Tableau Prep の新機能: ステップのグループ化、会計期間のカスタマイズなど

Tableau Prep Builder (2020.3.3) の 9 月のリリースです。今回のリリースでは、グループ化のステップからクラッシュ発生時のフローの自動復旧まで、複雑なデータ準備フローの作成と再利用の使用体験を改善するための複数の新機能を追加しました。詳細については、以下をお読みください。

よりモジュール化され再利用しやすいフローのためのステップのグループ化

データ準備はしばしば、複数のビジネスルールや目標のクリーニングなど複雑なフローの作成を伴うことがあります。こうした複雑なフローは多くのデータ形式の変換やクリーニング操作を含み、編集、共有、維持が困難になりがちです。これらの豊富な使用事例について Prep を簡単に拡張できるようにするため、ステップのグループ化を導入しました。複数のステップを一つのステップのように動作するグループにまとめることができるため、複数のフローでのコピーと再利用、大きなフロー内での移動が簡単になり、全体的なフローの理解に役立ちます。

会計期間のカスタマイズ

多くの企業で、会計年度は暦年 (1 月始まり) と一致していません。たとえば、Tableau の親会社 Salesforce の会計年度は 2 月開始で、データ処理ではこのビジネスルールを認識しておく必要があります。Prep の日付フィールドと集計機能をより有効に活用するために、Prep ユーザーは日付フィールドで会計年度の開始を任意の月に設定するできるようになりました。

増分更新のステップを保存して再利用

先頃、Tableau Prep に大規模なデータセットの増分処理をサポートする増分更新が導入されました。この機能はお客様によって導入されるため、一部のお客様は、複数のフローにわたってどれが新しいデータなのか識別するために、更新ロジックを複製する必要がありました。再利用性の観点から、Prep ユーザーはインプットとアウトプットのステップをローカルマシンに保存したり、保存されたステップとして Tableau Server にパブリッシュしたりできるようになりました。これにより、複数のフローに組織全体の増分処理を簡単に組み込めるようになりました。

ビギナーにも使いやすく改良された Prep Builder

お客様が Prep Builder を最大限に活用できるよう UI を一部改良し、新しいユーザーも簡単に使い始められるようにしました。改良点の一つは、フローにデータセットを追加すると、次のクリーニングステップを追加できる場所が Prep に表示されるようになったことです。提案されたステップをクリックするだけで、クリーニングステップがクリック 1 回で追加でき、データ準備の行程がスムーズになります。

ヘルプメニューからのスクリプトステップの構成

また、ヘルプメニューからスクリプトステップの分析拡張機能を設定する方法について、Tableau Desktop の操作性を調整しました。このため、古いバージョンの Prep Builder で作成されたスクリプトステップを含むフローは編集し、以下の UX を使用して再構成する必要があります。

ドラフトフローのファイル復元

保存し忘れたり、アプリが突然終了したりして、作業が無駄になってしまうとイライラが募るものです。Tableau Prep では、保存されていないフローでの作業の自動保存と、開いているフローのドラフトの定期的な保存ができるようになりました。アプリを再起動すると、ドラフトを読み込むよう案内が表示され、すばやく作業を復元することができます。

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