Tableau がお客様の成功事例から新たなデプロイメント手法を開発


IT 部門と ビジネス部門の役割を明確にしたエンタープライズ デプロイメントのベストプラクティス

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Tableau Software (NYSE: DATA) は本日、セルフサービス型や共同作業によるデータ分析を企業に広く浸透させる新たな手法 Tableau Drive を発表しました。 Drive は、セルフサービス型データ分析の採用率が高い企業で行われているベストプラクティスをもとに開発されました。

Drive は、IT 部門とビジネス部門の連携を中心に計画的かつ運用的な戦略を立案し、セルフサービス型データ分析への移行を円滑にします。 IT 部門は、セキュリティ、データガバナンスおよびプロビジョニングなどの基本的な機能の実現に重点を置いています。 ビジネスの成功者は、製品トレーニング、ヘルプデスク、改良、コラボレーションおよび文化を変革する多くの活動を支えています。 このような環境で、エンドユーザーは、単独または小規模のチームでデータ分析を行うのに必要な、ツール、トレーニング、コンテキスト、サポート、そして自信を手に入れます。

VMWare 社でのデプロイメントの成功は、Drive の開発を予告した多くの出来事のうちの1つでした。

VMWare 社、Business Intelligence Competency Community のマネージャー、Ginger Victor 氏は次のように述べます。「VMWare の従業員が Tableau を使ってデータを分析し、画期的なアイデアを見いだす環境を構築したいと考えていました。 これは、IT 部門とビジネス部門の密接な連携によって実現できました。ビジネス部門のユーザーでも必要なインフラ、ツール、サポートを活用できるようになったのです。 このようなよりアジャイルなアプローチを BI に対して行うことの恩恵は計り知れません。導入したレポートツールを使って、従業員は原始的な手法から脱出することができました。 この方法を使えば、数百のスプレッドシートを3つの主なダッシュボードに統合して、経営陣に見せることができます。」

Carlson Rezidor Hotel Group は、初期バージョンをベースにして、Drive を導入してきました。

Quorvus Collection、Radisson Blu®、Radisson®、Radisson Red、Park Plaza®、Park Inn® by Radisson および Country Inns & Suites by CarlsonSM などのブランドで旅行者には有名な Carlson Rezidor Hotel Group の Revenue Optimization Global Analytics マネージャーである Mat Hughes 氏は次のように述べています。 「Tableau Drive マニュアルは、当社の企業全体にまたがる開発のプロジェクト計画です。 当社は 2012 年に Tableau Desktop の利用を1ユーザーから始めました。今年中に 500 ユーザーに移行し、2015 年には 1,500 ユーザーになる予定です。 この手法は、当社での Tableau Desktop 利用を部門ベースのアプローチから真の意味で企業レベルのデプロイメントへと導きました。 Drive によって、優れたビジネス部門/IT センターが連携したセルフサービス型のアジャイルな文化に最適なフレームワークを構築することができました。 当社には現在、問題の特定および解決を数日ではなく数時間で行い、レポートの作成を数か月ではなく数週間で行う社員がいます。」

Drive の導入は、企業が自ら実施することができます。また、Tableau Professional Services あるいは Tableau パートナーのサポートを受けて導入することもできます。 Tableau では、Drive 導入の青写真として「How to Drive (Drive の使い方)」マニュアルと簡単に開始できるイントラネットをリリースしています。

Forrester 社の副社長兼主席アナリスト、Boris Evelson 氏が作成した 最近のレポートによれば、「ユーザー主導のエンタープライズ BI 戦略を開始する時期が来ています*。早く成功するには、すばやく失敗することを推奨します。 これには迅速なプロトタイプが必要です。迅速にプロトタイプを作成することにより、すばやく失敗し、他社にその失敗を知られる、あるいは多くの資源を無駄使いする前に、その失敗から学び、徐々に最終的な目標に向かっていきます。これにより、プロトタイプが当初想定していた安定した POC を得られるようになります。」

Tableau Drive の発表は、Tableau の新しい Vice President of Global Services (グローバル サービス担当副社長) である David Canelis 氏の入社直後に行われます。 Canelis 氏は、これまでのキャリアで製品価値の受容を加速し、価値を増大させるサービス提供の創出と提供に取り組んできました。 Tableau に入社する前は、ServiceSource、WebTrends、Serena Software および Oracle で働いてきた経験があり、また、Technology Association of Oregon (オレゴン州技術協会) の理事も務めています。

Canelis 氏は次のように述べています。「自分でデータを分析することが当たり前のことになります。 ほとんどのIT 部門では、セルフサービス型データ分析が優れたアプローチであると考えられていますが、IT部門はスケーラビリティ、セキュリティおよびガバナンスなどの重要な業務に注力するべきであるとも考えられています。 Drive の手法では、ビジネス部門と IT 部門の役割を明確にし、エンタープライズ規模のアジャイルなデプロイメントを可能にします。」

詳細については、http://www.tableausoftware.com/drive をご覧ください。

*Forrester Research, Inc., August 2014 “It’s Time For a User-Driven Enterprise BI Strategy” by Boris Evelson with Holger Kisker Ph.D., Martha Bennett, and Nasry Angel.

Tableau Software について Tableau Software (NYSE: DATA) は、データを可視化して、そして理解することができるように支援します。 Tableau を利用すれば、情報をすばやく分析、可視化し、共有することができます。 すでに 21,000 以上のお客様が Tableau を導入し、オフィスや外出先で簡単にデータ分析を行っています。 Tableau Public を利用してブログや Web サイトでデータ共有を行っているお客様も数万人にのぼります。 Tableau トライアル版 (無料) は、www.tableausoftware.com/trial からダウンロードできます。

Tableau および、Tableau Software は、Tableau Software, Inc. の商標です。その他の社名および製品名は各社の商標です。