Dave Story は仕事を始めてからずっと、あるアイデアを追い続けてきました。 それは、「コンピューターにより人間から最大の能力を引き出す」ということです。

Dave は特に、ビジュアルツールを使って人間の脳の働きを増強させることに関心を持っています。 このアイデアに魅せられた Dave は、Silicon Graphics (SGI) 社、Adobe 社、Lucasfilm 社など多くの企業を経て Tableau に入社しました。

「3 人に 2 人は視覚的に物事を考える、と言われています。 私は間違いなくその 1 人ですね」と Dave は話します。

Lucasfilm では「ツールを前代未聞の方法で使っていました」

Lucasfilm の CTO として勤務していた当時、Dave は多数の部門のすべてのテクノロジーを監督し、近日公開のスター・ウォーズ・エピソード 7、8、9 のプロジェクトの立ち上げも仕切っています。 ソフトウェアを使って美しいものを創り上げるアーティストたちと一緒に働いていました。

「アーティストたちはプログラマーも兼ねていました。 コンピューターサイエンスの学位を持っているか、プログラミングに携わった経歴がありました。 そこで、ツールを前代未聞の方法で使って、いつも新しい技法を考え出していました」と Dave は述べています。

たとえば、「モンスターミラー」がその一例です。 このアイデアは、アベンジャーズのモーションキャプチャを撮影していたときに思いつきました。

「一番の問題は、マーク・ラファロがハルク化するとき、非常に大きくて目立つ眉毛があるということでした。 強そうに見せるためにずっと頭を下げているのですが、ハルクになると、この眉毛のせいで目が見えなくなってしまうのです」。

そこでチームが思いついたのが、モンスターミラーのアイデアでした。俳優がハルクやティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズに変身した自分を見ることができるコンピュータースクリーンです。

Dave は、 映画 スター・ウォーズ・エピソード 4 が公開され、それを見に行ったときのことをまだ覚えています。この仕事は Dave のような映画ファンにはたまりません。

「会議室に座っていると、R2-D2 が通りかかって、ちょっとだけ近づいてきたかと思うと後退して、ピコピコと廊下に出て行くなんて、まるで映画の中にいるみたいですよ」と Dave は語ります。

Dave と R2-D2 のツーショット

「ミッションははっきりしています。 Tableau がモバイル業界のリーダーになることです」

2013 年にモバイル & 成長戦略のバイスプレジデントとして Tableau に入社した Dave は、視覚化したデータが持つ力をその数十年前にすでに目の当たりにしていました。 実は Dave は、90 年代にスキューバーダイビングでのダイバーの減圧症の発生率と寄与因子を視覚化し、著書を出版しています。 それまで、米国水中科学協会のどのメンバーも、減圧潜水の時間が長ければ長いほど減圧症のリスクが低下することに気づいていませんでした。

「1 枚の画像から非常に驚くべき事実を発見できたのです」 と Dave は当時を振り返ります。

Dave は現在、Tableau のモバイル戦略のリーダーとして、場所やデバイスに関係なく、お客様がデータを見て理解できるように真剣に支援しています。 この目標を達成するために、Dave は Tableau Mobile アプリの設計の見直しと Project Elastic の開発を監督しています。

「Tableau における私の製品ミッションは明確です。Tableau がモバイル業界のリーダーになることです。 これまでにも、データを使ったストーリーテリングの力を見てきました。 しかしまだ、お客様のデータに対して Tableau の真の力を発揮できているわけではありません」と Dave は話しています。

ここ数年、Dave はモバイルスペースについて考えており、いくつかのアプリを自分でも開発しました。 Lucasfilm のセットで作業していたクルーは、撮影したシーンのトラッキングに社内アプリを使っていたと言います。 タブレットが流行し始めた時期に Adobe にいた Dave は、Adobe Ideas というスケッチアプリの開発にも参画しています。 Realtor.com では、家を探している人が実際に現地で使えるモバイル戦略を導入しました。

「家を探している人たちは一にも二にも立地を考えるので、このモバイルアプリは理想的でした。 良いものができると、ユーザーは本当に喜んでくれました」と Dave は回想しています。

Realtor.com では、まったくモバイル戦略が整っていない状態から、3 年未満でユーザーの 75% がモバイル経由でアクセスするまでになりました。

愛犬のペニー、Dave の著書を抱えて

Dave が Tableau のオフィスでキッチンの引き出しにまで気を使う理由

モバイルのこと以外に彼がいつも考えているのは、成長戦略についてです。 このもう 1 つの自分の役割について Dave は、「どんなに急速に成長しても、コラボレーションを大切にする社風を Tableau が失わないこと」が重要だと考えています。

「単に人を雇って組織を大きくするのも良いですが、これは Tableau が目指すものではありません。 簡単に説明すれば、社員が 1,500 人の規模になっても、社員が 250 人、さらにそれ以前の 25 人しかいなかった頃より働きやすい場所にしたいと思っています」と Dave は話します。

しかし、これは簡単なことではありません。ダンバー数の考えによれば、ヒトの脳が維持できる親密な社会関係の数はたった 150 だからです。 Dave が細部にまで目を向けるのはこのためです。 成長が速いからこそ、細部までこだわりコラボレーションを促進しなければならない、と Dave は述べています。 実際、Dave は Tableau オフィスのキッチンにある引き出しにまで頭を悩ませているのです。

「カリフォルニアのパロアルトにあるオフィスのキッチンは細長い形状でした。すれ違うとぎりぎりなので、コーヒーのミルクとスプーンを取るにも大変です。 それで、『ちょっと、キッチンから出てってくれないか、邪魔で冷蔵庫まで行けないから』といった具合になります」

「社員が 1,500 人の規模になっても、社員が 250 人、さらにそれ以前の 25 人しかいなかった頃より働きやすい場所にしたいと思っています」

そこで Dave は、アイランド型キッチンの引き出しの向きを反対にして、冷蔵庫のない方に開くようにしました。 結果について Dave は、こう話しています。 「今では、キッチンに人が集まるようになりました。 お互いにすぐにいらいらしたりしません。 引き出しの向きなんて小さなことですが、それだけでスタッフ同士の雰囲気が変わったと思います」

Dave は、Tableau のすべてのオフィスで同じ原理を導入しています。 たとえば、会議室についてもそうです。 備品が適切であれば、会話が促されます。 AV テクノロジーが整っていれば、集まってから 60 秒以内に会議を始められます。 ビデオカメラを適切に設置すれば、アイコンタクトが多くなります。 (今回のビデオ対談でも、Dave はビデオカメラを左右に振って、著者が使っている会議室がきちんと整っているかどうかを確認しました。)

Tableau のようにオフィスが分散している企業では、実際に顔を合わせる機会が少なく、良好なコラボレーションを維持するのが難しい、と Dave は言います。 しかし、細部までこだわり適切なテクノロジーを活用すればコラボレーションを大切にする社風を築くことができます。そして、そういう社風が創造性を発揮するには不可欠なのです。

「Tableau のスタッフは皆、すべてのものがうまく機能し調和した環境でチームとして働き、すばらしいチームメートに支えられて、驚くほどの生産性を体感してきました。 私にとって、Tableau がさらに強化しようとしている社風の本質はこれなのです。 Tableau のソフトウェアがそうであるように、どんなディテールも偶然任せにはしません」とDave は話しています。

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