Tableau REST API にアクセスできるようになります。

仮想接続のリビジョン履歴
仮想接続でリビジョン履歴がサポートされました。Tableau Cloud で利用できるこの機能により、全コンテンツタイプで以前のリビジョンが自動的に保存され、リビジョンの表示や復元ができるようになります。

ポリシーテストのための表示/非表示ビジュアライゼーション
ポリシー作成時に、ポリシーが仮想接続に及ぼす影響をテストできます。ポリシーを列に適用した後に表示、非表示になる一意のデータ値をすぐに確かめられます。

ジョブパフォーマンスデータソース
サイトのスケジュールされたタスクで開始された、バックグラウンドジョブのイベントとランタイム情報を確認できます。
ダッシュボードアクセラレーターの強化
ダッシュボードアクセラレーターがさらに強化されました。常に高速なアクセスを実現するために、シート数の制限をニーズに応じて含めることができるほか、エラーの発生したアクセラレートされたビューを自動的に一時停止する機能も組み込まれました。

ブラウザのネイティブ印刷
ブラウザの印刷機能を使って Tableau ダッシュボードを印刷できます。 縦か横かを選べるほか、ニーズに合わせて拡大縮小も可能です。ネイティブ印刷機能は埋め込みのシナリオに特に向いているほか、ダッシュボードの拡張機能もレンダリングされます。
「データの説明を見る」機能の既定の設定
サーバーとサイトの管理者向けに新しい設定が追加され、特定のサーバーや Tableau Cloud サイトにあるすべてのワークブックで、「データの説明を見る」機能を既定でオンにすることができます。
Tableau Bridge の OAuth
Tableau Bridge で OAuth がサポートされ、セキュリティが強化されました。セキュアな認証プロセスとして OAuth を利用できるため、ログイン情報を使わない認証でデータセキュリティが強化されます。

tabcmd 2.0
tabcmd 2.0 は、Python をベースにしたオープンソースのコマンドラインユーティリティです。すでにある tabcmd の機能もサポートするために、Tableau Server クライアント (TSC) を利用しています。今回の新しいバージョンでは認証のための個人用アクセストークンがサポートされており、Tableau REST API の呼び出しによって、Tableau 開発者プラットフォーム全体で開発エクスペリエンスが統一されています。
メトリクスの REST API エンドポイント
メトリクスの REST API エンドポイントを利用すると、独自のアプリケーションやカスタム開発のプロダクトからメトリクスデータを取得できます。独自の環境内でメトリクスデータを自由に書式設定して表示できるほか、データベースにメトリクスデータをプルしてアクションをトリガーすることも可能です。
「データに聞く」レンズの API
全サイトのレンズ管理が簡単になりました。整備されたテスト済みのレンズをサイトからエクスポートし、別のサイトにインポートすることができます。1 つのサイトにも大規模に数百のサイトにもインポートできるほか、異なるサーバーにも可能です。またインポート時は、名前や接続されているデータソースなどの細部を変更できます。詳しくは REST API ヘルプをご覧ください。
REST API を利用した埋め込み許可リスト
REST API を利用して、どこに Tableau を埋め込めるかをサイトレベルで設定することができます。サイト管理者は、全ドメインでも特定のドメインでも埋め込みを許可できるほか、サイトのコンテンツの埋め込みを完全に禁止することも可能です。
検索 API
検索 API は、開発者やパートナーが Tableau コンテンツ全体を検索する機能を構築するための新しい強力な手段です。キーワードのあいまい一致、フィルター、複数の並べ替えオプション、改ページに対応しています。既定では検索結果が関連度順に並べ替えられ、開発者やパートナーは Tableau のランク付けアルゴリズムを利用できます。
スコープベースの REST API アクセス
コネクテッドアプリケーションで検証された JSON Web Token (JWT) により、外部のクライアントアプリケーションは、特定の OAuth アクセススコープを持つ認証済みユーザーセッションを確立することが可能です。有効なユーザーセッションによって、クライアントアプリケーションは、呼び出されたエンドポイントに必要なスコープがアクセストークンに含まれている限りユーザーに代わって REST API にアクセスできます。今回のリリースでは 70 以上の API が使用可能です。
Tableau のリリースについて