Tableau Online で小から大を生み出す United Way of the Bay Area



非営利団体 United Way of the Bay Area で評価・インサイト担当ディレクターを務める India Swearingen 氏が、同団体が Tableau Online を使って、限られたスタッフ、時間、リソースをどのように最大限に活用しているかについて語ります。

少ない経費で多くのインサイトを

Tableau: United Way はどのようなミッションを担っているのですか?
India Swearingen 氏、評価・インサイト担当ディレクター: それぞれの United Way で運営の形が若干異なっていますが、どの支所のミッションも、人々の貧困を緩和するよう努めるという点で軌を一にしています。具体的に United Way of the Bay Area では、ベイエリアにおける貧困を 2020 年までに半減させることをミッションに掲げています。

Tableau: 意欲的な目標ですね。どのようなリソースを使っているのですか?
Swearingen 氏: 私たちは限られた資金で活動し、多種多様なデータシステムを利用していますが、データに関してはいろいろな課題を抱えています。私達の団体にTableau を導入することはとても価値のあることでした。

Tableau: それはなぜですか?
Swearingen 氏: Tableau のおかげで、ずっと使い続けられるダッシュボードを作ることができ、時間の節約につながったからです。ですから今では、グラフを作成したり毎年行う調査を行うときに、フレームワークがすでにあり、ダッシュボードがありますから、ただデータを流し込むだけで済みます。

Tableau: つまり、同じダッシュボードを毎年使えるということですね?
Swearingen 氏: プログラムのダッシュボードで、ふさわしい形式と使いたいビジュアルを決めた後は、毎回そこに次会計年度のデータを接続したりアップロードしたりするだけです。

最初は立ち上げと適切なビジュアルの決定に少し時間がかかりますが、長期にわたって利用できるツールですから、最終的には結局、時間を大きく節約できます。ダッシュボードは毎回使い続けられるものなので、長い目で見れば時間を大きく節約できるのです。

Tableau: Tableau の導入前は、どのようにデータを管理していたのですか?
Swearingen 氏: ここは、Tableau を導入する前からかなりデータドリブンな団体でした。団体スタッフはデータを重視しており、意思決定の材料としてデータを使いたいと強く思っていたのです。Tableau のおかげで、情報をより手早く取り出し、以前は利用しなかった多くの異なるデータソースに接続できるようになりました。情報を結び付けて、実際にストーリーを語ることができるようになったことが Tableau 導入の成果です。

Tableau: 結局のところ、なぜ Tableau を選んだのですか?
Swearingen 氏: 非営利団体として私たちが Tableau Online の導入を決めたのは、おそらく多くの非営利団体が関心を持つ理由と同じでしょうが、スタッフもリソースも限られた中で活動しているからです。ですから、自前のサーバーでホスティングする必要がないという機能はありがたく、スタッフをもっと雇ってサーバーのホスティングに時間を割いたり経費をもっとかけたりしなくても、先ほど言ったようなことを行えるだけの余裕ができました。つまり、どこか別の場所でホスティングさせるだけで、費やした量をはるかに越える時間とリソースが返ってきたと言えます。

今では、誰かのデスクに置きっぱなしになっている退屈なレポートではなく、スタッフが Tableau Public でアクセスでき、必要なときはいつでも、コンピューターがあればどこからでも使えるツールになりました。

「大きな価値」を持つデータの共有とデータ品質の向上

Tableau: データはどこから得ていますか?
Swearingen 氏: United Way では非常に多くの情報源からデータを集めており、意思決定の材料として使える可能性がある情報の量も膨大です。

私たちのプログラムから得るデータ、全支所による全体的な啓発運動から得るデータ、そして私たちの取り組みや、人々が私たちとどのように、何において関わっているのかについてのデータがあります。

Tableau: Tableau を通してデータを見始めたとき、どのようなことが起こりましたか?
Swearingen 氏: Tableau とその利用には優れた点がたくさんありますが、その 1 つとして、データを Tableau に流し込んだ際に以前の報告時と一致していないデータがあると、それがわかるということが挙げられます。以前、Tableau でたまたまデータ品質上の問題が判明し、それについて話し合って、データの収集や入力の方法を改め、別のデータソースを接続することができました。

たとえば、私たちのあるプログラムで、開始以来の過去 1 年間のデータが見られないことがありました。

非常に多くの異なるソースから得ているデータをすべて 1 か所にまとめる作業には、とても長い時間がかかりました。大量のクリーニング作業もありましたから。ですが、そのデータを Tableau に接続すると、「あなたの数値データはこのように見えます。正しく見えていますか? 見えていないならその原因は? では、残りのデータがどこにあるのか、どのようなクリーニングを行う必要があるのか、その結果についてどのように話し合っているのか、内容の評価方法についてどのように話し合っているのかをはっきりさせましょう」と提示することができました。

この団体で私が担当したどのプロジェクトでも、Tableau のおかげで、データの裏側に潜む何らかの問題が明らかになりました。それに取り組み、クリーニングを行って、分析にふさわしい形にするのには少し時間がかかりました。

Tableau: 団体内の他のスタッフは、Tableau によって、あなたが作ったレポートに簡単にアクセスできるようになりましたか?
Swearingen 氏: 情報を団体全体で共有できることから得られる価値はとても大きなものです。

今では、誰かのデスクに置きっぱなしになっている退屈なレポートではなく、スタッフが Tableau Public でアクセスでき、必要なときはいつでも、コンピューターがあればどこからでも使えるツールになりました。

スタッフは、はるかにもっと活用するようになるでしょう。インタラクティブな楽しく使える形でデータを利用できるのですから。

Tableau: Tableau の実際の活用例を挙げていただけますか?
Swearingen 氏: 2005 年から毎年行っている、非営利団体の世論調査という具体的な例を挙げます。この調査は、私たちの非営利団体がコミュニティの中で挙げている成果を、ベイエリアの他の非営利団体と比較して評価するためのものです。

従来は、この調査を行ってレポートを作成し、回答者や希望者にその変哲もないレポートを送るというような感じでした。それが初めて、Tableau のストーリーポイントを使って、ライブで公開するという形を取れたのです。見る人にレポートを理解してもらえるように、普段レポートのあちこちにテキストで掲載していた質問もすべて載せました。今では、人々が希望するなら、自分でデータを実際に引き出し、フィルターを使い、データの別の側面から見ることができます。レポートをインタラクティブに操作できるのです。



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