私たちが暮らすこの世界では、データの重要性が一段と増しつつあります。暮らしのあらゆる場所にデータが溢れる今、重要な情報を意思決定に活用することを求める声は高まる一方です。とりわけビジネスの日常業務でその傾向が顕著です。

埋め込み分析は、ユーザーが必要な時に必要な場所でインサイトが得られるように支援し、重要なデータを提供する優れた方法です。ソフトウェアプロバイダーでも、パートナーや顧客にサービス、情報を提供する組織でも、高度な分析機能をアプリケーション、ポータル、Web サイトに組み込むと、その価値を高めることができます。

しかし、効果的な埋め込み分析ソリューションは、単に美しいレポートのスナップショットを作成するだけのものではありません。埋め込み分析ソリューションで、優れたユーザーエクスペリエンスを実現するためのポイントをいくつかご紹介します。

1.適切なデータアクセスと機能により情報豊富なインサイトを手に入れる

セルフサービス分析ではインタラクティブな機能が鍵となります。ユーザーが、データを使って自分の質問に自分で答えを出すことができないのであければ、そもそも埋め込み分析機能を提供する必要はないのではないでしょうか。モダン分析では、IoT データや地理空間データなど、これまで分析が難しかったソースや膨大な量のデータを新たな視点から見ることができます。重要なデータに簡単に接続して提示することができる強力なソリューションを提供して、予測分析などの機能でより効果的な分析を行えるようにしましょう。

2.ワークフローを妨げない分析機能を提供する

ビジネスユーザーが業務に不可欠なデータを利用する際、複数のアプリケーションの間を行き来する必要があっては不便です。データは、iframe や API を使ってアプリケーション、ポータル、Web ページに直接取り込み、シングルサインオンで簡単にアクセスできるようにしましょう。また、値をフィルタリングして、ユーザーに合わせてデータを絞り込むこともできます。モバイルデバイスなどのハードウェアも含め、ユーザーがいつでもどこからでもデータを表示して操作できるようにすることも可能です。

3.ルック & フィールを統一して一貫したユーザーエクスペリエンスを実現する

極めて高度に統合された埋め込みソリューションは、ユーザーのワークフローをスムーズに保つだけではなく、一貫したブランディングも維持します。埋め込み分析ソリューションを購入する場合は、配色に留まらずさらにカスタマイズしましょう。スライダー、ボタンなどでカスタマイズを行って、ビジュアル分析による探索機能を、アプリケーションやサイトの機能に自然な形で追加してください。

4.継続的価値を追求するために革新的であり続ける

今日の優れた分析ソリューションを導入しても、将来にわたってその価値が保証されるわけではありません。変化していく顧客ニーズに対応し続けるには、価値のある改良を加えて迅速に市場投入を行える体制が必要です。そのためには、研究とリソースに大きな投資を行うという方法もありますが、信頼できるノウハウと世界中のユーザーから集められたフィードバックを基にしてイノベーションを起こしている、業界トップクラスの企業とパートナーシップを構築する方法もあります。

5.安定性とスケーラビリティを確保する

導入時の障害を最小限に抑えるために、導入先がオンプレミスでもクラウドでも、また実行環境が Windows でも Linux でも、埋め込みソリューションが自社のデータ戦略に沿っており、既存のテクノロジー投資を生かせることを確認してください。このポイントは、簡単に使い始めるためだけではなく、分析ソリューションの必要に応じた拡張により、ユーザーに対して適切なパフォーマンスを維持できるようにするためにも重要です。

6.市場投入期間とインパクトを与えるまでの時間の短縮を図る

ユーザーがデータについてすぐに質問できるようになる直感的な分析ソリューションで、習得にかかる時間を短縮しましょう。広く使われているトップクラスの分析ソリューションとの統合を選ぶと、開発や市場投入に必要な時間を短縮できるというメリットがあるばかりではなく、そのソリューションの機能にすでに精通しているエキスパートのノウハウを生かすこともできます。

数多くのメリットがある埋め込み分析

埋め込み分析ソリューションを活用すると、自社ソリューションがどのように利用され、ユーザーにとってどのデータが重要かを深く理解するためのデータを収集することができます。そして、そこから得られたインサイトを基にして、自社ソリューションの競争力と価値を高め続けるための意思決定が行えるようになります。

そのうえ、埋め込み分析をユーザーに提供している組織の多くが、ユーザーエンゲージメントの向上、ユーザー離れの低下、収益成長率の上昇も目の当たりにしています。しかし、データ利用とそれによる意思決定はさらに広がりを見せており、今日のビジネスチャンスは明日には当たり前のものになってしまうでしょう。データは、データがインパクトを与えられる場所で利用できるようにする必要があります。競合他社がまだ対応していなかったとしても、今後は確実にその方向に進むと考えるべきです。

アプリケーションや Web サイトで埋め込み分析機能の導入をご検討中の場合は、埋め込みソリューションの開発と購入を比較した Tableau のホワイトペーパーをご覧ください

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